平成20年1月定例教育委員会

開催日時

平成20年1月18日(金) 10時~11時30分

開催場所

鳥取県教育委員室

出席委員

  • 委員長 山田 修平
  • 委員 堀田 收
  • 委員 今出 コズエ
  • 委員 上山 弘子
  • 委員 若木 剛
  • 委員(教育長) 中永 廣樹 

議事

(1)議案

【議案第1号】 公開 ≪資料 PDF≫
鳥取県文化財保護審議会への諮問について

(2)報告事項

【報告事項ア】 公開  ≪資料 PDF≫
学校教育法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係教育委員会規則の整理等に関する規則の新設について

【報告事項イ】 公開  ≪資料 PDF≫
鳥取県教育審議会第2回・第3回学校運営分科会の概要について

【報告事項ウ】 公開  ≪資料 PDF≫
平成20年度県立特別支援学校児童生徒用教科用図書の採択の変更について

【報告事項エ】 非公開 
鳥取県立学校教職員の懲戒処分について

【報告事項オ】 非公開  
平成19年度末鳥取県立高等学校教職員人事異動公募制度における応募状況について

【報告事項カ】  公開 ≪資料 PDF≫
平成20年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(12月末現在)について

【報告事項キ】 公開  ≪資料 PDF≫
鳥取県家庭教育推進協力企業制度要綱の改正等について

【報告事項ク】 公開  ≪資料 PDF≫
社会教育施設等概況調査の結果について

【報告事項ケ】 公開  ≪資料 PDF≫
「不登校・引きこもりの青少年の自立を支える地域づくりフォーラム」の実施結果について

【報告事項コ】 公開  ≪資料 PDF≫
美術品の収集について

【報告事項サ】 公開 ≪資料 PDF≫
郷土作家展「書の宇宙・陶の大地 柴山抱海・山本浩彩」の開催について

【報告事項シ】 公開  ≪資料 PDF≫
新種の魚類化石の発見について

【報告事項ス】 公開  ≪資料 PDF≫
第63回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会鳥取県選手団について

※非公開の議案等につきましては、会議録は公開されません。

議事録

1.開会


(委員長)
 では、平成20年1月の定例教育委員会を始めます。よろしくお願いいたします。始めに、教育総務課長の方から日程説明をお願いします。

2.日程説明


 それでは、お手元の日程をご覧いただきたいと思います。本日の日程は教育長の一般報告及びそれに続きまして、議案が第1号鳥取県文化財保護審議会への諮問についての1件。報告事項がア 学校教育法の一部改正する法律等の施行に伴う関係教育委員会規則の整備等に関する規則の新設について他12件であります。以上であります。

(委員長)
一般報告を教育長の方からお願いいたします。

3.一般報告

 それでは、一般報告をさせていただきます。12月28日、県庁全体の仕事納め式がありまして、この中で、県庁で優れた取り組みをした部署とか個人を表彰する知事表彰という制度があります。その中に、教育委員会からは博物館が沖一峨展という優れた展覧会をしたということで表彰を受けました。非常に喜んでいます。

  それから、1月4日、年が明けましてから、仕事始め式がありました。県庁全体では知事から、今年は県民の安心と活力を大事にした県政を進めたいので頑張りましょうという話がありました。教員委員会の仕事始め式は、私から職員の皆さんに対して、ミッションとか誇りを持って、モチベーションを高めて事務局一丸となって仕事に当たってほしいということを申し上げました。 

 それから、1月6日、因州和紙の協同組合の書初め大会が布勢の県民体育館で行われました。委員もお見えになっていました。ここで表彰がありまして、県の教育長表彰を行いました。それから、来賓挨拶で、書道の素晴らしさ、意義についてお話させていただきました。

 1月8日、中部教育局と西部教育局の係長とか指導主事に集まってもらって学校教育全般について意見交換会をしました。学校にたくさん出ていらっしゃいますのでいろんな話が聞けました。教師の子ども達に対する教育への情熱が少し落ちているのではないかなという話がありました。そういうことも含めて教師が少し守りにまわっているんじゃないかなと。もう少し、いい意味で攻めの方にいかないといけないということがありました。その他いろんな話が聞けました。

 それから、1月10日、倉吉農業高校に祥雲寮という寮がございますが、ここの70人程の生徒達が話をしたいという依頼が学校からありましたので出かけていきました。夕食を一緒に食べて、その後、1時間半意見交換をして、新聞にも載せていただいたんですけれども、いろんな質問が出て楽しかったです。農業高校はどういう意味で大事なんですかとか、農業高校は学校再編でどうなるんですかというちょっと生々しい質問とか、ゆとり教育はどう思いますかとか、私は先生になろうとしているんですけれども、どういうことに心がけなければいけませんかとかいろんな質問が出まして、私は面白くとてもいい会だったなと思っています。

 それから、1月12日、冬季国体が今度、長野県で1月26日から2月1日まで行われますけれども、これのスケートとアイスホッケーの結団式が行われ激励の挨拶をしました。このスケートとアイスホッケーですけれども、鳥取県にスケートリンクが無いんですよね。ですから岡山県に行かれたり、島根県に行かれたりして練習をしながら出場権を獲得するということで頑張っておられました。

 それから、1月14日、西部地区の武道の愛好者の方が700人から800人ぐらい集まられて、稽古始め式をなされましたので、米子の県立武道館の方へ出かけていきまして挨拶をしました。柔道とか、剣道とか、弓道とか、長刀とか、少林寺拳法とか、いろんな団体の方が集まりました。鏡開き式もありました。

 それから、1月15日、学校訪問をしました。今、県立学校をすべて回ろうと思って訪問しています。智頭農林高校と八頭高校と鳥取工業高校とを回りました。授業を見させてもらって、先生方と話をしたり、生徒と話をしたり、校長先生と話をしたり、八頭高は、センター試験を受ける子が結構多いので、明日、明後日がセンター試験ですので、授業の方もそちらにシフトしてやっていました。

 後、ソウル便の利用ということで、年末から年始にかけて、県教育委員会事務局も利用促進のため、個人的な旅行で、私も両次長も行きましたし、全部で30人ぐらい行きました。また雪祭りで所長も行かれる予定です。そういう意味で一生懸命利用促進を図っています。私が行った12月の終わりのあたりは、中山小学校と大山西小学校の先生方も一緒に行って下さったので、先生方も意識してやって下さっているんだなとうれしく思いました。以上です。

(委員長)
 では、議題に入ります。本日の署名委員は、堀田委員と若木委員お願いします。では、議案第1号説明をお願いいたします。

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4.会議録


○議案第1号 鳥取県文化財保護審議会への諮問について(公開)

