平成20年5月定例教育委員会

開催日時

平成20年5月20日(火) 10時~12時

開催場所

鳥取県教育委員室

議事

(1)議案

【議案第1号】 非公開 ≪資料 PDF≫
鳥取県就学指導委員会委員の任免について
【議案第2号】 公開 ≪資料 PDF≫
平成21年度鳥取県立特別支援学校(幼稚部・高等部・専攻科)入学者選抜方針について
【議案第3号】 公開  ≪資料 PDF≫
平成21年度鳥取県立高等学校入学者選抜方針について

(2)報告事項

【報告事項ア】 公開   ≪資料 PDF≫
平成20年度鳥取県職員採用候補者選考試験(学芸員(自然))の実施について

【報告事項イ】 公開   ≪資料 PDF≫
平成21年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項について

【報告事項ウ】 公開  ≪資料 PDF≫
平成20年度県立特別支援学校(専攻科理療科)生徒用教科用図書の採択の追加について

【報告事項エ】 公開  ≪資料 PDF≫
鳥取県公立学校職員(船舶乗組員[通信長])採用候補者選考試験の実施について

【報告事項オ】 公開  ≪資料 PDF≫
県立高等学校における教科書の選定方針及び採択について

【報告事項カ】  公開 ≪資料 PDF≫
平成20年3月高等学校卒業者の就職決定状況について

【報告事項キ】 公開  ≪資料 PDF≫
平成19年度家庭教育電話相談事業のまとめについて

【報告事項ク】 公開  ≪資料 PDF≫
平成20年度子どもの読書活動優秀実践図書館・団体(者)文部科学大臣表彰について

【報告事項ケ】 公開  ≪資料 PDF≫
平成19年度新体力テスト調査結果について

【報告事項コ】 公開 ≪資料 PDF≫
スポーツ顕彰の授与について

(3)協議事項

【協議事項1】 非公開  
鳥取盲学校人権救済申立てに係る追加調査及び学校再生の取組について

※非公開の議案等につきましては、会議録は公開されません。

出席委員

  • 委員長 山田 修平
  • 委員 堀田 收
  • 委員 上山 弘子
  • 委員 若木 剛
  • 委員(教育長) 中永 廣樹 

議事録

1.開会


(委員長)
 では、5月の定例教育委員会を始めます。どうぞよろしくお願いします。はじめに、教育総務課長の方から日程説明をお願いします。


2.日程説明


 それでは、お手元の日程をご覧いただきたいと思います。本日の日程は、教育長の一般報告、及びそれに続きまして、議案第1号、鳥取県就学指導委員会委員の任免についてほか2件。報告事項がア、平成20年度鳥取県職員採用候補者選考試験(学芸員(自然))の実施についてほか9件。それから協議事項が、鳥取盲学校人権救済申立てに係る追加調査についての1件、以上であります。

(委員長)
 それでは、教育長から一般報告をお願いします。

3.一般報告


 一般報告を申し上げます。前回は4月10日が教育委員会でしたので、それ以降です。かなりたくさんありましたので簡単に申し上げます。

 まず、4月12日、倉吉博物館で昭和レトロ展の開幕式があり、行ってみました。山田卓司さんのギャラリートークもありとても楽しかったです。皆さんおいでになった方もあるかもしれません。

 それから、4月14日、県で採用していますALT、外国人指導助手ですけど、このうちの中国語と韓国語を担当してくださる方の辞令交付式を行いました。それぞれ青谷高校とか米子高校、岩美高校、米子南高校、境高校等で中国語とか韓国語を教えてくださっています。

 それから、4月15日、市町村教育長との意見交換会を行いました。年に2回実施するうちの1回目です。少人数学級の協力金を今1人当たり400万ぐらいで計算して半分をいただいている形になっていますけれども、それをもう少し上げれないかということを、市町村の財政も厳しい中ですが、お話しました。もともと計算の単価が安くなっているので、少し上げるよう打診をしたような感じであります。

 それから、4月18日、県教育委員会の中の指導事務に携わる方を中心にした連絡協議会を持ちました。教育センターで、本年度の教育委員会の取り組みの説明ですとか、グループ協議をしました。私も1時間ほど、職務を遂行するにあたっての姿勢とか心構えの話をさせてもらいました。

 同じく、18日、鳥取市の公民館連合会というところから依頼がありましたので出かけていって、鳥取県教育の目指すもの、それから公民館の役割について1時間ほど話をさせていただきました。結構たくさん来ておられて、聞いてくださいました。

 それから、同じ4月18日、鳥取盲学校に1人で出かけまして、校長先生と話したり、先生方とちょっと話をしたりしました。

 それから、4月21日、常任委員会がありましたので、鳥取盲学校に係る人権救済申し立ての報告をいたしました。それについてのいろんな御質問や御意見もいただきました。それから、専攻科についても、入試の結果を報告させてもらって、それについても質問がありました。

 それから、4月22日から25日ですけれども、高校生のマナーアップのさわやか運動ということの、年で2回行ううちの1回目を行いました。教職員だとか保護者の皆さんだとか、上山委員さんもおいでいただきました。2,000余名の方が県内いろんなところで運動に加わってくださいました。非常にありがたかったと思っています。

