糖尿病性腎症重症化予防

 鳥取県では、生活習慣病対策の一環として、糖尿病対策の取組を行っています。
<健康政策課ページ>

 糖尿病は、はじめは自覚症状がないため気がつきにくく、放置すると腎症、網膜症、神経障害といった合併症を発症することがあります。中でも腎症が悪化すると、生命を維持するため、生涯、人工透析が必要となることもあり、本人や家族の生活に大きな影響(制約)が生じることが危惧されます。また、人工透析には、多額の医療費を要することとなります。

 一方で、定期的に健康診断を受けることで、糖尿病を早期に発見することが可能であり、また、生活習慣の改善により発症予防や進行を遅らせることも可能となります。

 こうしたことから、県として県民の生涯にわたっての健康保持・増進や健康寿命の延伸のため、そして医療費適正化の観点からも、重症化予防の取組を関係機関と連携して推進することとし、平成30年12月に県医師会、県糖尿病対策推進会議及び県の三者連名により「鳥取県糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を策定しました。

 このプログラムの内容としては、各保険者において、医療機関と連携しながら、特定健康診査の結果、糖尿病が強く疑われる者や糖尿病を有する者などのうち重症化のリスクが高い者等へ、医療機関への受診勧奨や保健指導を行うなどの介入を行い、人工透析への移行を防止又は移行を遅らせる目的で策定したものです。

 医療・保険課としては医療費適正化による国民健康保険を含む医療保険の安定的な運営を視野に入れつつ、県民の健康保持・増進を担う健康政策課と密接に連携しながら、糖尿病対策の一環として糖尿病性腎症重症化予防の取組を一層進めることとしています。

 また、上述のように、特定健康診査等を定期的に受診すること、生活習慣を改善することなど個人の取組が何より重要であり、引き続き啓発に努めていきます。