「医薬品副作用被害救済制度」とは、病院・診療所で出されたお薬、薬局等で買ったお薬を正しく使ったのに重い副作用が生じ、入院したりその後に障がいが残ったりした場合に、医療費や年金などが給付される公的制度です。
救済制度についての詳細は、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)にご相談ください。
【協定について】
東日本大震災の医療活動において、医療ガス等が呼吸器疾患等で酸素吸入が必要な患者等の治療に大きく貢献しました。県内で大規模災害が発生した際、医療ガス、ボンベ等を必要量確保し、多くの県民の疾病の治療を支援するため、一般社団法人日本産業・医療ガス協会中国地域本部(以下「中国地域本部」という。)と「災害時における医療ガス等の確保・供給等に関する協定」を締結しました。
中国地域本部には、医療ガス、ボンベ等を迅速かつ円滑に被災地内の避難所等へ供給するため、中国地域本部及び中国地域本部医療ガス部門山陰支部で所有している医療ガス、ボンベ等を供給可能な範囲で提供していただくことになりました。
【協定締結式の様子】
日時:平成24年8月7日(火) 午前10時~
場所:知事公邸第1応接室(鳥取市東町一丁目133)
出席者:一般社団法人日本産業・医療ガス協会中国地域本部
本部長 永江裕 他 4名
鳥取県 平井知事
【過去に鳥取県が締結した協定】(当課関係内容)
鳥取県医薬品卸業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月14日)
山陰医療機器販売業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月24日)
一般社団法人鳥取県薬剤師会と「災害時における一般用医薬品等の確保・供給等に関する協定書」を締結(平成24年3月16日)
ガイドラインに基づく外部研修の実施機関として、次の団体から届出を受理しましたので、お知らせします。
なお、研修の詳細(研修内容、研修日程、会場、定員、受講料等)については、各団体へ直接お問い合わせください。
鳥取県は、各団体への研修の斡旋及び委託は行っておりません。
研修機関名 |
住所 |
電話番号 |
一般社団法人鳥取県医薬品
登録販売者協会 |
鳥取県日野郡日南町霞789-1 パセオ内 |
0859-82-0085 |
日本ドラッグチェーン会 |
東京都中央区築地1-12-22 コンワビル2F |
03-3546-5800 |
NPO法人 ツルハ医療・介護サービス協会 |
北海道札幌市東区北24条東20丁目1-21 |
011-783-2754 |
ネットパイロティング
株式会社 |
東京都中央区新川1-17-
25 東茅場町有楽ビル7F |
03-3537-2171 |
一般社団法人 日本医薬
品登録販売者協会 |
東京都港区虎ノ門1-15-
10 名和ビル5F501号 |
045-470-6640
(横浜事務処理
センター) |
特定非営利活動法人 Chankusフォーラム |
千葉県習志野市香澄6丁目14番4号 |
042-351-6371 |
一般社団法人日本薬局奨励会 |
東京都渋谷区代々木3丁目46番16号 |
03-3370-7171 |
一般社団法人富山県薬業連合会 |
富山県富山市千歳町1丁目4番1号 |
076-431-7306
(富山県薬業連合会
研修センター)
|
医薬品の副作用等について、患者さんからの情報を安全対策に活かす仕組みを構築するという観点から、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)において下記のサイトが開設され、患者さんからの副作用報告について試行が行われます。
(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)医薬品医療機器情報提供HP
http://www.info.pmda.go.jp/fukusayou_houkoku/fukusayou_houkoku_attention.html
東日本大震災の医療活動において、処方せん医薬品と並んで一般用医薬品が患者の治療に大きく貢献しました。県内で災害が発生した際、一般用医薬品を必要量確保し、多くの県民の疾病治療及び健康管理を支援するため、社団法人鳥取県薬剤師会と「災害時における一般用医薬品等の確保・供給等に関する協定」を締結しました。
本協定の意義として、一般用医薬品であれば医師がいなくても薬剤師で配布可能であり、慢性疾患患者には定期処方薬以外を一般用医薬品でカバーし対応することが可能となります。
社団法人鳥取県薬剤師会には、一般用医薬品を迅速かつ円滑に県内被災地内の避難所等へ供給するため、鳥取県薬剤師会及びその会員の店舗で所有している一般用医薬品を供給可能な範囲で提供していただくことになりました。
【協定締結式の様子】
日時:平成24年3月16日(金) 午前10時~
場所:知事公邸第1応接室(鳥取市東町一丁目133)
出席者:社団法人鳥取県薬剤師会 会長 小林健治
鳥取県 平井知事
【過去に鳥取県が締結した協定】(当課関係内容)
鳥取県医薬品卸業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月14日)
山陰医療機器販売業協会と「災害時における医薬品等の確保に関する協定書」を締結(平成18年8月24日)
現在、強壮成分等を含有した模造医薬品を個人輸入もしくはインターネット等で購入し、自己判断で服用することにより健康被害が発生する事例が全国的に見られます。
日本国内に流通する正規の医薬品は、厚生労働大臣等において必要な承認及び許可を受けて製造及び製造販売されていますが、模造医薬品は、国内で未承認の医薬品成分が含有されているもの、国内で承認されていない規格で含有されているもの等、様々な態様で発見されております。
個人輸入される医薬品の品質、有効性及び安全性については、我が国の薬事法に基づく確認がなされておらず、それらの確認が行われていない医薬品等は、期待する効果が得られない可能性があるだけでなく、人体に有害な物質の含有等により健康被害をもたらすおそれがあります。
当該製品と思われるものをお持ちの方は、絶対に服用しないようにしてください。
また、このような製品の服用により健康被害が疑われる方は、直ちに服用を中止し、速やかに医療機関を受診するとともに、当課又は最寄りの各総合事務所福祉保健局まで御連絡ください。
【連絡先】
鳥取県福祉保健部健康医療局医療指導課 0857-26-7203、7226
東部総合事務所福祉保健局健康支援課 0857-22-5691
中部総合事務所福祉保健局健康支援課 0858-23-3144
西部総合事務所福祉保健局健康支援課 0859-31-9316
<模造医薬品の例(商品名:シアリス 一般名;タダラフィル)>
※偽物との判別が困難

本物と偽物の20mg錠です。1回見ただけ
で本物と偽物と判断出来ますか?? 正規品の規格として存在しません!!!