(文化課長)
 では、議案第1号、鳥取県文化財保護審議会への諮問についてでありますが、別紙のとおり、審議会に諮問案を提出したいと思います。別紙の2ページに写真をつけていますが、後でご覧いただけければ思います。2点であります。まず、1つは、無形民俗文化財の指定で、これは賀露神社の春季祭礼行事であります。毎年、4月28日・29日に行われる例祭でありますけれども、海上渡御を行う御幸行列、この大祭とそれから麒麟獅子の例祭が1年毎に行なわれます。海上渡御については、そこに写真をつけていますとおり、箱舟に行列全員が乗って海の上に出て、海の安全等を祈る。それから、もみ火の神事というのがありますが、これは、満20歳になる青年が祭りの後、集まって火おこしをする。この火で餅米をふかして餅を作るというような行事で、年齢階梯制とか、通過儀礼ということで、これを無形民俗文化財に指定いただきたいと思っております。
 2つ目は、天然記念物の指定解除でありますが、これは、境港市の渡町西東にあるゴヨウマツであります。そこの写真のとおり巨木でありまして、昭和45年に指定をいたしておりますけれども、昨年、マツクイムシの被害を受けまして、枯死したために指定の解除行ないたいと思っております。この2点であります。後、そこに参考と書いておりますけれども、これも無形文化財の指定解除と保持者の認定解除であります。これは、蒔絵の保持者である田中正輝さんが、昨年の11月に亡くなられましたことによりまして、ご本人の保持者認定は解除になりますし、併せて、他に後継者もいらっしゃらないため、自動的に蒔絵の指定も解除するということで、これについては、告示上取り扱うということになっています。

(委員長)
 いかがでしょうか。ご意見、ご質問ありましたらお願いします。よろしゅうございますか。では、原案の通り諮問の意見を認めたいと思います。では、以下報告事項に入りますが、順次お願いいたします。報告事項のア、お願いいたします。

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○報告事項ア 学校教育法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係教育委員会規則の整理等に関する規則の新設について(公開)

(教育総務課長)
 では、資料をご覧いただきたいと思います。報告事項ア、学校教育法等の一部を改正する法律等の施行に伴う関係教育委員会規則の整理等に関する規則の新設でありますが、そこにもありますように、教育長の臨時代理により決定し、公布、施行しておるところであります。
 一枚おめくりをいただきたいと思います。今回の規則の新設の理由及び概要に触れております。今回、学校教育法等が改正になり、政令により施行になりますので、その関係の教育委員会の規則の所要改正を行うというものであります。もう1点が、鳥取西高の定時制課程が廃止されたことに伴う所要改正を行うというものでございます。
 その概要でありますけれども、2のところをご覧いただきたいと思います。(1)これにつきましては、国の法律、それから、規則等を引用している部分の、教育委員会の規則を改正するもので、これは、国の法律、規則の方が、条項の改正の関係で、条ずれを起こしますので該当規則の改正を行うものであります。それから、2の部分につきましては、鳥取西高の定時制課程が平成18年度末で閉課程となっておりますので、それに関する記述を削除するものであります。それから、教育長の臨時代理で決定いたしまして、施行期日を平成19年12月26日としております。これにつきましては、学校教育法等の施行期日は、法の公布日から6月以内で政令で定める日というふうに定められておりまして、先般、政令で12月26日を施行日とすると定められました。併せて、省令等の改正もございまして、この日で施行するということで教育長の臨時代理で、決裁、決定をさせていただいたものであります。
 改正の概要につきましては、2ページ以降に新旧対照表をつけておりますので、ご覧いただければと思います。以上であります。

(委員長)
 ご質問ありますでしょうか。自動的なことで整理してありますが、よろしゅうございますか。じゃ、報告事項イをお願いいたします。

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○報告事項イ 鳥取県教育審議会第2回・第3回学校運営分科会の概要について(公開)

(小中学校課長)
 報告事項イは、鳥取県教育審議会の第2回、第3回の学校運営分科会の概要でございます。1ページをお願いいたします。第2回は11月7日に開催いたしました。この内容は、1つ目は、学校評価の取り組みについて、2つ目に、国における学校の第三者評価の実践研究について、3つ目に、県立学校における第三者評価の考え方についてでありました。この度の第2回には、国がやっています第三者評価の評価委員として大山町の山根氏を、そして、第三者評価の協力地域になっておりました三朝町教育委員会の松浦指導主事、この2人に特別に出席をしていただきました。5番の概要でございますが、まず、小中学校、それから高等学校、特別支援学校の学校評価の取組状況の説明をいたしました。それで、委員の意見をいただきました。それから、(2)でございますが、国における学校第三者評価の実践研究についてということで、先程の第三者評価委員の山根氏に説明を求めました。また、評価を受けた側の松浦指導主事にその概要の説明をいただきました。委員の方からは、マル2にありますように、例えば、第三者評価が多くのプロの目で見られて、学校現場の刺激となることを期待するというようなご意見をいただいたところであります。
 それから、2ページ目でございますが、県立学校における第三者評価の取り扱いについてでございます。説明の中で、第三者評価には自立改善型・設置者点検型・市場原理型の3つのタイプがあると。鳥取県としては、この中で自立改善型を基本として設置者点検型と市場原理型の長所も総合していくというような説明を受けました。マル2の委員の主な意見でございますが、人選に当たっては、教育関係と別の視点、観点を持った方に評価していただくことも緊張感があって良いんではないか。評価の仕方では、よく5段階が使われているんですけれども、4段階の評価の方が良いという考え方もあります。それから、評価のタイプですが、先程の自立改善型でいいと思うんだけれども、それぞれのメリット・デメリットを整理してほしいということ。それから、評価チームの方でも、やはりメリット・デメリットを整理してほしいということで、次回へ宿題が残りました。
 第3回でございますが、第3回は12月18日に開催いたしました。審議内容は、1つは県立学校における第三者評価について、これがメインでございます。それから、教員の研修についても意見が出ました。第3回では、前回課題となっておりました第三者評価のメリット・デメリットでございます。3ページにありますとおり説明をいたしました。そしてもう1つは、そこの点にも書いてありますが、第三者評価機関による鳥取県立学校の評価実施要領の試案についての概要も説明をいたしました。マル2で、委員の方からの主な意見でございますが、2つ目のところでは、評価者は1チームに3名置いた方が良いのではないかという意見がございました。それから、飛ばしまして4つ目では、公表する目的というのは、生徒をよくする、学校をよくするということになるので、そのために保護者をどう巻き込んでいくかということも考えていくことが大切だというようなご意見。さらに、下から2つ目ですが、3年に一度というのでは評価のスピード感が足りないのではないか、こういうようなご意見もございました。
 それから、(2)として、教員の研修について。教育センターでのライフステージに沿った研修体系とか、指導力が不足している教員の資質向上研修の説明を事務局の方でいたしました。委員の方からの主な意見といたしましては、例えば2つ目の教員として当たり前のことがきちんと出来ていくように。そういう面での見直しをしてほしいとか、1つ飛ばしまして、研修効果を何かの方法で測定していくという必要があるのではないか。その下には、先生に向いてない人を採用試験で、もっとフィルターにかけることはできないのだろうかというようなことがございました。学校の方では、学校に余裕のある教員配置がないという意見もありました。
 第4回は、今月の30日に予定をしております。ここで、県立学校における第三者評価の件と、それから、教員の採用、これは、教員の評価を議題として進めていこうというふうに考えております。さらに、20年度は、第5回、第6回を6月までに開催していきたいと思います。以上でございます。

(委員長)
 ご質問、ご意見ありますか。

(委員) 
 今の3ページの上から5行目のところなんですけれども、評価結果を県民に広く公表すること等を大切にすると書いてあるんですけれども、各学校の評価というのは、学校の改善に資するのが目的のすべてであるかなと思うんですけれども、広く県民に公表するということに、どんな意味があるんでしょうか。それが大事だというんですけれども、何故そんなことが大切なのか。私は、個人的には、そんなに広く県民に公表等する必要が無いのではないかと思うんですけれども。どういう思想なんでしょうか。