 それから、4月24日、これはスクールミーティングで、皆さん方よく御存じでいらっしゃるので、内容は省略させていただきます。

 それから、4月25日、県立学校長会を持ちました。各課からいろんな説明をしましたし、研究、協議もしました。私の方も、鳥取盲学校の教訓を生かして、ぜひコンプライアンスとか服務規律を遵守してくださいとか、開かれた学校づくり、教職員の力量を高めることとか、そういうふうなことの話をさせていただきました。

 それから、4月30日から5月7日までの、3日間ですけども、県立学校長の面談を行いました。これは目標面談ですので、年度初めに学校経営等についてどうお考えかということを、すべての31名の校長からお聞きしたということでございます。

 それから、5月2日には全国の都道府県の教育長協議会の第3部会の研究会議というのがございまして、出かけていって研究部会の研究テーマ等をいろいろ考えました。

 それから、5月8日、全国の養護教諭の研究大会がこの夏、8月7、8日に鳥取県で行われますので、そのための第2回目の実行委員会が行われました。当日の運営ですとか、あるいはそれまでの準備等についていろんな意見交換等を行いました。

 それから、5月12日、知事との意見交換ということで、これは各部局長と知事との意見交換の一環ですけれども、県教育委員会の基本方針ですとか、今年度の主な取り組み等を1時間ほど説明して、質問を受けたりしました。

 それから、最後、5月13日から16日まで、韓国の江原道を訪問させていただきました。14日に江原道の道庁のハン副知事を訪問させてもらいました。それから、あわせてチェ副議長さんを訪問させていただきました。初めて江原道の議場に入らせていただいて、座ってもいいですよと言われたので議長席にも座らせてもらって、さらに座ってもいいですと言われたので、何と事もあろうにハン副知事の席にも座らせていただきました。後でお詫びをしておきましたけども、ちょっと経験できないこともさせてもらいました。それから、先生の日というのが韓国はありまして、学校によって行事を持っているんですが、南中学校に訪問してその行事に招待していただき、話す時間を持たせていただきました。生徒が1,400人の大きな中学校でした。それから、鳥取県でいうと教育センターみたいなところも訪問させてもらいました。本当に勉強になりました。

 詳しいことは、6月の教育委員会で報告させていただきたいと思っています。韓国訪問へ行くときに、行く飛行機が故障しまして4時間遅れて出発しましたので、向こうの春川のホテルに入ったのが夜の12時を過ぎていたということでしたけど、そういう大波を乗り越えて、交流の協議の方をさせていただきました。非常にいい内容の協議であったと思っています。以上であります。

(委員長)
 では、議題に入りますが、本日の署名委員は、堀田委員と若木委員にお願いしたいと思います。
 それでは、本日の議案のうちの議案第1号については、人事に関する案件ですので、非公開にしたいと思いますが、よろしいですか。では、そのようにさせていただきます。議案第1号について説明をお願いいたします。


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4.会議録


○議案第1号 鳥取県就学指導委員会委員の任免について(非公開)

○議案第2号 平成21年度鳥取県立特別支援学校(幼稚部・高等部・専攻科)入学者選抜方針について(公開)

(特別支援教育課長)
 議案第2号は、平成21年度鳥取県立特別支援学校(幼稚部・高等部・専攻科)入学者選抜方針についてということで、1枚はぐっていただきますと、入学者選抜についての基本方針及び出願資格について書いてございます。
 なお、この特別支援学校の入学選抜につきましては、別添の資料でありますように、出願資格というのがございまして、障害の程度が規定してあります。それが学校教育法施行令の第22条の3の表に規定する程度の者ということで、中段から以下が各障害種、5障害種に分けてその程度が書いてあります。これに該当する人が入学資格があるということでございます。
 以下、それぞれの入学選抜につきまして、日程及び選抜方法等が書いてございます。
 なお、幼稚部、高等部につきましては調査書、面接等が主でございますが、鳥取盲学校の保健理療科及び専攻科につきましては学力検査も実施しております。なお、再募集につきましても、盲学校の保健理療科及び専攻科のみ実施しているとこでございます。以上です。

(委員長)
 御質問ありましたらお願いします。基本方針の1行目のところに、基本的には「全員入学を許可するもの」というのがあります。それと、今お話があった学力検査とか、そういうものとの兼ね合いというのをちょっと教えていただけませんか。
(特別支援教育課長)
 特に盲学校におきましては国家試験を通らねばならないということがございますので、ある程度の学力がないとその単位認定が難しいことから、このように学力検査をやっているとこでございます。
(委員長)
 ということは、不合格もあり得るということですか。
(特別支援教育課長)
 そうです。
(委員長)
 何か御質問ありますか。よろしいですか。特になければ、了承しましたということで、次に行きます。議案の第3号お願いします。

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○議案第3号 平成21年度鳥取県立高等学校入学者選抜方針について(公開)

