日時:平成27年7月1日(水) 午前10時00分から午前12時00分まで
場所:県庁議会棟3階 特別会議室
<審議会委員>
藤村 尚 鳥取大学名誉教授 (地盤工学)
矢野 孝雄 鳥取大学地域学部教授 (構造地質学)
岡 真理子 鳥取大学農学部准教授 (植物環境生理学)
衣川 益弘 鳥取環境大学名誉教授 (労働安全衛生)
<県側出席者>
日野県土整備局、治山砂防課
1.開会
2.主催者挨拶(山口理事監)
3.岩石採取計画について
(1)報告
第42回鳥取県採石場安全対策審議会における答申についての対応状況について
(2)審議(1件)
審議案件 生山礦業株式会社(日野郡日南町丸山地内)
<委員から頂いた留意事項、参考意見等>
○生山礦業株式会社の認可申請について
(1)西側の谷水を含めた、周辺区域の排水対策との整合性を含めて再度検討すること。
(2)南側に残壁を残すことは、防災上、景観上重要ことであるので、方針を変更しないこと。
(3)地質図の岩の種類と採取の岩の種類が異なっているので、適切な処理をすること。
(4)関係法令の順守状況についても確認を行うこと。
(5)東側(過去)の採取斜面は、小段高10m、西側(現在)は20mとなっている。今後の検討にも役立ちますので、それぞれの安定度を調べること。
(6)集水区域からの流入先沈砂池が適切かどうか確認すること。
(7)排水系統図のオーバーフローにより場外へという処理は良くないので、適切に処理を行うようにすること。
(8)過去の植栽についても順調に生育しているので、現在の緑化を引き続き実施してもらいたい。
○その他
(1)防災上、施工途中段階の排水計画(水路、沈砂池等の位置、容量、管理)の確認が重要となるので、ルールを決めて安全性を確認をすることが重要である。
(2)第41回審議会で出た鹿野断層((有)山田工業所の採石場内)の扱いについて、今後、学術的な価値を調べたり活用や保存について、関係機関を含めて継続協議していきたい。
4.その他
無し