当サイトではIE10未満のブラウザがご利用いただけません。Browsers with IE10 less can not be used on this site.
鳥取県中部圏域の中核病院として、県が運営している病院です。
検索

放射線治療

治療用照射装置の出力線量について第三者機関による評価を受けました

 第三者機関(財団法人 医用原子力技術研究振興財団)による測定評価を受け当院の治療用照射装置の出力線量は許容範囲内であることが認められました。
 今後も安全な放射線治療が提供できるように努めます。
認定証写真
 
認定通知
 
  

放射線治療とは

 放射線治療は、手術療法、化学療法と並んでがん治療の3本柱の一つと位置づけられています。人工的に発生させた高いエネルギーの放射線(X線、又は電子線)をいろいろな方向からがん病巣に集中させます。放射線は目に見えず、体にあたっても何も感じません。放射線治療の優れているところは患者の身体的負担が小さいことです。高齢者への治療はもちろんのこと、仕事をしながら外来通院での治療も可能です。
 病気の種類や状態で治療回数は異なりますが、2~7週のあいだ月~金曜日までの毎日(週5日)治療を行うことでがん細胞を確実に攻撃し、治療していきます。1回の治療は15分ほどで終了します。
 他の治療と組み合わせて放射線を用いることで臓器の形態や機能を温存することが期待でき、治療後の生活の質(QOL)の維持に大きな役割を果たしています。

放射線で完治をめざす(根治照射)

 頭頸部がん(のど・鼻)、肺がん、食道がん、前立腺がん、子宮頸がん、血液のがん(骨髄腫、悪性リンパ腫)などが適応となります。最近は薬物療法(抗がん剤、分子標的治療薬、ホルモン剤)を併用することが多くなっています。

手術の補助療法(術前・術後照射)

 乳がん(温存療法、乳房切除術後)、脳腫瘍、直腸がんなどで行われます。その他、肺がん、前立腺がん、膀胱がん、子宮がんなども適応となる場合があります。

苦痛症状を和らげる(緩和照射)

 骨転移の痛み、脳転移の症状改善に有効です。そのほか、神経症状、出血、食道や気道・血管が狭くなることによる症状(通過障害、呼吸困難、顔面や腕の腫脹)の改善目的にもおこなう場合があります。
放射線治療機器画像
放射線治療画像イメージ

当院の放射線治療装置(リニアック)の特徴

マルチリーフコリメータ(MLC)

マルチリーフコリメータ
 放射線の照射口にある1cmの薄さの鉛ブロックをコンピュータ制御により、照射形状に細かくあわせることで正常細胞への無駄な放射線をブロックします。

画像誘導放射線治療(IGRT)

 寝台の上に寝て頂き、CTを治療前に撮影することで数ミリ単位で体の位置合わせができ、それにより毎回の治療を正確に行うことができます。
画像誘導放射線治療

放射線治療の流れ

放射線治療の流れ図

専門スタッフによる放射線治療

 放射線治療専門医が、主治医と連携し病気の種類や進行度、全身状態、併用療法、患者様やご家族の希望等を考慮して最適な放射線治療計画を作成します。放射線治療専門放射線技師、放射線治療品質管理士が実際の放射線照射や装置の品質管理を担当し、治療が正確かつ安全に行えるようにしています。また、がん放射線療法看護認定看護師が在籍しており、治療開始前から終了後も患者様やご家族のお話を伺い小さな変化や気持ちに寄り添って適宜対応させて頂きます。それぞれの専門性をもって協力をしながら皆さんの治療が最良に行えるようにサポートしていきます。

放射線治療の副作用

 放射線治療は極めて安全で副作用の心配も小さい治療法ですが、技術や機器が進歩しても現在のところ、正常な細胞(皮膚、肺など)にも放射線は少なからず当たってしまうことから、それに伴う副作用が起こることは否定できません。放射線治療中に発生する体のだるさ、皮膚の発赤、脱毛や口内炎、口やのどの渇き、下痢などは「急性期有害事象」といい、時間が経つと症状は消えていきます。治療が終わってしばらくしてからまれに起きるような副作用を「晩期有害事象」といい、肺炎や消化管出血などがこれにあたります。放射線治療専門医が患者様一人一人の症状、体形や治療目的を考慮しながらなるべく副作用が少なくなるよう、責任をもって治療計画を立てていますので安心して治療を受けてください。
  

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000