患者様の最適な治療のための良き指針となるべく、各科と協力しながら迅速かつ丁寧な診断を心掛けます

幅広い疾患に対応しながらも、専門性を高めて、患者様や臨床医の高い期待に応えるよう努力します

 当科には3人の病理専門医がおり、3人とも基本的には全身の臓器を診断しますが、それぞれが専門的に担当する領域を持っており、臨床医との円滑なコミュニケーションを行うことを心掛け、患者様の診療を質の高いものにするよう励んでおります。


病理解剖は基本的に24時間対応しております

 病理解剖は平日・休日とも基本的に24時間対応しております。時に近隣施設の依頼に応じて当院で病理解剖を行うこともあります。神経疾患については鳥取大学脳神経病理と連携体制があり、専門的な診断にも対応しております。定期的なCPCを開催しており、患者様から深く学ぶと同時に研修医の教育にも役立てております。


病理医も検体採取を行っています

 国内多くの病院では各科臨床医が検体採取を行っていますが、当院では一部の臓器について病理医が検体を採取しており、それによって採取部位・採取方法の決定から、検体処理、診断まで適切に判断した上で、円滑に実施し、チーム医療の一員としてきめ細かいフォローを行うことが出来るものと考えています。


国際規格ISO15189の認定を受けました

 病理検査室は中央検査室とともに2020年4月24日に認定を受けました。これは国際的に認められたしくみにもとづいて検査室が運営されており、より良質で信頼性の向上した臨床検査を行う能力を有していることが認められたものです。その他、学会等が主催する精度管理事業にも積極的に参加しており、病理検査の精度向上に日々努めております。


がんゲノム医療に取り組んでいます

 当院はがんゲノム医療連携病院の指定を受けていますが、当科もその一員として、患者様に適切ながんゲノム医療をお届けするべく取り組んでいます。特にがんゲノム医療の基礎となる遺伝子検査を行うのに適した質の高い検体を確保するため、適切な検体処理に取り組んでいます。


診療内容

■組織診断
生検検体、手術検体
■術中迅速診断
腫瘍が良性か悪性か、断端に腫瘍が有るか無いか、センチネルリンパ節生検など
■細胞診断
婦人科検体、尿、喀痰、体腔液、洗浄液、穿刺吸引細胞診など
■超音波検査+穿刺吸引細胞診・針生検
主に甲状腺、乳腺、唾液腺、リンパ節、軟部組織
■血液診断
骨髄穿刺・生検検体
■病理解剖・CPC

診療成績(実績)

2019年1月1日~12月31日
組織診断 5414件
術中迅速診断 110件
細胞診断 4937件
血液診断 366件
超音波検査 255件
病理解剖 13件

メッセージ

 組織診断、細胞診断、血液診断、超音波診断、病理解剖診断などを担当しています。癌の診断確定が主な仕事です。
 重要度が年々高まっている手術中の診断や各科からの細胞・組織採取の依頼にも積極的に取り組んでいます。
 病理検査室(標本作製・鏡検)は中央検査室の一角にあり、病理医は検査技師と日々緊密に連携しながら各科からの要望に応じた検査実施を迅速に行えるよう取り組んでおります。
 病理解剖・CPCなどを通して、本院の研修研究機能の一部や医療チェック機能も担っています。
 さらに、近隣施設からの検査依頼を通して、地域医療にも貢献しています。

中本 周

(部長)1977年卒
専門分野 検査診断、病理細胞診断(特に血液疾患と乳腺疾患)
資格
  • 日本病理学会 病理専門医・研修指導医・評議員
  • 日本臨床細胞学会 細胞診専門医・教育研修指導医
  • 厚生労働省 死体解剖資格認定
所属学会
  • 日本病理学会
  • 日本臨床細胞学会
  • 仁保血液学会
  • 日本リンパ網内系学会

徳安 祐輔

(部長)2004年卒
専門分野 病理細胞診断
資格
  • 厚生労働省 死体解剖資格認定
  • 日本病理学会 病理専門医
  • 日本臨床細胞学会 細胞診専門医
所属学会
  • 日本病理学会
  • 日本臨床細胞学会

小田 晋輔

(副医長)2011年卒
専門分野 病理細胞診断
資格
  • 厚生労働省 死体解剖資格認定
  • 日本病理学会 病理専門医
所属学会
  • 日本病理学会
  • 日本臨床細胞学会

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