(高等学校課長)
 先程もありましたように、今、検討しておりますところで議論になっているのが、自己評価なり、現在やっております外部評価について、第3者の目から見て評価はどうなのかというようなところを真剣に評価していただくということで、これを県民に明らかにすることによって、学校の制度が客観的に評価をされるということで、より信頼度が高まるという具合に考えています。

(委員)
 これについてですけれども、公表の内容とか、方法はホームページ等々ありますけれども、そこのところが、非常に重要だなと。もちろんどこまでどのようにというのは、十分考えてやっていただけるとは思うんですけれども、例え、公表になったとしても。そこを十分に考えていないと、先程、教育長さんのお話にもありましたけれども、先生方が思い切ったことが出来ないとか、いろいろ締め付けを感じている教員も多い中で、本当に教員のためになり、そして子どものためになるかというところが、大切じゃないかと思います。

(委員長)
 大学でも当り前に第三者評価をやっていますし、福祉関係でもやっていますから。全面公表で。そういう意味では、1つは、おっしゃったように客観的なこと、1つは、利用するものの選択っていう時に大事だということで、自己完結ではなくて広い目から見る必要があるのではないかということです。はじめ抵抗があるんですけれども、そういうことまで踏み切らないと、本当の教育なり、福祉はできないということでかなり大きく公表をしています。

(教育長)
 第三者評価ですから、相当広く思い切って踏み込んで、本当に専門的な観点からいろんな問題点とか出してもらいますので、それを出来るだけ外に出して、今、委員長がおっしゃいましたけれども、学校だけで完結してしまわないようにするという点が、私は非常に大事だと思っております。ただ、やり方はさっき今出委員もおっしゃったように、やり方の問題なんか若干、配慮しておかないといけない部分はあるのかもしれないけども、ただ、第三者評価は思い切って専門家の立場で入ってきますので、今までの学校主体だけの評価だけでは収まらないですね。広さが出て来るのでなかなか難しい部分もあるにはあるけれども、配慮は大事なこともあるかなと思ったりはしますけど。

(委員長)
 例えば、先程5段階評価とか4段階とかありましたけれども、内容を見ていると記述方式が変わったりして、変に数字が出だすと、もうそれだけが1人歩きするんで、そうではなくて、こういうことがあるけどこうなんだよという記述方式に変わっているみたいですね。評価の過程を見るといろんな変遷があります。たぶんこれも、そういう時期を踏まえてくるだろうなと。それから、5段階とか4段階にしても、相対評価なのか絶対評価なのかという話が必ず出てくると思います。福祉なんか毎年やっているんですけれども、去年より、良くなっているのに評価が落ちている場合、それはなぜかというと求められるものが高くなっているからだという話で、そこら辺が、評価の実施の中で、たぶん変わってくるんだろうなと。ただ、今までほとんど学校現場が経験していなんで、やっぱりやりつつ、改善してという話になるのかなという気がしています。

(教育長) 
 評価っていう言葉が大きく入り込んできていますよね。教職員の評価の指定制度、管理職が教職員を評価していく部分ですね。あるいは、私どもが県立学校の校長を評価するとか。同じように今度は外部の方も含めて学校全体を評価していこうという大きな流れですよね。それで、学校の力が良い意味で高められていくということを狙わないといけないんでしょうけれども。少し思い切った形も必要かなという気がします。

(委員長)
 評価という言葉がよくないんだと思いますね。例えば、監査がありますね。それから、こういう第3者外部評価っていうときに、監査はある基準を満たしているかどうかを見る、評価は、さらに良くするためにチェックをするんだと、そういう捉え方ですね。僕は、学校っていう場合は、より良くしようという視点で見ていると思う。従って、そこの基準のあり方とか、規律の仕方が違ってくるんではないか。今は、最低限のチェックという、『監査』っていう形の『評価』なんですね。だから、もっと良くするためにこれをいろんな目で、意見を言っていただくという狙いになってくると思いますけれどもね。

(委員)
 私が申し上げたのは、そういうことを感じるから言ったわけでして。世間一般に公表されると、世間の人は、学校の評価が出た。どこの学校は、このレベルの評価だ、どこの学校の評価はこのレベルであると。比較するとどうなる、というふうに捉えやすいわけですね。今のような説明は誰でも聞いているわけじゃないですから。それで、特に評価の回数の問題も出てきているわけですけれども、5段階で出すか、記述で出すか、今、お話があったとおりですけれども。例えば、何年か前に一度評価が出て、その数字が何年間かはそのまま行くわけですね。だけども、その評価を基にして早い時期に改善をされていることもあり得るけれども、それは次の公表までは出ないわけでしょう。ですから、公表という手続きによっては結果だけが出るわけですね。その辺の世間にランク付けを出すということの印象が、どうしても強すぎて、もうちょっとうまい具合にいかないかなと思うんですけれども。ですから、例えば、記述であって、前回こうだったけれども、こんなふうに改善されて良くなったとか、こういうことがあと一歩、望ましいとか、そんなことがあると読むほうも学校に対する愛着とか応援してやろうという気持ちも湧いてくるけれども、つっけんどんに数字だけ出たりすると、その後、どうなっているのか。前後関係も良く分からないわけですね。やはり育てようという、改善してやろうという気持ちが伝わるような方法で公表するのであればして行く必要があると思います。

(委員長)
 福祉の場合はまさに、おっしゃったようなことをやっています。半年後に、再チェックをして改善をすぐ載せるようにしています。いつでもワムネットという日本全国の全てものが見られるネットがあって、そこでチェックできると。ですから、1回やっといて、改善されたらすぐそれを載せてくるっていうやり方でして。それから、次回の評価するときは、前回はどうなったかをまず見る。それをすぐ載せる。姿勢だと思います。

(委員)
 それはいいですね。

(委員長)
 やっぱり学校もそうしないといけない。そのためにやっているんです。

(教育長)
 瞬間だけ見るんじゃなくて、うまく改善されて良くなっているところを分かるように。そういうようなことですね。

(委員長)
 それを自分たちだけでやってると見えないので、いろんな人から言ってもらってという視点になっている。いろんな方にも努力してもらえるっていう、そういうことかなと思います。

(教育次長)
 委員の意見の中でも、3ページの中の方にありますけれども、3年に1回では、スピード感がないんじゃないかということがありましたけれども。しかし、学校評価の内部評価もありますし、関係によって先にしている評価もあります。それから、3年に一回の客観的な第三者評価というのもありますので、その組み合わせの中で、学校評価の中で指摘を受けたところについて、こうやっていますよということは1年に1回、こうやって出て行くわけですから、その組み合わせの問題じゃないかということです。
銀行の副部長さんもいらっしゃいますので、一般企業のものはもっと厳しいですよと。しかし、教育の現場の中でのものというのも、だいぶん理解していただけましたし。そのあたりのところをどう組み合わせて行くかっていうことが大事だなという話になってきます。

(委員長)
 評価やって、評価ばっかりで終わっちゃうんですね。一番大事なのは、僕はむしろ自己点検だと思います。外部評価をされるときは、自己点検を基に、外部評価すると思うんです。だから、そういう意味で、自己点検を作ってやられて、どういって点検をされるかっていうのを外部でされるやり方だとたぶん、思いますね。そのときに自己点検を校長先生だけでやるんじゃなくて、全教職員でやるというやり方。そこだろうと思うんですね。

