J-2 若桜駅

J-2 若桜駅 若桜町若桜
駅舎:木造・平屋建・切妻造・瓦棒鉄板葺
転車台:鋼鉄製・プレートガーター転車台
給水塔:鉄筋コンクリート造・塔
いずれも昭和5年 

若桜駅は、桜の町として有名な若桜町の中心に位置し、現在でも転車台と給水塔を残す数少ない駅である。

若桜線の施工は、兵庫県姫路市の株式会社藤原組が請負い、工費1,314,000円を費やして開通した。若桜線の開通式は、昭和5年12月1日に若桜小学校にて行われた。式には県知事をはじめ代議士、県の各関係者、地元町長等が参列した。尚当日は、天候にも恵まれて大変な賑わいであった様で、各列車の発着毎に花火を打ち上げ、町内を装飾し多数露店等も来ていた。

その後昭和61年10月に、国鉄再建特別措置法による廃止対象の第一次特定地方交通線に指定された。しかし、沿線住民の運動で昭和62年10月に、県と鳥取市と沿線4町が出資する若桜鉄道が営業を引き継いだ。

当駅の駅舎は木造の平屋建で、屋根は純日本様式の切妻造を使用し、その屋根面に鉄板を使用している。外部は当初の姿を残しているが、内部は若桜鉄道の営業開始以降にかなり改装をした。

当駅の転車台は、昭和5年に川崎車輌株式会社が製作したものである。転車台とは、蒸気機関車として有名なSLが主であった当時に、機関車をその台の上にのせて向きを変える役割を果たし、往来する機関車の折り返しと、車庫との出入りに使用していた。当時若桜駅にも、転車台のすぐ奥に車庫があったが今は存在しない。

当駅の給水塔は鉄筋コンクリート造である。給水塔とは、蒸気機関車に必要不可欠な水を機関車に送水する役割を果たしていた。

現在でも若桜駅には転車台と給水塔が残っている。これは歴史的、文化的価値があることから、若桜町の活性化史実物として保存することとして、鉄道愛好グループと若桜町の商工会員及び商工会青年部が主となり、補修及び整備清掃を行い、当時の面影を再現するとともに景観整備を行っている。



若桜駅図面と昭和45年の給水塔で給水する機関車の写真

平成17年の若桜駅の写真 
  

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