(高等学校課長)
 議案第3号は、平成21年度鳥取県立高等学校入学者選抜方針についてお諮りするものです。おはぐりいただきまして、1、2ページが選抜方針です。昨年度からの変更は、試験日の日程の変更が中心でございます。3、4ページに新旧対照表をつけておりますが、主に曜日回りとの関係で試験の実施日を多少前後させているところでございます。一般入学者選抜は、平成21年3月5日と6日です。5日に学力検査をするということでございます。
 それから、事前に委員の皆様には資料もお送りいたしましたが、この対照表でいいますと、大きな3番の(3)、再募集入学者選抜というのがございます。これは一般入試の後で定員に満たない学校に対して再度募集するものでございますけども、この再募集入学者選抜につきまして見直しをしてほしいという意見が私学からございました。例えば私立高校の入学の手続をした場合に、県立の再募集を受験できないようにするという、そういう内容の要望でございます。その理由は、一旦私学に合格をした受験者が再募集で県立に合格すると、一旦合格を決めておいて受け入れの準備をしているのに生徒が抜けていくというのは困るという、そういう理由でございます。このことについて県内の中学校にアンケートをとってみましたが、60校中50校が再募集をやってほしい、残りの学校は特に回答はないということで、反対というのは一つもなかったわけでございまして、受験の機会の確保、あるいは経済的理由、それから私立にも合格したけども、手続をしないで再募集に落ちた場合に行くところがなくなるというようなことを中学校は上げておられましたので、高等学校課としては昨年どおり再募集を実施したいと考えております。この点につきまして審議をいただきまして、選抜方針についてよろしくお願いしたいということです。

(委員長)
 わかりました。取り上げるのは、説明がありましたように再募集についてですね。これについての御意見ありましたら、お願いいたします。
(教育長)
 私学の皆さんが入ってらっしゃる連合の20名くらいがおいでになって、ぜひ再募集をやめていただきたいということがあったんですけども、さっきの話で経済的に苦しい家庭の子どもたちもいますので、私学だけに全部行けるとは限らない。それから、どうしても再募集で自分の道を自分で切り開いていきたいという思いも、多様な選択肢の中から見つけていくのでやりたいですと申し上げたんですけども、私学のやめてほしいという声が、さっきのような理由で、結構あったりしたんです。でも、最初に申しましたように、そういう子どもたちのいろんな状況を支えていく制度としてあった方がいいんじゃないかなと私は思っているところであります。
(委員長)
 いかがでしょうか。
(委員)
 鳥取県はもともと選択の余地が少ないので、今のお話聞くと中学校の御意向も承ったみたいですし、それから保護者の御都合もありますでしょうから、今までどおり再募集という形がよろしいかなと思います。私学の言われることも、それは経営的なことでいろいろわかりますけど、あえて言えばそういうことだと思います。
(教育長)
 今回、再募集で県立学校に入っていく子たちは40から50人ぐらいだったと思っています。
(委員長)
 委員、どうですか。
(委員)
 それでいいと思います。県立学校というのは公費でやっているわけです。適格審査するわけですから不適格な者があれば定員に満たず、少ない場合もあり得るかもしれないけども、しかし余力があれば、合格するしないは別として、まだ余力がありますから県民であるならば受検の資格がありますという趣旨で募集するのはむしろ当然じゃないかなという気もするんです。応じてくるかこないかは個人の自由ですけれども、県として一応手続的にもそういうことを公にして、こういう機会がまだありますということは言うべきではないかな。余っているのに情報も提供せず、募集もしないというのはちょっとまずいかなという、逆に言うと、そんな考えもあるんですけどね。
(教育長)
 定員に達してないときは募集しますというのは必ず言いますよね。
(高等学校課長)
 そうですね。
(委員)
 ですから、そういう意味でやるということもあるかなと。
(高等学校課長)
 今春の場合、志願者は全日制で48人ありまして、合格者が30人。定時制の方で志願者が13人で、合格者が9人でございます。
(委員)
 制度的にはありがたいなと思うんですが、この再募集に応募される生徒は県立が不合格で、その日のうちに私学に入学金を納めなさいというのがあって、親はお金を握りしめて走ったりしていくわけですよね。その後で再募集の要項が出てくるわけですよね。そこで、受ける、受けないというのは判断するんでしょうけど、例えば、では受けますって言った時点で私学に入学するという可能性はもうなくなるわけですね。それはないわけですか、ちょっとよくわからないんですが。
(高等学校課長)
 現在は、大学なんかもそうだと思うんですけど、一旦私学に入学の手続をしても、県立の再募集を受けることはできます。最終的にどちらを選ぶかは本人ということです。
(委員)
 ということは、その48名受けられて30人が合格されたということは、残りの18人ですか、その方は私学にもしかしたら行っておられるということですか。
(高等学校課長)
 ですね。または、私学にも合格されてない場合は、例えば浪人とか、そういうこともあります。
(委員長)
 僕も当然やらないといけないと思いますね。子どもの立場に立ってやるべきであるという感じがしますので、ぜひそれは継続されるべきだと思います。
(委員)
 県の方は第一止める理由がないんです。
(委員長)
 それは私学の経営だけの論ですね。ただ、厳しいことを言えば、公立よりも優先順位の高い私学にならないといけないと思いますけどね。そっちが本筋だと思います。では、原案のとおりということでよろしいですか。では、これで議案は終わりましたので、以降、報告事項ということで、順次お願いします。報告事項のア、お願いします。
 