(教育長)
 そういうことが、ちゃんとされると、委員さんが心配していらっしゃるランク付けのような簡単な瞬間的なもので終わらないんだなということですよね。

(委員長)
 そんな話ではないんです。

(委員)
 だから、ある程度、時間が掛かるかもしれないけれども、慣れていくということですよね。感覚的に先生方の学校も評価をされるというのに慣れてないと思うので、これでもありよという感覚で慣れていくのに、時間が必要じゃないかなと思いますけれども。

(委員長)
 この中で提案があるとどうか分からないですけれども、学校間で相互評価されるといいんですね。よその学校へ行って、評価する。自分の勉強にもなると、そういうのも入れたりして。自己評価、相互評価、第三者評価、両方あるようです。あくまでもお互いが良くするためにやるんだという、そう視点を忘れないように。すいません、ちょっと外れました。是非大事なことですから。では、よろしいでしょうか。報告事項のウをお願いいたします。

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○報告事項ウ 平成20年度県立特別支援学校児童生徒用教科用図書の採択の変更について(公開)

(特別支援教育室長)
 平成20年度県立特別支援学校児童生徒用教科用図書の採択の変更について報告いたします。裏をご覧ください。平成20年度に使用する教科図書については既に、採択済みではありますけれども、この採択した図書、いわゆる一般図書の部分に絶版であるとか在庫不足等によって、供給が不可能だという図書があるという通知が文部科学省からありました。そのために、該当するのが、鳥取県では6校ございまして、そこに変更を依頼いたしましたが、それぞれの学校で検討された結果、6校の内5校については、既に採択が終わっている図書から対応が可能であるという返答が返ってまいりました。県立盲学校からは、自分の学校で採択を受けたものの中からは、指導教科が実態によって不可能であるという状況が生じまして、新たに教科用図書として採択申請が上がりましたので、以下に掲げるものを採択いたしました。以上でございます。

(委員長)
 ご質問がありますでしょうか。これ、始めからこういうことというのは分かってなかったんですね。

(特別支援教育室長)
 なかなか、分からないですね。

(委員長)
 ちょっと順番が逆みたいな気がするけれども。では次にいきますが、報告事項エとオは人事に関する案件ですので非公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。それでは報告事項エお願いします。

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○報告事項エ 鳥取県立学校教職員の懲戒処分について(非公開) 

○報告事項オ 平成19年度末鳥取県立高等学校教職員人事異動公募制度における応募状況について(非公開) 

(委員長)
 それでは非公開の案件が終了しましたので、これ以降は公開にしたいと思います。続きまして、報告事項のカお願いいたします。

○報告事項カ 平成20年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況(12月末現在)について(公開) 

(高等学校課長)
 報告事項のカは、平成20年3月高等学校卒業予定者の就職内定状況の12月末現在のものでございます。1ページの1番上に書いてございますが、この調査2つございまして、まず、文部科学省基準による調査と、厚生労働省の基準による調査ございます。まず、文部科学省のほうは、県立のみ、全日制、定時制を調査しておりまして、悉皆調査でございます。厚生労働省の基準によるものは、県立、私立、全日制、定時制、それから、米子北高等学校衛生看護専攻科を含めておりまして、職安、または高等学校を通して就職というものでございます。まず、文部科学省の基準の調査、1番の求職者の状況でございますが、卒業予定者に占める就職者の割合というのは、率にしますと0.6ポイント増加をしております。次の、ポツに行きまして、県内就職を希望する就職者は、実数33人減少。それから、率にいたしまして、2.9ポイント減少しているということでございます。就職内定者は、(2)番でございますが、前年に比べまして、5.6%、実数で52人増加しておりまして、内定率にいたしますと、4.5ポイント増加ということになっています。それから、1番下の県内就職を希望する就職者の内定率でございますけれども、84.6%ということで、昨年度よりも4.4ポイント増加になっております。続きまして、2ページの方ですが、厚労省基準の状況でございます。(1)求職者の状況でございますが、これ、先程の文部科学省の調査と同様に、求職者の割合も増加をしております。県内就職の希望者の割合が減っているという、同様の状況でございます。(2)の求人の状況ですが、県内の求人数は実数で91人増加をしております。県内、県外とも求人は増加をしているということでございます。(3)の就職内定者数ですが、内定率は86.5%でございまして、4.0%増加。1番下の表では、県内就職を希望する求職者の就職内定率は、83.8%ということで、県内就職の方も3.8ポイント増加ということになっております。今年度は、求人が出だしのところから、なるべく早く求人を出してくださいというような要請も行いまして、昨年度よりも多くの求人が早く出たというようなことで、内定率も高まっているという具合に考えています。まだ、未定の生徒もいますので個別の求人開拓でありますとか、あるいは、2月にとっとり就職フェアというのがございますが、高校生の面接会がございます。そういった機会を利用していきたいと考えています。以上です。

(委員長)
 質問、ご意見ありますか。

(委員長)
 新聞に出るのは、厚生労働省の私学も含めたものが出ます。2ページの説明があった(3)ですけれども、就職の内定率が去年より4ポイント上がっているんですけれども、東部のところを見てもらうと、去年は低かったんですけれども、今年東部が上がってきているんです。そんなことが良いことかなあと。

(委員長)
 これ、高校生概して就職する分野とか職種というのは、何が一番多いんですか。一概には言えないですか。あらゆる分野、あらゆる職種。逆に言えば、こういう職種はないとか。

(教育長) 
 まとめたものがあるんで、ちょっと後で示しましょうか。サービス系なんかが多いですよね、製造系。

(委員長) 
 イメージが分かればいいんですが。

(委員)
 全般的に景気が悪くて、雇用情勢が逼迫している中で、求職者の卒業予定者に占める割合が増えているわけですね、僅かですけれども。それで、これをどう考えるかということなんですけれども、やはりそれは家計の影響なんでしょうか。進学を諦めざるを得ないというふうに読んでいいでしょうか。

(教育長)
 何年かずっと見て行くと、求職者全体が減っていくんですね。

(委員)
 減っていますね。その卒業予定者に占める割合が増えているんです、いずれの調査もね。

(高等学校課長)
 それもあると思いますし、それから、求人数が増えてくれば自分がある程度希望するものがあるということで、仮にそれがない場合は、例えば専門学校に行って、その後で挑戦するという、両方あります。

(委員)
 なるほど。つまり昨年度と比べての話ですけれども、そういう意味では昨年度よりも求人が増えているということが、求職者が増えている、割合が増えていることに繋がっているということですかね。

(教育長)
 求人が少なくて厳しかった時は、さっきの話で専門学校に行ったり、短大に行ったり、大学に行ったりして、そっちの方に向かっていく人が多かったんですけども。また求人が多くなってきますとこっちに向かってきだしたということで、少しいい方向ではあると思います。

(委員長)
 ただ、春先良かったんですけど、この頃ちょっと落ち込んでいますね。だから、ちょっとこれからは残っている分だけ大変ですね。

(教育長)
 県外からは良いんですよね。県内がちょっとえらい。

(委員長)
 変な話ですけども、大学の立場でいうと不景気な時は学生たくさん集まってくる、ただ、出口が無い。両方あるんです。

(委員)
 県内は有効求人倍率悪いんですけど、やっぱり県内の求人は少なくて、県外が多いから県外志向という形で、求職者が選んでいくと県外に出た方が自分の望む職があるということですね。