※国内正規品の錠剤規格は5mg、10mg、20mgの3種類です!!!
写真提供:日本イーライリリー株式会社、日本新薬株式会社
【参考1】
厚生労働省の無承認無許可医薬品関係のページはこちら
【参考2】
個人輸入において注意すべき医薬品等について(厚生労働省ホームページ)
「MDクリニックダイエット」、「ホスピタルダイエット」と称されるタイ製やせ薬(無承認無許可医薬品)については、これまでも死亡事例を含む健康被害が多数報告されているところですが、このたび、東京都から、個人輸入した「MDクリニックダイエット」を服用していた20歳代女性の死亡事例が報告されました。
※女性は医療機関で処方された薬剤(精神神経用剤、睡眠導入剤等)も服用しており、体内からは精神神経用剤が中毒量検出されているものの、当該製品と死亡との因果関係も完全には否定できないとされています。
ついては、県民の皆様におかれましては、当該製品を服用すると重大な健康被害が起こる恐れがありますので、服用している方は直ちに服用を中止し、健康被害が疑われる場合は、速やかに医療機関を受診してください。また、個人輸入及び安易な服用をすることのないようお願いします。
厚生労働省のホームページ
タイ製やせ薬の個人輸入への注意を呼びかけ
過去に報告された事例
厚生労働省の通知
平成21年10月23日付薬食監麻発1023第2号厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課長通知「「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬に対する注意喚起」(60kb)
平成23年7月7日付薬食監麻発0707第1号厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課長通知「「MDクリニックダイエット」、「ホスピタルダイエット」などと称されるタイ製のやせ薬に対する注意喚起」(36kb)
厚生労働省作成啓発資材(パンフレット):
医薬品の個人輸入ご注意(207kb)
次のいわゆる「健康食品」については、医薬品成分が含有されており、薬事法に違反する無承認無許可医薬品である旨、広島県で公表されています。
(
広島県ホームページへのリンクはこちら)
現在、当該製品による健康被害は報告されていませんが、当該製品を所持・使用されている方は、健康被害が生じる可能性がありますので、直ちに使用を中止してください。
また、当該製品による健康被害の疑いがある場合は、速やかに医療機関を受診するとともに、当課及び最寄の総合事務所福祉保健局に相談してください。
1 医薬品成分が検出された製品
製品名
|
BS30 |
名称
|
牡蠣の加工食品 |
形状
|
白色カプセル |
内容量
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0.6g (300mg×2カプセル) |
賞味期限
|
2012年7月 |
輸入業者等
(製品表示)
|
(輸入元)HMヘルスケア株式会社
福島県いわき市常磐白鳥町北蟹打48-2
(原産国)中国 |
含有されている
医薬品成分
|
シルデナフィル類似成分
(酸性条件下でメチソシルデナフィルを生成する成分) |
○製品の写真
(外箱)
(内袋)

(カプセル)
2 メチソシルデナフィルの概要
国内外では医薬品としては承認されていませんが、シルデナフィルと類似の化学構造を有する物質であり、類似の作用を有することが考えられます。
≪参考≫
国内ではシルデナフィルのクエン酸塩(シルデナフィルクエン酸塩)が医薬品(販売名:バイアグラ錠)として承認されています。承認されているシルデナフィルクエン酸塩の適応と主な副作用は、次のとおりです。
【適 応】 勃起不全
【副作用】 血管拡張(ほてり、潮紅)、頭痛、動悸等
【添付文書上の警告】
(1) 高血圧及び狭心症の薬である硝酸剤あるいは一酸化窒素(NO)供与剤
(ニトログリセリン、亜硝酸アミル、硝酸イソソルビド等)との併用により降圧
作用が増強し、過度に血圧を下降させることがあるので、十分注意するこ
と。
(2) 死亡例を含む心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告され
ているので、本剤投与の前に、心血管系障害の有無等を十分確認するこ
と。