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○報告事項ア 平成20年度鳥取県職員採用候補者選考試験(学芸員(自然))の実施について(公開)

(教育総務課長)
 報告事項アの資料を御覧いただきたいと思います。平成20年度の鳥取県職員採用候補者選考試験の学芸員、自然分野の者の実施であります。
 博物館の学芸課の自然担当の学芸員についてこの春4月から学芸員として来ていた教員が学校現場に戻ったということもありまして1名欠員になっています。それに伴い、1名自然担当の学芸員を採用したいということで、その2の試験概要にございますような形で、現在1次の論文を受け付けているところであります。4月24日から5月28日までの間、これを1次試験ということで論文審査を行い、2次試験で教養、論文、面接を行うといった形で、最終的に8月の採用を目指しているというところです。
 なお、現時点での候補者はゼロという状態で、もう少し何とかというようなところが現状であります。それから、下にピンク色の受験案内の要項をつけております。以上であります。

(委員長) 
 何か御質問ありますでしょうか。
(委員)
 ピンクの受験案内ですけれど、これを関係の学部や学科を持っている大学等に配布もしているわけですよね。
(教育総務課長)
 しております。およそこういう自然系を持っておるところには周知をしておりますので、特にこういう分野は多いかなと思っているんですけども、応募がゼロというのはちょっと残念なところであります。
(委員長)
 よろしいですか。
(委員)
 もしなかったら、また再募集とかになりますか。
(教育総務課長)
 ちょっと検討しているんですけども、1名空いたままということは非常に困りますので、また改めてということになると思います。
(次長)
 以前、同種の中途採用の試験やったときも、論文提出があるので、応募期間の最後の方に結構まとまって、しかもかなりレベルの高いものが出てきたように思いますので、ちょっと今の段階で反応がないということではないと思いますけれども。
(委員長)
 それでは、報告事項のイお願いします。

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○報告事項イ 平成21年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項について(公開)

(小中学校課課長補佐)
 報告事項イ、平成21年度鳥取県公立学校教員採用候補者選考試験実施要項についてでございます。
 1枚はぐっていただきますと、本年度と昨年度の実施要項の概要を比較できるような形で示させていただいています。出願書類の交付でございますが、既に始まっておりまして、5月13日から同月29日、出願の期間も同様でございます。試験期間は、1次試験が7月19日及び20日、2次試験が9月1日から9月5日までとしております。受験資格と、その次の身体に障害のある者を対象とした選考については、昨年度と同様でございます。
 その下にございますスポーツ・芸術の分野に秀でた者を対象とした選考、これが今回新たに導入したものでございまして、高等学校卒業後にスポーツの分野、芸術の分野、それぞれ優秀な成績を収めた方を対象としております。もう少し具体的に申し上げますと、スポーツの分野では、国際的な大会に日本代表として出場した者、または全国的な大会でベスト4以上に入賞した者、芸術の分野では、国際的または全国的なコンクール、展覧会等で優秀な成績を収めた者でございます。中学校と高等学校の教諭、すべての教科、科目で対象としております。受験教科との関連は問いません。採用予定数は、中学校と高等学校の教諭の採用予定数に含んでおります。
 採用予定者数でございます。小学校定員10名、以下御覧のとおりでございますが、昨年度より1人減って、合計52人の採用予定でございます。児童生徒数の減による学級数の減ですとか、退職者数が少ないこと、小学校においては今後も統合が見込まれること等を勘案しましてこの数字を出しております。
 その他の特徴でございますが、中学校では、昨年度中止しておりました音楽と家庭を再開いたします。高等学校では、地理歴史のうち地理を中止いたします。全体のところに書いておりますのは、今申し上げました中学校の音楽、家庭を再開することに伴いまして、高校との併願を可能にするというものでございます。
 詳細につきましては、添付しております実施要項の方を御覧いただければと思います。以上です。

(委員長)
 いかがでしょうか、このスポーツ・芸術の分野云々というのは、高等学校卒業後ということですけど、例えば極端な話をしますと、大学時代に良い成績を収めて、応募者が40何歳でも、それは良いわけですね、そう読み取るんですよね。それが今の生活に活きているかどうかというのは、面接試験などでいろいろみるでしょうからいいんでしょうけど。学校でよく自己推薦というときに過去何年という言い方を敢えてするんです。経験さえあればいいんじゃないということをどう考えるかなと。総合的に見るので、1指標でしょうから、これはいいと思いますけど、そういう極端な場合もあると頭に入れておいてください。
(教育長)
 本当にそれが活かせるかどうかということでしょうからね。
(委員長)
 ほかにございませんか。
(委員)
 良い記録を持った人が入られて、活躍していただくのが一番ですよね。
(教育長)
 そういう力を持ってらっしゃる方というのは、指導的な面もやはり優れたものを持ってらっしゃると思うので、そこに期待したいですね。
(委員)
 平凡ではなく、極端に優れて頑張った人であることは間違いないですからね。
(教育長)
 教科も面接も含めて総合的に試験を行いますので、基礎的な部分の教員として必要な資質はもちろん見て、バランス持って社会の常識から外れないような、バランスを持ったものにできたらと思います。
(委員長)
 それでは、次、報告事項のウお願いします。