(教育長)
 そうですね。実際増えてますね、県外の方に出て行く子たちも。

(委員長)
 本当に都会との格差が大きくなっていますね。では、報告事項キ、お願いいたします。

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○報告事項キ 鳥取県家庭教育推進協力企業制度要綱の改正等について(公開)

(家庭・地域教育課長)
 鳥取県家庭教育推進協力企業制度要綱の改正でございますけれども。これにつきまして、この度要綱の一部改正を行いました。大きな改正ということではございませんけれども、文言を今までは企業という言葉しか出しておりませんで、それを訂正し改めたということで、企業の中には事業所及び団体を含むというふうなこと。後は、分かりにくい言葉を少し訂正したというようなことで、2ページの方に新旧対照表をつけております。1ページの(5)の方に書いております要綱の4番目の我が社の子育て環境づくりというところで、この項目の言葉も変えましたけれども、内容的にはちょっと分かりにくいかも分かりませんけれども、申込書・申請書等の方に提示しておりますが、今までは各事業所の従業員の方の子育ての環境を支援するということでしたけれども、広く、例えば職場実習でありますとか、中学生のわくわく体験などを受け入れておられる企業の方についても、1つの項目として認めようというようなところです。少し分かりにくい説明になっておりまして申し訳ございませんが、そのところを変えてより多くの企業の方にご参加いただけるように見直したというところでございます。12月19日には5社の方々と新たに協定を提携させていただきました。1ページの下に示しておりますのが、5社の方々でございます。以上です。

(委員長)
 ご質問ありますでしょうか。今、ご説明があったかも分かりませんが、この2ページのところの第2条の3番目のところ、あえて子ども「の」ですか。「と」ではなくて。

(家庭・地域教育課長)
 3番目ですか。

(委員長)
 子どもと一緒に体験するという狙いではなかったかなあという感じがするんですけど、

(家庭・地域教育課長)
 そうですね。

(委員長) 
 子ども「の」体験だったら、企業が自分の所においていて、とにかく体験活動することで。やっぱり親子「と」の体験の場という意味なのかなあとは、思っていたんですけれども。

(家庭・地域教育課長)
 3番目の内容的には、改正前も改正後も変えておりませんで、

(委員長)
 この説明がないと、「の」体験活動を広げるというだけの企業の取り組みかなという感じがするから。

(次長)
 第1条の目的と一緒に相まって趣旨を組んでもらうということで。

(家庭・地域教育課長)
 共にというのは、そっちの方向なんですけども。

(委員長)
 たぶん、この2条のところを象徴的にポンポンポンとやると思うんですよね。そこら辺が、何かのパンフレットの時も意味合いがはっきりするように。

(家庭・地域教育課長)
 そうですね。それから、具体的に出していただく申請書の方にはですね、この入口と共に具体的な例も挙げたり、4番目の我が社の子育て支援というところについては、いきいきキャンペーンの言葉も入れまして、これに関するような取り組みも認めましょうということを示していくということも改正の中に入れてあったんです。

(委員長)
 他によろしゅうございますか。では、報告事項のク、お願いします。

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○報告事項ク 社会教育施設等概況調査の結果について(公開)

(家庭・地域教育課長)
 報告事項クで、社会教育施設等概況調査の結果につきまして、先般中間報告をさせていただきましたが、鳥取市の全体がまとまりましたので、県全体ということで改めてご報告をさせていただきたいと思います。これにつきましては、教育審議会の障害学習分科会の中で、公民館などの社会教育施設のあり方について検討してはどうかとご意見をいただきまして、まず、県内の公民館等の状況を調査しようということでまとめたものです。それで、今後はこれによりまして、県が示す公民館振興等について意見をまとめていきたいと、年末までに1度各分科会の方にご提案し、年明けまして7月末までにまとめたいなというふうに思っております。対応につきましては、昨年の5月から7月にかけまして公民館、あるいは市町村教委に当てて調査をしたところでございます。公民館調査の中では職員の勤務時間等を調査いたしましたし、教育委員会に当てては、市町村が任命しておられる社会教育委員の活動状況、公民館運営に関する審議会の活動状況というふうなものを取りまとめをしたということです。2ページ以降にそれぞれの調査の詳細を示しておりますが、掻い摘んで報告をいたします。まず、資料1でございますが、2ページのところで職員の配置状況につきましては、公民館長、あるいは公民館主事ともに8割以上が非常勤であるということの実態がありました。館長については週12時間程度、公民館主事は30時間程度の勤務ということで、週平均で公民館1名程度の主事の方で運営しておられるということがある。財政状況の厳しい中で、この点につきましては、削られてきている状況もあると思います。資料2、4ページになりますけども、学級や講座開催状況につきましては、教養の向上を目的とする講座が半数以上占めますので、それを具体的には、芸術でありますとか、美術、日本舞踊だとか、書道、陶芸、茶道、そういうふうなものの講座を多く開催しているというふうになります。それから、飛びまして資料4、9ページになります。サークル活動状況というふうなものも項目の中に入れました。公民館の事業を契機として設立されたサークルも3割程度あるというふうでありました。資料6、公民館の開館状況、12ページです、平均の開館日数は平均ではおよそ314日ということで、郡部よりも市部の方が多く開館しているというふうなことです。ただ、鍵の貸し出しによる利用というふうなところもあります。それから、資料7でございますけども、ボランティア活動状況ということで、公民館にはボランティア登録制度というものがあって、1館当たり100名程度のボランティアの方が登録していらっしゃるというふうなことで、地域でのボランティア活動、公民館が音頭をとられてされているようなものがあるというふうに考えさせていただいています。このようなことから、県内の公民館につきまして、どういうようなことが必要であるとかいうことを県として示すかということですけれども、大きくは鳥取市ではこの後、公民館の所管を支庁部局に移管する、あるいは併任の発令を出すということもあって、米子市・境港市での地域づくりの中にも公民館の役割を見直していこうというのがありますので、県としてどのような方向でどういうことを今後審議をして、また、補足なりをさせていただきたいというように考えています。

(委員長)
 何か、ご質問ご意見ございますか。

(委員) 
 配置状況ですけど、日南町の公民館がゼロになっているわけですが、公民館は住民がよりよい生活をするためのものであると思うんですけども、村は消えて行くみたいな感じでいろんな状況の中から見ているんですけども、こういった町に対してなんか手立てとか、その他の館がやっておられるようなことに似たようなことというのは、あるんでしょうか。町とか県がやらなくても自分達で自力でやる、そういうようなことがあれば。

(家庭・地域教育課長)
 その町自体ではたぶん住民の方々の自発的な活動を町の方で支援をされているという体勢をとっていらっしゃるとは思うんですけども、ただ、個別のその状態につきましては、少し把握しかねているというところで、あくまでも住民の方々の取り組みを県としては見守るということですね。

