鳥取県中部圏域の中核病院として、県が運営している病院です。
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MRI撮影検査

さらに静音で高機能な1.5 TMRIに更新されました

 MRI検査は、放射線を使用しないため被曝はありません。強力な磁石と電波を利用して、自由な断面を撮像することができる検査です。CT画像との違いは、骨の影響を受けず、病変部、正常組織(臓器・筋肉・脂肪)などの内部構造に対してもコントラスト良く描出できます。MRI検査は全般的にCT検査より時間は長くなります。
 この度、当院の1.5テスラMRI装置は、最新の装置に更新されました。MRI特有の大きな音に対して静音機構を備えており、音に対しての苦痛は少なくなりました。高速撮像・両側同時乳房撮像・非造影MRA・躯幹部拡散強調像など様々な種類の撮像に対応し、あらゆる部位・疾患に対して有用な情報を提供しております。
MRI機器
MRCP画像イメージ
MRCP
腰椎MRI画像イメージ
腰椎MRI
  
  

画像診断に有用な情報を提供するMRI専用画像処理ワークステーションの設置


 日本でもまだ、数台しか使用されていないMRI専用画像処理ワークステーションが設置されました。
血流や造影画像など適宜なタイミングで撮影されたMRI画像を解析処理することで、機能的視点からの情報を追加提供し、診断をサポートします。Perfusion解析、頭部や乳腺のPermeability解析、DTI解析、ASL解析など豊富な解析アプリケーションを有しています。

MRI検査を受けられる方へ

MRI室入室者への注意事項ポスター
金属持ち込みを禁止
  • MRI検査は、単純検査は30分、造影検査は1時間程度かかります。動きによるブレが無いように静止をしていただきます。
  • MRI検査は、工事現場のような大きな音が発生します。
  • MRI室内は強力な磁場の部屋となっており、金属が引き寄せられます。金属の持ち込みは大変危険ですので、前室ですべて取り外します。検査によっては更衣をお願いすることもあります。(例:入れ歯、ヘアピン、鍵、財布、クレジットカード、時計、携帯電話、補聴器、義足、カイロ、ネックレス、コルセット、メガネ、イヤリングなど)
  • ペースメーカーや手術により体内に金属が埋め込まれている場合は、担当者へお伝えください。誤作動や発熱により危険を伴うことがあります。
  • 腹部や骨盤部を含む検査は3時間前より、絶食となっております。
  • MRCP検査は、3時間前より絶飲食となっております。

当院の特殊検査

急性期脳梗塞に対する拡散強調画像(DWI)

頭部拡散強調画像イメージ
頭部拡散強調画像(DWI)
 通常、突然麻痺の症状が出た場合、頭部の疾患を疑って頭部CTを撮影しますが、脳梗塞の場合、発症直後にCT検査を撮影しても脳梗塞はうまく描出されません。
 しかし、MRI検査の拡散強調画像(DWI)では、脳梗塞の血流の途絶えによっておこるわずかな浮腫を白く表現し、特定することができます。超急性期または急性期の脳梗塞を診断する上で欠かせない検査となっています。

非造影でおこなう脳機能検査(DTI ・DTT ・ASL)

 神経線維等をファイバートラッキングした結果を、画像に重ね合わせて表示することができます( Diffusion Tensor Imaging :DTI 、Diffusion Tensor Tractography :DTT)。
 また、ラベリングされた血液の流れを造影剤を用いたときのように、灌流を画像化する非造影Perfusion( Arterial Spin Labeling : ASL)検査も可能です。


造影剤を使用する脳血流や腫瘍鑑別検査

 造影剤を使用することでさらに詳細な毛細血管レベルの灌流画像( Perfusion Imaging )が得られます。また、脳腫瘍は病態により血管脳関門( Blood Blain Barrier:BBB ) が破綻することで造影剤が漏出する場合が多いことから、血管透過性画像法( Permeability Imaging ) を用いた鑑別検査が重要となります。当院では、T2*WI-FEEPIを用いた DSC ( Dynamic Susceptibility Contrast )だけではなく、T1WI-FFE3Dを用いて磁化率変動の影響を受けにくくした DCE( Dynamic Contrast Enhanced )を撮影することができ、正確な鑑別のために活用されています(日本でもまだ少数の施設しか行えていません)。

 

頭部・腹部・下肢非造影MRA

非造影頭部MRA画像イメージ
非造影頭部MRA
非造影下肢MRA画像イメージ
非造影下肢MRA
 CTにおいては、血管描出のためには、造影剤を必ず用います。しかし、MRIは造影剤がなくても頭部や腹部、下肢全体などの血管を描出することができます。コントラストも良く明瞭で、何より安全に検査ができます。

乳腺ダイナミック

乳房ダイナミック画像イメージ
乳房ダイナミック
 造影剤を用いてダイナミック撮影(経時撮影)をすることで腫瘍の存在がはっきりし、大きさや拡がりなどが診断しやすくなります。
 体位は、うつ伏せで乳房を進展した状態で撮像します。両側乳房を同時撮影することで合わせて検査できます。
  

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