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○報告事項ウ 平成20年度県立特別支援学校(専攻科理療科)生徒用教科用図書の採択の追加について(公開)

(特別支援教育課長)
 平成20年度県立特別支援学校(専攻科理療科)生徒用教科用図書の採択の追加についてでございます。鳥取盲学校の専攻科理療科の平成20年度教育課程実施にあたって、昨年度の平成19年9月4日に採択をしておるわけでございますけども、新たに選択教科でとる生徒がいたために、追加して教科書採択をしたいということでございます。以上です。

(委員長)
 よろしいですか。では、報告事項のエ、お願いします。

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○報告事項エ 鳥取県公立学校職員(船舶乗組員[通信長])採用候補者選考試験の実施について(公開)

(高等学校課長)
 報告事項エは、鳥取県公立学校職員(船舶乗組員「通信長」)採用候補者選考試験の実施についてでございます。募集しますのは船舶乗組員の通信長でして、前任の通信長が本年度3月31日付をもちまして辞職いたしましたので、その欠員補充です。そこに上げてありますような資格、免許を持った方で、わかとり丸の運航の状況も考えまして、日にちが中途半端ですが8月7日から採用にしたいということで、現在、受付期間中でございます。5月9日から21日まで受け付けまして、試験は5月31日にしたいと考えております。以上でございます。

(委員長)
 御質問ありませんか。特になければ、報告事項オお願いします。

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○報告事項オ 県立高等学校における教科書の選定方針及び採択について(公開)

(高等学校課長)
 報告事項オは、県立高等学校における教科書の選定方針及び採択についてでございます。教科書の選定方針及び採択につきましては、県立高校と特別支援学校の高等部も含めて、各校の選定した教科書の採択希望に基づいて、県教育委員会が採択を行うということになっております。
 教科書の選定につきましては、生徒の能力と適性によって21年度の実施の教育課程にある教科、科目の教科書を選定するということで、留意点はそこにあげてあります1から7のものでございます。これは昨年度と同じでございます。
 それから、4番に、教科書選定の適正を期すためにということで、教科書編集趣意書とか、あるいは教科書展示会、県下5会場でありますが、そこで実際に教科書を見て検討して採択希望を提出いただくということになっております。
 7月の上旬に各学校長から採択の希望をいただきまして、教育長決裁で採択をいたしまして、9月の教育委員会に御報告する予定でございます。以上です。

(委員長)
 何かございますか。
(委員)
 昨日ぐらいから報道されている竹島の領土問題のことがあるんですが、これはこの時点で反映したものが出てくるのかどうなのかと思いまして。
(委員)
 もう既に使っている教科書の中にそういったものもあるわけですか。
(高等学校課長)
 竹島が出ているのはありますが。今回報道で出てきたのは中学校の解説書ですのでまだこれからです。
(委員)
 これからですね。出てくればそういうことも要件になってくるんですね。
(教育長)
 解説書の拘束力は、指導要領ほどの拘束力はないけど、でも実質的な拘束力的なものはあるんです。そうすると、全部の教科書に載って記述がなされるのかな。
(委員)
 可能性はありますけれども、ないのもあり得るわけですよね。これは一例ですけども、教育基本法が変わってから、ぼちぼちそういうものが出てきているので、また考えていかないといけないと思っています。
(教育長)
 今、鳥取県はちょうど交流を再開して、大事なときなので非常に微妙な問題なんです。あまり交流を教科書とくっつけて考えるのは、心配なところがあるので分けないといけないんですよね。
(委員長)
 よろしいでしょうか。じゃあ、報告事項のカ、お願いします。

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○報告事項カ 平成20年3月高等学校卒業者の就職決定状況について(公開)

(高等学校課長)
 報告事項カは、平成20年3月高等学校卒業者の就職決定状況についてでございます。この調査は2種類ございまして、文部科学省の基準による調査は、全日制、定時制につきまして、縁故も公務員も全部含んだ就職の悉皆調査で、もう一方は、厚生労働省の基準による調査で、これは県立、私立の全日制、定時制、それから米子北高の衛生看護科の専攻科も含めて、公共職業安定所か高等学校を通じて求職をしている人を対象ということで、いつも労働局が新聞に発表をされるのがこの厚生労働省の基準によるものでございます。
 それぞれ簡単に御説明したいと思いますが、まず、文部科学省の基準による調査によりますと、求職者は実数でわずかに8人増加で、卒業予定者に占める求職者の割合も0.8ポイント増加ということです。次の段のところで、県内就職を希望する求職者は、昨年に比べて22人、2.5%減っております。それから、求職者の中の県内就職の希望者も2.5ポイント減少していると、その裏返しで県外希望が増えているということになります。それから、就職決定状況ですが、(2)の就職決定率は97.8%で、前年よりも0.2ポイント増えております。一番下の段ですが、県内就職希望の就職決定率は97.4%で0.2ポイント減少しています。以上が文部科学省の調査によるものです。
 それから、もう一つの厚生労働省の基準による調査ですが、求職者は64人減少しておりまして、卒業生の中の求職者の割合は0.2ポイント増加、就職をしたいという生徒がわずかに増えています。求職者に占める県内就職を希望する求職者は、3.1ポイント減少しております。それから、求人の状況ですが、求人数は4.7%増加をしています。それから、(3)就職決定者数ですが、就職決定者自体は63人、4.7%減少ですが、決定率でいいますと98.8%で、0.1ポイント増加、これは平成11年3月以来の高い数値になります。また、県内就職者の決定率が98.4%で、前年同期と同じということになっております。
 最終的には内定率が上がりましたが、それは昨年度は、学校、労働局、県商工労働部等に求人を早く出していただけないでしょうかというお願いを各企業にしていただいたことが、一つ効果があったのかなということもございます。ただ、ニュースを聞きますと、来年度はなかなか求人が厳しいというようなこともありますので、今後もそういう努力を続けていきたいと思っております。以上です。