(次長)
 ちょっと補足というか、私、日野総合事務所にいましたので、現場の状況を多少なりとも知っているんですけど、ここに載っているのは町が行政機関の末端組織みたいにしている公民館のことですけども。日南町辺りは、地域のコミュニティが強いもんですから、市街地ではあまりないかもしれませんが、地域の自治会的な公民館というのが結構利用をされていまして、むしろ何か今のこのいろんな活動・講座の状況とかに現れないような日常的な住民の利用というのは物凄く活発にされていました。ちょっと私もいたころに、ワークショップと称して地域づくりの話し合いをしたら、おじいちゃんおばあちゃんから高校生まで参加して、地域の人達のほとんどが集うというようなことで、公民館という言葉で捉える時にどうしても皆が思う公民館が、人それぞれによってちょっと違っていると思うんです。広い意味での地域の方達の生涯学習の手助けとかというのは、ここに挙がっている公民館以外のところでかなり活発にされているというのが実態だと思います。ただ、こういう調査にそういうものは載ってこないんです。

(教育次長)
 地教行法の改正の中で、例えばスポーツとか、文化とかそういったものは首長部局に持っていくという規定がありまして、実は、その辺りには教育委員会の所管の公民館の形ではなくて、そういった首長部局の方の地域振興という観点とドッキングさせた形でのものにしているので、こちらの方の公民館の方では上がってこないと。しかし、内容的にはさっき説明しましたような活動だってやっていらっしゃると。町の方も指導主事をおきたいという願いを持っておられますから、そういうのと連携しながら社会教育的なものは実際にはやれているという状況で、そういった動きをしていこうという市町村が結構増えてきたなという感じが、今、しているところです。また、教育審議会の生涯学習分科会、こういったところでも議論の材料として出していきたいなと思っております。

(委員)
 考え方が結構難しい。境港市の例なんですけど、私、公民館活動と公民館は知らないんですけど、市の方ではボランティアセンターを作り、市民活動センターを作りしていますと、公民館の今までとおりの設備・施設という場所なのか、それともそういうこともボランティアとか、いろんな活動を支えるという拠点なのか、そういう考え方がたぶん市町村でも大分変わってきていると思うんですよね。ですから、いろいろ分け方はあると思うんだけども、総合的に見ていかないと、大分今までとは公民館のあり方が違って、市町村自体が違ってきたんじゃないかなという気はしますけどもね。だから、今までのボランティア活動とか、いろんな市民の活動の場であるというのは、これは根っこで整理してしまっていますからね、ある意味で。その中での整合性って、どうなるのかよく分からない。

(委員長)
 都会の方で出だしたりして管理者制度で、企業法人かなんかで公民館そのものを預けたりするような動きがあって。この前鳥取市の公民館の研修会でそれを話してくれという、そういう話も出てきています。それから、全くの住民サイドにするのと、従来方式でやるのと、それから、第三者機関で運営をして場合によっては有料制にするのが良い、そういう話とか。だから、いろんな形態が今は出ている。

(教育次長)
 地教行法の流れを受けまして、学校教育行法も今変わりましたね。同じように社会教育法であるとか、生涯教育の方も見直しをしていますので、また動きが出る可能性があるなと思います。従来の枠だけでは捉えきれない、ちょっと広い概念でやっていかないといけないかなということですね。

(委員長)
 あと、この調査の中に、年齢とか性の各講座の参加者分析はないんですか。要は、公民館、公民館というけれども、結局は偏った人達が使っているという、これもデータとして出したら、では、どこに手を打たないといけないかというのが出てくるかと思いますので。

(家庭・地域教育課長)
 そこは詳しいものを作ってみまして、改めて。

(委員長)
 そこら辺がかなり重要な気がしますね。これから公民館を考える上で。

(教育長)
 若い人も最近子育てで、公民館に集まられて、情報交換するということもありますね。それから、子ども達も学校がすんでから公民館に行ってそこでちょっと遊んでみたりとか、勉強したりとかいうこともあるとか聞くんだけれども。若い方ですね、30代ぐらいとかね、そういう方はどうしても減ってきているんじゃないかなと。

(委員長)
 そこの客観的な分析できる資料があると。もう1つつっこんだことを言えば、この常勤とか、非常勤とかいろいろおられますけども、労働条件はどうなのか、要は賃金とかそういう話。

(家庭・地域教育課長)
 ボランティアで出ているんだということもお伺いをしたりしますので、決して充分ではないというふうには思っています。

(教育長)
 議会でも以前、公民館をもう少し充実させなければいけないじゃないのかなという質問があったんです。館長が非常勤というのはいけないんじゃないか、常勤にしてはどうだという話もあったりしているんですけど、実際問題になると市町村のほうの財政的な理由なんかもあるし、それから丸々常勤にしてもそれだけの仕事がないのにということ。あるいは逆に常勤にされたらもうやらないというふうにおっしゃる方もあるんだということを、私は耳にしたことがあるので、いろんな状況がそこに絡まっているのかなと思います。

(委員長)
 いずれにしても、図書館と公民館が生涯学習の1番の拠点でしょ。

(教育長)
 最近の傾向として、さっきあったように地域のコミュニティの核みたいな役割から少し行政の末端組織的な性格のほうに少しずつシフトして動いているので、ちょっとそれが心配なところもあるのかなという思いもしています。

(委員長)
 議論をすれば色々でますが、次に行きましょうか、よろしいですか。報告事項のケ、お願いします。

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○報報告事項ケ 「不登校・引きこもりの青少年の自立を支える地域づくりフォーラム」の実施結果について(公開)

(家庭・地域教育課長)
 不登校・引きこもりの青少年の自立を支える地域づくりフォーラムということで開催いたしました。これは1月12日、県民文化会館のほうで開催いたしまして、125名の参加を得ました。参加者内訳に書いておりますけれども、中高生の方、保護者の方、学校教職員の方、市町村、民生委員さん、直接的な団体の方というふうなことで、当初想定しておりましたより多くの方においでいただきましてお話を聞いていただきました。
 その中では実践発表として、NPO法人の子どもセンターぼちぼちさんという所が事務局をなさっている、とっとり発子ども居場所ネットワークについての活動を報告いただきました。高校生以上の不登校や引きこもりを対象とした事業、例えば労働体験、就労体験、農業体験だとか、そういうふうなものを盛り込んだ事業を展開していただいております。別紙のほうにも付けさせていただいております。
 それと、全国で非常に先進的な取り組みをしていらっしゃるフリースペースたまりばというところ、これは川崎市にありますけれども、公設民営施設のNPO法人の管理者として受けられて活動しておられる理事長さんから、その状況を聞きました。それから、インタビューダイアローグということで、実際に引きこもりを経験した当事者の方々が大きくなっていらっしゃったり、大学生になられたりした方に、その当時の気持ちでありますとか、地域家庭はどういうふうな気持ちになってしまったというふうなことを聞いたところです。フォーラムの効果としてはそこに書いておりますように、なかなか公表の発言の場がないというNPO法人の実践が紹介出きたということ、あるいは子どもたちの自己肯定感を高めるためには、自分のやりたいことを存分にできるような居場所や多くの人とともに体験活動とかをしていくことが大切だと認識出来たのではないかというふうに思っております。それから、参加者の方からもある程度の感想をいただいております、当事者、保護者等が、一つのところに集まっての問題を考えることが出来て良かったと思いますとか、当事者しか分からないところを閉ざしていたが、行政・家庭・地域と連携してという取組を聞き、助けていただけるというような気がするということもご意見をいただいたところです。以下2ページ、3ページ、4ページに詳細を出させていただいておりますので、ご覧いただけたらと思います。その中で、学校の職員だと言われる方から、学校の中で不登校、あるいは不登校気味な子に関わっているんだけれども、迷いがあるというふうなこともお話も出まして、その中で自信が出たということがありました。以上です。

