先週、県内の感染注意情報を解除しましたが、今週に入り中部地区で患者数が増えています。
【患者数】
中部地区:定点当たり10人超(注意レベル)
【変異株】
7月に完全にKP.3系統(JN.1亜系統)へ置き換わり
【集団感染・臨時休業】
9月に入り、学校等での臨時休業が増加
(7月:50件、8月:22件、9月:28件)
【入院患者数】
定点医療機関における
新規入院患者数30人超
集計期間:令和6年第36週(令和6年9月2日(月)~9月8日(日))
新型コロナウイルス感染症は、中部及び西部地区で患者報告数が増加しています。特に中部地区では注意レベルを超えており、引き続き注意が必要です。
手洗いなどの予防対策や咳エチケットなどの励行をお願いします。
また、症状があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。
地区 |
東部 |
中部 |
西部 |
合計 |
全国(第36週) |
患者数(人) |
71 |
65 |
81 |
217 |
|
定点当たり患者数 |
5.92 |
10.83 |
7.36 |
7.48 |
6.57 |
流行情報 |
ー
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〇注意 |
ー |
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〇注意レベル: 定点当たり10人/週 (今後の感染拡大に注意が必要と考えられる段階)
◎警戒レベル: 定点当たり20人/週 (感染者数の加速度的な増大のおそれがある段階)
第36週新型コロナウイルス感染症3点グラフ(xlsx:677KB)
※中国五県平均・全国平均との比較は金曜日(原則)に更新します。
新型コロナウイルス感染症について(国立感染症研究所)
新型コロナウイルス感染症について(厚生労働省)
流行情報の解説
現在の感染状況が、第8波と比較してどの程度のレベルかを地区ごとにお知らせするもの。
〇注意レベル:定点当たり10人/週(今後の感染拡大に注意が必要と考えられる段階)
◎警戒レベル:定点当たり20人/週(感染者数の加速度的な増大のおそれがある段階)
※いずれも、定点当たり10人/週を下回れば解除。
ここでは定点当たりの鳥取県の発生状況を、地区別、中国五県平均、全国平均と比較しています。なお、注意レベル基準は定点数10以上、警戒レベル基準は定点数20以上としています。
定点とは
感染症情報の報告に協力を頂いている医療機関のことです。感染症の種類ごとに医療機関が指定され、新型コロナウイルス感染症については内科及び小児科の医療機関が対象となっています。
定点あたり報告数とは
東部、中部、西部の各地域ごとの各感染症報告数を定点数で割った値で、各地域ごとの感染症の流行状況の指標となるものです。
鳥取県衛生環境研究所では、県内の医療機関からご提供いただいた新型コロナウイルス感染症の検体について全ゲノム解析を行っています。