(委員長)
 何か御質問ありますか。
(教育長)
 県外の方が求人が多いので、県内より県外の方に就職していく子どもたちがだんだん多くなっているんじゃないかと思うんですけど、県内と県外との就職の比率の推移のデータはありますか。前から80%強県内に就職して、残りが県外という感じだったんですけど、今はもう県外の方が20%を超しているんじゃないかと思っているんですけれども。
(高等学校課長)
 県外に出る生徒がだんだん増えてきています。
(委員長)
 もう一つ気になるのは、就職というときに常勤なのか非常勤なのか、雇用形態がどうなのかということです。これはどうしても率だけの話なので、もともとは県内で常勤というのが難しい状況にありますよね。それから、この調査そのものでは見えてこないんですけど、卒業後一旦就職して何年続けているんだという調査を見たいですね、本当はそれがかなり重要じゃないですかね。
(高等学校課長)
 離職率もある程度定例的に調査をしております。
(委員長)
 あまり続かないと言われるのは、雇用形態にもからんできますよね。
(高等学校課長)
 この離職率も一つの課題でもあります。
(委員長)
 課題だと思いますね。
(教育長)
 県内の方は、たしか離職率が3年後の状況でみると51%ぐらいになっているんじゃないですか。
(委員長)
 実際はもっと多いかもしれませんね。
(教育長)
 委員も言っておられたけど、仕事そのものに対する熱意というか、働くという自覚というか、そういう人間の基礎みたいなものが弱いんでしょうかね。すぐ辞めてしまう子どもが相変わらず多いんですよね。
(委員)
 それは学校だけが悪いというものではなくて、小さいときからの積み重ねがあって、恐らく家庭が一番大きいんだろうと思うんです。これは3月末時点の数字ですけども、1年後とか、半年後でもかなり数字が変わってくるんじゃないかというような気もします。
(委員長)
 つい我々は率にこだわるんですけど、次は質の問題じゃないかと思いますね。
(教育長)
 そうですね。離職率の表がありましたよね。ちょっと資料で、後で委員に差し上げてください。
(委員)
 アドバイザーの先生も大変だと思うんですね、就職させないといけないし、そのためにはちょっといいことも言わないといけないというところもあるんでしょうし。
(教育長)
 県内求人が減ってきている、その中で就職率を上げるから、やはり思うようなところに入ってない、だから離職につながるということも出てきますし。頑張って、でも一生懸命就職しようとしているところは評価できるかなと思いますけどね。
(委員長)
 そうですね。
(委員)
 来年も求人はそんなによくはならないでしょうから、できる限り早目に商工労働部と一緒に企業に求人を出してくれという動きをしていただきたいなと思います。
(教育長)
 そうですね、はい。
(委員長)
 では、次、報告事項キお願いします。

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○報告事項キ 平成19年度家庭教育電話相談事業のまとめについて(公開)

(家庭・地域教育課長)
 平成19年度家庭教育電話相談事業のまとめについて御報告いたします。この家庭教育電話相談事業といいますのは、月曜日から金曜日の10時から21時、土曜日の10時から18時に非常勤の相談員あるいはボランティアの相談員に委託をいたしまして実施をしております。月曜日から金曜日の10時から17時につきましては、非常勤相談員が課の相談室に待機いたしまして電話及びメール、ファクシミリを受け、即応答をしているところでございます。月曜から金曜の17時から21時につきましては、自宅で携帯電話を持っていただきまして、そこで対応していただくようにしております。
 その中で、年間相談件数といたしましては、895件ということでございました。月ごとの利用件数につきましては御覧のとおりでございまして、12月、10月、11月が多くなっております。少ない月につきましては、1月、5月ということで、これにつきましては学校の開設日、あるいは電話相談の開設日というものが関わってくるかなと思いまして、1月、5月につきましては休日が多いということと、あるいは次に報告いたしますけれども、母親からの相談が多いということで、自分一人になる時間が少ない、電話での相談ができないということも関わってくるかなと考えております。
 相談手段といたしましては、電話相談、留守番電話、メール、そのほかファクシミリというものも利用していただくようにしております。電話相談としては、10時から17時が569件で一番多くなっております。
 相談内容で、学校社会環境が一番多くなっておりまして、学校での子どもの人間関係でありますとか、担任との意見の相違などについての御相談をこの分野に掲げております。ただ、ここの項目につきましては何回もかけていらっしゃる方が数人いらっしゃいますので、そのことで件数が上がっていると考えております。そのほか、家族関係でありますとか不登校の相談も数%上がっているところでございます。66%は母親がかけてきているものでございました。
 年次別の相談件数につきましては、今年度は御覧のとおりでございまして、17年度から18年度が少し多くなっておりますけれども、これは、子育てホットライン、御相談はここへというふうな啓発カードを年2回、小・中・高等学校に配りましたことなどから、相談件数が約倍増したかと考えております。以上でございます。

