むきばんだ史跡公園で講演をしました

 6月30日(土)に、むきばんだ史跡公園で行われた「むきばんだ遺跡土曜講座」で鳥取市にある会下・郡家遺跡(えげ・こおげいせき)の弥生時代のようすを紹介する講演をしました。
 「むきばんだ遺跡土曜講座」は発掘調査などで明らかになった鳥取県の弥生時代のようすを発信する取り組み「とっとり弥生の王国」の一環として、当センターで奇数月(5、7、9、11、1月)に行う「青谷かみじち遺跡土曜講座」とともに、偶数月(6、8、10、12、2月)に開催される講座です。
 今回の講演では、会下・郡家遺跡のようすを紹介しました。この遺跡では、独立棟持柱建物(どくりつむなもちばしらたてもの)と呼ばれる特殊な建物が見つかっています。むきばんだ史跡公園の近くにある角田(すみだ)遺跡から出土した弥生土器に描かれた絵画などから、独立棟持建物でイネの豊作を願う祭りを行われた説があることなどを説明すると、参加者の方々が大変関心を持って聞いていました。

むきばんだ遺跡土曜講座のようす
  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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