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放射線科

医師の紹介

放射線科部長 河合 剛

 ■専門分野

  画像診断、IVR

    ■専門医・資格等

     日本医学放射線学会 診断専門医

     日本IVR学会 専門医・代議員

     VAIVT血管内治療医

    ■所属学会等

     日本医学放射線学会、日本IVR学会、透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会


放射線科副医長 仕名野 堅太郎

 ■専門分野

  画像診断、IVR

 ■所属学会等

  日本医学放射線学会、日本IVR学会

診療内容

放射線医学は、X線を用いた胸部レントゲン写真などの画像診断学と、放射線を体に当てることによりがんなどの治療を行う放射線治療学を2本の柱として発展してきました。
画像診断では、放射線だけではなく、磁気を用いたMR、音を用いた超音波診断も行い、それらを発展応用した低侵浸襲治療(体に負担の少ない処置)としてIVRもさかんに行なわれるようになってきました。
放射線治療は、低侵浸襲であることや装置の改良も相まって注目を集めており、マスコミにも盛んに取り上げられており、新聞などで目にされることも多いと思います。
当院の放射線科では、鳥取大学からの応援を得ながら、1)画像診断、2)IVR、3)放射線治療 と幅広く診療を行っています。

 

画像診断

レポート作成風景(写真)

CT,MR,RI(核医学検査),DSA(血管造影)などの装置で得られた画像情報を観察し、 ‘画像診断レポート’を作成します。 読影室には、専用ビューワ3台が配備されており、専門医が適宜協議しながら、効率的に読影します。
また、平成22年12月より夜間、休日に行われた緊急のCT、MRI検査画像を直ちに診断専門医に送信するスマートフォンを用いた遠隔画像診断システムを導入し、24時間体制で緊急画像診断に対応しています。

 

血管造影・IVR

IVR(Interventional radiologyの略)とは聞きなれない言葉ですが、画像診断装置を駆使しながらカテーテルなどを用いて治療を行う手技のことで、血管系分野と非血管系分野があります。当科では、両分野にわたり幅広く治療にあたっています。
  血管系IVRでは、肝腫瘍にたいする動脈塞栓術(図1)、透析シャント血管などに対する風船拡張術やステント留置、胃静脈瘤に対する硬化術(BRTO)などを行っています。
(図1)
図1-1(向かって左下に黒く染まる腫瘍が認められる) 図1-2(カテーテルを肝臓の動脈の奥まで進め、動脈注射を行った。) 図1-3(向かって左下には、薬が良好に入り、白くなった腫瘍が認められる。)
非血管系IVRでは、超音波診断装置、CT、X線透視装置を用いて、細い管を体内に挿入し、膿や胆汁を体外に吸い出したりします。また、狭くなった胆管、気管、食道などにステント(金属でできた網目のある筒)を置き、流れがスムースになるようにします(図2)。また、肺や骨に針を刺して組織を採取する手技(生検)も行っています。
(図2)

図2-1(胆汁が十二指腸に流れず、流れが滞っている。) 図2-2(ステントを留置し、胆汁はスムースに十二指腸に流れている。)

 

放射線治療

放射線治療には、体の外から放射線を当てる体外照射と、体内から放射線を当てる体内照射がありますが、当院では、X線、電子線を用いた体外放射線治療を行い、がん治療にあたっています。
治療に先立ってCT画像を撮影し、三次元データを放射線治療計画装置に取り込みます。取り込んだデータをもとに治療計画を立案します。この案を放射線治療装置(ライナック装置)に転送し、専任の放射線技師、看護師とともに治療を行います。
また、平成25年5月、最新の治療システムを備えた、放射線治療棟の利用を開始しています。

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実績

  

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