(委員長)
 何か御質問がありましたらお願いします。
(委員)
 年齢別とまでは言いませんけれども、大ざっぱなところで区切ってみてどの年齢の件数が多いんですか。例えば小学校低学年が多いとか、中学校が多いとか。
(家庭・地域教育課長)
 また詳しい資料はお持ちいたしますけれども、おおむね小学生の親御さんからのお電話が多いと承知しております。そのほか、下は幼稚園の本当に幼児、例えばいろんな御相談がありまして、おしっこの色がテレビで見るような色ではないけれどというふうな、本当にどこに相談をされたらいいかわからない、いろんな御相談をお受けしています。相談機関が多くある中でどこに相談したらいいか確かに分かりにくいなと感じているところでございます。また後で、詳細の資料をお渡しさせていただきます。
(委員長)
 相談で留守電というのはどういうことですか。
(家庭・地域教育課長)
 これは電話が入ったということの登録ができているということです。
(委員長)
 そこまでですね。
(家庭・地域教育課長)
 内容については承知できません。
(委員長)
 よろしいですか。では、報告事項のクにいきます。 

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○報告事項ク 平成20年度子どもの読書活動優秀実践図書館・団体(者)文部科学大臣表彰について(公開)

(家庭・地域教育課長)
 報告事項クは、平成20年度子どもの読書活動優秀実践図書館・団体文部科学大臣表彰につきまして御報告いたします。この御報告につきましては、前回の教育委員会の時期と、本課の方で承知いたします公表の時期が遅れましたために、新聞発表等が早くなりまして、こちらへの御報告が遅くなったものでございます。
 今回は、大山町立図書館とおはなしグループ「だくちる」が表彰を受けられました。
 大山町立図書館につきましては、平成20年1月から3歳児を対象にしたブックスタートセカンドを開始をされている。これに関わらず、町全体として読書振興に大きく足を一歩踏み出されているということが、それが継続されているということが表彰のきっかけになったと考えております。町の教育委員会に配置された司書と協力した町立図書館と教育委員会が連携しての保育所図書館の整備等というのも大きな、県内では先進的な取り組みをしておられるところだというふうに考えております。
 おはなしグループだくちるですけれども、これは平成7年1月に会を結成されて、県内のお話しグループの中でも本当に歴史のあるグループということでございます。米子市内を中心に毎月定例のお話し会を実施されたり、行政とタイアップしたブックスタートの推進など先駆的な活動を続けていらっしゃいます。
 本県における過去の表彰につきましては御覧のとおりでございます。

(委員長)
 何か御質問ありますでしょうか。よろしいですか。続いては、報告事項のケをお願いします。

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○報告事項ケ 平成19年度新体力テスト調査結果について(公開)

(体育保健課長)
 平成19年度新体力テスト調査結果について報告させていただきます。この新体力テストは、幼、小、中、高等学校での全児童生徒が毎年実施するものですが、その中の10%に当たる人数を抽出いたしまして、結果を分析したものでございます。
 調査項目としましては、4番に書いてありますが、握力とか上体起こし、それから50メートル走などのいわゆる体力テストの8項目と、それから生活習慣に関わる項目の7項目でございます。
 調査結果ですが、2ページから簡単につけさせていただいていますが、まず2ページでございます。各調査項目ごとに全国と比較いたしまして有意差が見られた、全国の値よりも優れているものが左側、劣っているものが右側に、上が男子、下が女子としてグラフにしております。見ていただきますと、男女ともに優れている種目が左側に多いということでございます。特に男子を見ていただきますと、シャトルランは全学年ともに優れています。この表の見方は、どれぐらい優れている学年があるか、学年の数の割合でございます。つまり、シャトルランは全学年ともに男子は優れています。同じように見ていただきますと、女子の場合には、すべてとは言えないんですが、80%の学年で優れている。ただ、劣っているというのは、有意差で示していますので、少し平均より下だけれども劣っているとはまだ言えないと、そういう見方をしていただければと思います。これで見ていただきますと、毎年ですけど、ボール投げの女子が全国平均よりも下回っている学年が多いということから、依然として本県の課題であるというふうに考えております。
 それから、3ページ、昨年の結果と比べてどうかですが、急に1年で変わるものではございません。これは昭和53年ぐらいから5年ずつで平均を示したものでございます。見ていただきますと、全種目的に右肩下がりになっておりますが、50メートル走、一番上の右側、女子、それからボール投げ、課題ではあるんですけれども、その女子の部分を見ていただきますと、やや改善の兆しが見えるんじゃないかと思います。
 それから、4ページは生活習慣と体力・運動能力との関係でございます。やはりスポーツを2時間以上する子どもたちは体力テストの点数が高いことが結果で見えます。中ほどには朝食の有無と得点の状況を示したものですが、毎日食べる子どもの方が得点が高いんですけれども、一つ見ていただきますと、小学校5年生は食べない子の方が高くなっております。ただ、これは抽出で食べない子が小学校の5年生は1人しかなかったものですから、たまたまその抽出をした子が高かったというようなことなので、こういう結果も出てしまったというようなことでございます。
 こういったようなことを受けまして、5ページでございますが、今度、文部科学省の方が全国体力・運動能力、運動習慣等の調査をします。これは小学校の5年生と2年生、つまり今各学校でやっている体力テストの結果をすべて文部科学省に送って、そこで分析していただくというものでございます。今年度実施するわけですが、現在、各学校へ最終的な意向調査を行っているところです。今のところほぼ全校が実施する意向を示しております。
 こういう結果を受けまして、もう一度1ページの方に返っていただきまして、6番です。今後の対策等ですけれども、やはり教科体育の充実、改善に活かしていきたいということを思っているところでして、委員にもこういった冊子の方をお送りさせていただいています。この冊子は昨年と少し変えたところが、こういう結果を受けて、では学校ではどんなことをやったらいいんだろうか、あるいは学校外での取り組むためにこういったことがポイントだよというようなこともまとめてチェックさせていただいています。以上です。