(委員長)
  いかがでしょうか。何かご質問。ちょっと申し訳ないんですが、これのご案内というのは前もっていただきましたか。

(家庭・地域教育課長)
 紹介したような気がしておりますが。昨年は倉吉で。

(委員長)
 いや、興味があったもので。

(家庭・地域教育課長)
 地域の方々の目というのを気にされたり、地域の方々も学校に行っていない子どもについて、少し似たような見方をしていたかなというふうなことの中で、話が出たりして、非常にいろんな状況での話が聞けたかなというふうに思いますけども。もう一ついいですか。

(委員長)
 はい、どうぞ。この資料は今日出たんですよね。ですから、みなさんじっくり読まれているところで。

(家庭・地域教育課長)
 そうでしたか。すみません。フリースペースたまりばさんは、川崎の施設ですけれども、公設民営ということで学校の教員の方がその施設に来られて研修を1年間されるとかで。それで、行政、あるいは学校といい関係でNPO法人としての動きをしておられまして、これは今後大切だなというふうに強く思ったもので、ここの方に来ていただきました。NPO法人も学校に対して敵対心を持っていらっしゃるということもおありで、学校のほうもなかなか受け入れられないというふうなこともあるので、いい関係で、学校との関係、あるいは地域との関係が行けば子どもたちもいい影響が出るかなというふうに思います。

(委員)
 教職員24名の参加とありますよね。これについての評価はどういうふうにされますか。

(家庭・地域教育課長)
 事務局の中からも、学校にもお声かけをしまして、事務局からも来ていただいておりますし、実際に学校で関わっておられる方も来ておられまして、本当はもっと先生方にも来ていただきたいなという思いはありましたけれど、でも感心を持って来てくださいました。ただ、もう少し多くても、それはありがたかったかなと。

(委員)
 そうですね。ここに書いてあるように気持ちを分かり合える人たちの交流を心から望むというのがありますけど、安心してものを言える場とか、同じような仲間がいるという連帯感というのを、子どもたちが望んでいるとか、いい勉強になる機会だと思うんです、この他の取り組みも聞いたりすると。先生がもうちょっと参加されると良かったなと、24名をどう評価するかですね。

(教育長)
 周知をどれぐらいするかということもあるんですけどね。

(委員)
 土曜日ですけども、管理職が、不登校になったり引きこもりになったりした子どもを持つ親の気持ちになった時に、どれぐらい働きかけが出来るかなということで、思うんですけれども。

(委員長)
 連携をしたいなら、学校関係とNPO法人とやっぱり両方でするのがいいと思います。

(教育総務課長)
 質問した先生も、結局、自分が日頃生徒指導で不登校・引きこもりの子を相手していて、どういう社会資源を使ってどう関わっていったらいいか、悩んでいるんだと。それを手探りにしている中で、こういう場でいろいろ聞いてみたいなという感じで質問をしておられました。

(委員長)
 じゃあ、相談してそのことをおっしゃっていただいて、ありのままのことをしながら。僕も先程、家庭・地域教育課長がおっしゃったように、なかなか結びつきが下手だなあと。鳥取県はこれが大きな課題だということです。それから、NPOもピンからキリまでありますので。

(家庭・地域教育課長)
 NPO法人の方自体も、元々自分たちの力をつけなければといけないというふうなことの認識はあるんです。

(委員長)
 ちょっと印象で、こういう相談の場ではない他の所で、NPOの方が学校のことをかなり悪く言う人もいるので、あれで上手くこう噛み合わない。よろしいですか。では、次、報告事項のコをお願いします。

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○報告事項コ 美術品の収集について(公開)

(博物館長)
 美術品の収集についてです。めくっていただきまして1ページから書いておりますが、今回は購入ではなくて全て寄贈でございまして、5人の作家についての作品を合わせて15点寄贈をしたいということで了解しております。最初は伊谷賢蔵、洋画で1点。それから、次の前田直衛さんという方は日本画です。この方も鳥取県鳥取市用瀬町の出身なんですけども、この作品を7点。それから、2ページで、これは洋画になりますが、真島憲ニさんの作品を4点、そしてその次の瀬戸浩さん、陶芸家ですが、2点。それから最後の辻晋堂というのは彫刻家なんですが、今回寄贈いただくことになったのは版画でございます。作品という名前の版画ですけどもこれが1点、ということで合わせて15点です。実は寄贈の申し出は個々の沢山の作品についてありましたが、下に書いてありますように収集評価委員会等にかけて博物館で収集すべき作品として、その時代を代表するような作品を収集出来るようなということがあります。この15点の寄贈を受けて、博物館のほうで収集して、そして次の機会にまた県民の皆さんに提示したいと思っております。画像も付けておりますので、ご覧いただきたいと思います。以上です。

(委員長)
 よろしいでしょうか。報告事項のサをお願いします。

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○報告事項サ 郷土作家展「書の宇宙・陶の大地 柴山抱海・山本浩彩」の開催について(公開)

(博物館長) 
 報告事項のサは郷土作家展の開催についてでございます。めくっていただきますと、開催の概要を付けておりますが、本年度は柴山抱海さんという書家と山本浩彩さんという陶芸家で2人展というような形で開催をしたいと思っております。1月26日の倉吉博物館での開幕を皮切りに米子市美術館、それから最後に県立博物館に巡回させたいという予定にしています。展示内容にありますように、柴山さんと山本さんの作品を23点と28点ということでありますが、柴山さんも山本さんも現在までの代表的な作品を今回全て展示会場に展示いたします。こういったことは、柴山さんはかなり個展をやっていらっしゃいますけれどもありません。その当時、当時とかの切口ではありましたけれど、所蔵全体を展示するような本格的な展覧会として初めてになるということです。1月26日の倉吉博物館での皮切りの時には開会式をしまして、そこでアーティストトークとしてこのお2人に直に観客の皆様に、この作品はこういう意図で作ってというようなことを直接話していただくようなやり方を計画しております。詳しくは、チラシをお配りしていると思いますのでご覧いただければと思っております。以上でございます。

(委員長)
 よろしゅうございますか。それでは、続いて報告事項のシをお願いします。

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○報告事項シ 新種の魚類化石の発見について(公開)

