多くの関節リウマチ、膠原病患者さんに対して、最新の治療をご提案します

2019年4月より新たに開設されました

 膠原病、リウマチ性疾患に可能な限り対応しています。
 これらの病気は全身疾患であり、他の診療科との連携が不可欠です。当院は鳥取県東部の中核病院として内科系、外科系診療科が揃っており、質の高い膠原病診療が可能です。

標準的治療を心がけています

 ご高齢の方や合併症をお持ちの方であっても、できるだけ標準的治療を受けていただけるように配慮いたします。
 当院では院内外来化学療法室の使用が可能となり、安全にかつ快適に免疫抑制剤や生物学的製剤の点滴治療を受けていただくことが可能です。

病気に関してわかりやすく説明させて頂きます

 病気が難しくて分かりにくいといったご意見をしばしばお聞きします。リウマチ・膠原病治療は長期的に継続する必要があり、患者さん自身がご病気のことを十分に理解しておくことがとても重要です。診断のための検査、および治療をなるべく主体的に受けていただくために、分かりやすく、繰り返し丁寧にご説明させていただきます。

診療内容

対象疾患

  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚・多発筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、リウマチ性多発筋痛症などの膠原病
  • 血管炎症候群(高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、結節性多発動脈炎、ANCA関連血管炎など)
  • ベーチェット病、成人スチル病、IgG4関連疾患、SAPHO症候群などの希少自己免疫疾患
  • 自己炎症症候群(家族性地中海熱 、クリオピリン関連周期熱症候群など)
  • 気管支喘息

  • 関節リウマチの治療は、この20年ほどで多くの生物学的製剤が登場し、寛解を目指す治療へと大きく変化しました。当科では、メソトレキサートやサラゾスルファピリジンといった従来の抗リウマチ薬に加えて、難治例や予後不良例については積極的に生物学的製剤といわれる点滴・皮下注射製剤の併用を行っております。患者さんの既往症や年齢、社会的背景などを考慮して薬剤の選択を行い、1つの生物学的製剤で効果不十分な場合は他剤への変更も行っています。また、関節炎の原因とされる炎症性サイトカインの細胞内シグナル伝達を阻害することで生物学的製剤と同等の効果が期待されるヤヌスキナーゼ(JAK)阻害薬も使用しています。

  • 多くの膠原病や血管炎症候群などの治療の中心は、現在もステロイドですが、難治例やステロイド減量が困難な場合は、積極的にシクロホスファミドやアザチオプリン、タクロリムスといった免疫抑制剤の併用を行っています。

  • 関節リウマチ、膠原病では、しばしば間質性肺炎、腎炎、神経炎など臓器病変合併することがあります。他の専門診療科と連携を取りながら、早期診断、早期治療介入を行っています。

診療成績(実績)

 月間外来患者は約300人前後です。関節リウマチ患者さんが多いですが、SLEや強皮症、皮膚筋炎など膠原病患者さんも多く通院されています。

メッセージ

 関節リウマチ、膠原病は残念ながら治癒する疾患ではありませんが、早期に適切な診断と治療を行うことにより、病状を安定させ、健常な方々と同じように日常生活をおくることは十分可能です。年齢や家庭環境、併存症、ご希望などを十分考慮しながら、患者さん一人ひとりに合った診療を心がけています。原因不明の、発熱、関節の痛みと腫れ、倦怠感、などが持続する場合は、一度当科受診をご検討ください。

長谷川 泰之

(部長)
専門分野 リウマチ・膠原病、呼吸器内科
資格
  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・指導医
  • 日本リウマチ学会 専門医・指導医
  • 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
  • 日本アレルギー学会 専門医

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