(委員長)
 何か御質問等はありませんか。
(教育長)
 さっきあったように、少し落ち方が鈍ってきて、少し下げ止っている兆しが見えているんですが、思うようには上がってきません。
(委員長)
 2ページにあるように、なぜシャトルランに代表されるものが良くて、わずかですけど、なぜボール投げに代表されるものが悪いかについては、どういう分析をされているんですか。
(体育保健課長)
 この冊子は、また後で御覧いただきたいんですけれども、80、81ページのあたりに、油野先生が委員になっていただいておりまして、書いていただいているところがありまして、本県の子どもたちの持久力、忍耐力の問題もあるんではないかと。頑張る力が本県の子どもたちは弱いんじゃないかなということは言っておられました。それで、このボール投げですけれども、特にこれというものはないんですけれども、ちょっと専門的な話ですが、思春期の前期の筋力を伸ばすことが足りてないんではないかなというような話をしておられました。
(委員)
 体格的にはどういう傾向なんでしょうか、
(体育保健課長)
 体格は伸びているんですけれども。
(委員)
 伸びているんですか。
(教育長)
 体格は伸びているけど、体力は落ちて、下がっていると。
(委員長)
 それは全国的傾向ですね。
(体育保健課長)
 この冊子で、体力、体格の推移が94ページのあたりに出ておりますが、昭和の時代からずっと伸びてきているというのが見ていただけます。
(委員長)
 よろしいでしょうか。では次、報告事項コお願いします。

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○報告事項コ スポーツ顕彰の授与について(公開)

(スポーツセンター所長)
 顕彰の趣旨でありますが、スポーツの国際大会において優秀な成績を収めた選手に対して表彰を行い、その栄誉を称えるとともに、県民の競技スポーツに対する意識の高揚と本県の競技力の向上を図るという趣旨でスポーツ顕彰を授与しております。
 顕彰の対象は、本県の代表又は出身者で、オリンピック大会において8位以内、アジア大会、ユニバーシアード大会、及び競技別世界選手権大会等において3位以内にそれぞれ入賞した個人及び団体競技の選手が対象であります。
 授与式は、去る4月25日午後1時半から、県庁第4応接室で知事から表彰状及び記念品を授与いたしました。
 受賞者は和田見里美、北栄町出身、自転車競技であります。所属は現在、中京大学の3年生。顕彰理由でありますが、昨年6月に南アフリカのケープタウンで開催された2007年B世界選手権自転車競技大会の女子ポイントレースで優勝いたしました。その世界大会の優勝の実績を認められ、去る5月9日、JOC、財団法人日本オリンピック委員会からオリンピックの代表選手として決定いたしました。その顕彰でありました。以上です。

(委員長)
 何か御質問ありますでしょうか。和田見さんはどこの高校出身ですか。
(スポーツセンター所長)
 倉吉東高等学校です。
(委員長)
 倉東ですか。倉東というのは自転車競技強いんですか。
(スポーツセンター所長)
 倉吉東高等学校には自転車部はないんですけども、隣の倉吉西高や、そういう部と一緒に練習をしていました。
(委員長)
 個人的にやっていたんですか。
(スポーツセンター所長)
 はい。
(委員長)
 よろしいですか。それではこれで報告事項は終わります。続いて協議事項に入りたいと思いますが、この事項については非公開にしたいと思いますがいかがでしょうか。よろしいですか。では非公開で了解されました。それでは協議事項1、説明をお願いします。

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○協議事項1 鳥取盲学校人権救済申立てに係る追加調査及び学校再生の取組について(非公開)

(委員長)
 5月の教育委員会としてはこれで終わります。次回は6月19日に行います。
                              

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