県又は市町村が、住民、事業所、学校関係者等を対象に、原則90分の講座を開催し「認知症サポーター」の養成を行います。「認知症サポーター養成講座」の受講者 には、認知症サポーターのしるしである「認知症サポーターカード」を配布します。
実施主体
県又は市町村
講師
キャラバン・メイト(キャラバン・メイト養成研修を修了した者)
講座内容例
| 内容例 |
標準時間 |
| 認知症サポーター100万人キャラバンとは |
15分
|
認知症の理解
1.認知症とはどういうものか
2.認知症の症状
3.中核症状
4.行動・心理症状とその支援
5.認知症の診断・治療
6.認知症の予防についての考え方
7.認知症の人と接するときの心がまえ
8.認知症介護をしている人の気持ちの理解 |
60分
|
| 認知症サポーターのできること |
15分
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受講費
無料
申込先(県委託先)
〒683-0811 米子市錦町2丁目235
公益社団法人認知症の人と家族の会鳥取県支部
電話:0859-37-6611
ファクシミリ:0859-30-2980
○以下様式をダウンロードしてお申込みください。
サポーター養成講座申込書(Excel, 65KB)
地域の企業・団体活動等に携わる人
⇒企業、団体(商工会議所、同業者組合、銀行等の金融機関、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、宅配業者等)、公共サービス機関(行政サービス全般、警察郵便局、消防等)、公共交通機関等
*応募のあった講座の実施については、県と市町村で調整をします。
*企業や上記団体以外の組織(自治会、老人クラブ、民生委員、ボランティア)や学校関係については最寄りの市町村役場にお問い合わせください。
鳥取県では、認知症サポーターの存在が住民にわかりやすいように自治体等が実施した「認知症サポーター養成講座」を受講した地域住民の団体、企業等に「認知症サポーターステッカー」を交付します。
近年の認知症サポーターステッカー交付先
| 交付年月日 |
交付先事業所 |
| 令和4年11月29日 |
中国銀行 米子支店 |
| 令和5年2月24日 |
ほけんの窓口 しんまち店 |
| 令和5年3月25日 |
鳥取県生活協同組合連合会 |
| 令和6年3月21日 |
岩美町網代地区自治会 |
| 令和6年3月22日 |
鳥取県生協くらし助け合いの会 |
| 令和6年7月31日 |
米子人権擁護委員協議会 |
| 令和6年8月28日 |
伯耆町社会福祉協議会 |
| 令和6年9月25日 |
岩美町食生活改善推進員連絡協議会 |
| 令和6年9月28日 |
ロイヤルシティ大山リゾート |
| 令和6年10月25日 |
日野病院 |
| 令和6年11月6日 |
鳥取県生活協同組合中部エリア会 |
| 令和7年2月15日 |
鳥取県生活協同組合 |
「認知症になっても安心して暮らせるまちを目指す」ため厚生労働省とNPO法人「地域ケア政策ネットワーク」が協働して、「認知症を知り地域をつくる10カ年」キャンペーンを2005年から開始し、その一環として「認知症サポーター100万人キャラバン」を実施しています。この取組は、認知症サポーターが5年間で100万人になることを目指していましたが、令和7年9月末現在、全国の認知症サポーター(キャラバン・メイト含む)は1,500万人を突破しました。
鳥取県は、認知症高齢者へのマン・ツー・マン体制を目指し、現在市町村と連携しながら、県内の団体や企業の養成講座開催を積極的に働きかけているところです。
認知症サポーター数
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65歳以上人口
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高齢化率
|
メイト
+サポーター数
|
サポーター1人
あたりの高齢者数
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| 全国 |
35,916,427人 |
28.9% |
15,555,850人 |
2.3人 |
| 鳥取県 |
178,317人 |
33.4% |
119,366人 |
1.5人 |
※令和7年9月30日現在。全国キャラバン・メイト連絡協議会調べ
※鳥取県65歳以上人口は令和7年1月1日現在(総務省発表住民基本台帳)
鳥取県内のキャラバン・メイト数、認知症サポーター数
令和7年9月末現在のデータ(pdf:27KB)