集計期間:令和7年第25週(令和7年6月16日(月)~6月22日(日))
ヘルパンギーナは、中部地区で患者報告数が増加し、流行しています。今後の感染動向に注意が必要です。
手洗いなどの予防対策や咳エチケットなどの励行をお願いします。
また、症状があった場合は早めに医療機関を受診しましょう。
鳥取県内のヘルパンギーナ発生状況は以下のとおりです。
鳥取県のヘルパンギーナ発生状況(令和7年第25週3点グラフ)(xlsx:675KB)
ヘルパンギーナは、エンテロウイルス属ウイルスによる感染症で、飛沫、接触、経口感染します。毎年初夏から秋にかけて流行が見られ、感染して2~4日の潜伏期の後、突然の発熱とのどの痛みが症状としてあらわれます。
患者の年齢は主に5歳以下がほとんどで、1歳代が最も多く乳幼児の夏かぜの代表的なものです。
ワクチンなどの特別な予防法はなく、感染を防ぐためには患者との濃厚接触を避け、手洗いなどの一般的な予防法を励行することです。
日頃から、外出後、食事の前、トイレの後は流水と石けんでしっかり手を洗うよう心がけましょう。
ヘルパンギーナについて(国立健康危機管理研究機構HPへ)