(博物館長)
 報告事項のシは新種の魚類化石の発見についてでございます。めくっていただきまして、鳥取市国府町宮ノ下で発掘されました魚類の化石の中から新属・新種といっていますけども、新種でもありますかつ新種のもう1つ上のグループである属というグループがありますが、そのレベルでも新属という、かなり大きな発見がございました。学名はそこに英語のようなもので書いてありますけれども、学名と書いてありますように、トットリブレンニウスヒラオイいう名前になりました。ですから、今後は全て世界中でこの名前が使われるということでございます。和名がトットリムカシギンポ、通称日本で使う名前がこのトットリムカシギンポという名前で命名発表されました。これは平成14年から16年に県立博物館で宮ノ下で化石調査を行いまして、そこで採集した化石を調べておりましたが、魚類医学の日本の権威でありますのがそこに小さい字で書いてあります薮本博士と上野博士でございまして、そこに研究依頼をしておりました。そこで、これはすごい新属・新種であるということが分かって、年末に論文発表を英文でされました。
 それで、このことが大きく発表されたということのようです。それで、その採集とか調査事業をリードしましたのは、当時の県立博物館自然係長をしておりました平尾和幸学芸員でございまして、現在は鳥取市の湖南中学の教諭をしておりますけど、彼が非常にこの調査事業を大きくリードして大きく貢献して、最後の論文発表はこの2人の先生でしたけども、ヒラオイという名前は、だから平尾先生に尊敬をというか、敬意を表してヒラオイという名前が冠されております。鳥取というのが出てきますけれども、鳥取で取れたということで、鳥取県と平尾さんの名前がもう世界中でこれからは使われていくというようなことになります。トットリムカシギンポの学術的意義は、そこに書いてあるとおりでございます。非常に魚類の進化を考えたり、当時のこれは1680万年前の層なんですけど、当時の古い環境とか、どういう環境だったかと知る上で、大変貴重な化石であるということが改めてまた発表をされたと。それで、この化石層からは、実は小さい字で書いてありますけども、既に6種の新種が発見されてきておりまして、ここは本当にすごい宝庫だなということが学者の間で大きな評判になっているということでございます。
 1番最後のイナバケツギョというのがありますけれども、これが今回と同じく新種であると同時に新属でもあるという物でして、このイナバケツギョは、余談になってしまいますけれど、これはイナバデルカタニウライという学名になっておりまして、最初のイナバですけど、タニウライというのは谷浦君というのが当時、鳥取市の北中の2年生だったんですが、この生徒が発見して、自分がこういうのを持っているんだけどということで、夏休みに博物館に持ち込んだんです。それで、これは大変だということで調べると、これもやっぱり権威の上野先生が最初に発表をしたんですけど、これは新属・新種だよということで和名イナバケツギョということで、平成12年度に発表されて、そのときにかなり話題になったんじゃないかなと思います。そういうことで、3番目に書いていますのは、じゃあどういうふうな展示で見れるのということですけども、今ちょうど博物館が休館しておりますことがあるので、3月中旬以降に常設展示できちんとした展示をしたいと思っております。
 今の時点では、詳しいことを知りたい方はこのホームページをご覧下さいということで立ち上げております。それから、記者発表を1月8日に一斉に行いまして、マスコミでも1面に取り上げたりして、各社がかなり大きく取り上げております。驚いたことに、県立博物館のホームページに1月10日にアップしたんですけど、なんとその5日間に6,400件全国からアクセスがありました。こんなことは今まで博物館ではなくて、鳥取県が誇るアクセス数の鳥取県観光情報というのがあるんですけど、そのホームページが1日に1,000件ですから、それを平均すると、1日試算で1,300件になるのでかなりのペースで上回ってアクセスがあると。今は件数が落ちてきましたけど。このようなことで注目は皆さんされていると思います。新聞なんかでももっと早く見たいというような投書もありまして、3月を待たずに1月26日あたりに、今化石は北九州のほうにあるんですけど、取りに行きまして、閲覧室だったら閲覧で見ていただけますので、閲覧室を活用して10日間ほど関心のある方に見ていただけるような機会を設けて、新聞にそういうことをしますよということを新聞発表したいと思っているところです。
 次のページに、私がちょっと分かりにくかったので、こういうのを作ってみたんですけども、生物の種類が界・門・綱・目・科・属というのがあったと思うんですけど、それで並べてみました。こんな感じになります。太い枠で囲んであるトットリブレンニウス、トットリムカシギンポ属の中でトットリムカシギンポという石が初めて発見されたということで、これぐらいの位置付けになっているということですね。人間でいけば、ヒト族を発見したようなものなんです。それだけ大きな物ですよということであります。
2番目に学名の命名法は属と種の2つを組み合わせて使うということなので、トットリブレンニウスヒラオイということで、鳥取と平尾さんの名前が合わさった名前がこの学名になるという仕組みです。この化石は1,680万年前に取れた、地層から見つかったということだけども、これは、どういう時なんですかということなんですが。これは、ちょうど日本列島がユーラシア大陸から分離していく時で、この辺が海になっていく、海岸線大きく動いていくというような辺りになるので、その当時の沿岸部の魚類がどんな魚類だったのかを知る大きな手がかりになります意味を持いるということです。以上です。

(委員長)
 なにか、ご質問ありますか。生物の勉強をさせていただきました。では、報告事項のスお願いします。

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○報告事項ス 第63回国民体育大会冬季大会スケート競技会・アイスホッケー競技会鳥取県選手団について(公開)

(スポーツセンター所長)
 第63回国民体育大会冬季大会のスケート競技会・アイスホッケー競技会の鳥取県選手団について報告いたします。はぐっていただきまして、会期は、1月26日から2月1日までの期間であります。場所は、スケート競技の方が長野県長野市、アイスホッケー競技の方が軽井沢で行われます。選手団の人数でありますが、役員が7名、監督・トレーナー・選手23名、合計30名の鳥取県選手団であります。旗手につきましては、鳥取大学2年生の竹田津彰太選手が旗手を務めます。米子市の出身であります。以下6番から選手の内訳、括弧は昨年度の数になります。2ページに、スケート競技のフィギュア選手の名簿、次にアイスホッケーの競技の名簿を付けております。以上であります。

(委員長)
 何かご質問はありませんか。冒頭に教育長から、県外で練習をしているという話を聞いたんですが、アイスホッケーの人たちは、どの程度の頻度でどんな練習をしているんですかね。

(スポーツセンター所長)
 先ほどありましたように、県内にありませんので、特に練習する場所が岡山県の倉敷にありますアイスホッケー場で、一般の方が使っておられる8時ごろまでは値段が高いものですから、それが終わってから、いわゆる夜間のだいたい9時ごろから11時ごろまで練習に行きまして、日帰りで帰ってくると。回数としては、週に1回なり2回で、そういう時間帯に行って、できるだけお金を使わずに、限られた費用で練習しているというとうのが状況であります。年齢層を見ていただきましても、かなり選手の年齢が高齢化と言ったら悪いですけども、ベテラン揃いになりまして、ほとんどの選手が5年連続以上の出場。鳥取県のホッケーの選抜は第31回連続出場ということで記録はしておりますけれども。だんだんと年齢が高くなりますので、新しい選手を入れたいんですけれども、なかなか高校もありませんし、大学でも競技人口が少ないということですので、それなりにと言いましょうか、頑張っているところです。この間、組み合わせが決まりまして、福島県と1回戦を戦うということが決まりました。福島県は、昨年、広島県と当たり、広島県に負けたということですので、相手としては、良いということで。

(委員長)
  あまり、言われない方がいい。

(スポーツセンター所長)
 勝てる予想で。期待して応援に行きたいんですけれども。

(委員長)
 それらの方々は、学生時代にやっておられるんですよね。

(スポーツセンター所長)
  はい、そうです。

(委員長)
 そのままずっと。

(スポーツセンター所長)
 ほとんど前は米子のYSPで、松江に行く方の所にありましたので、今はヤマツミスポーツクラブがサッカーで使っているんですけど。そこに、スケート場がありましたからそこを本拠地に練習にしておりましたので、米子のメンバーが中心のようであります。

(教育長)
 鳥取市にスケートリンクを作ろうという動きが、最近、少しあります。

(委員長)
 それでは、報告事項も以上のようですが、その他、何かございますか、各委員から。事務局から、よろしゅうございますか。では、本日の日程はこれで終了したいと思います。次回は2月7日です。では、教育委員会としては、これで閉会をいたします。
 

  

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