【監修】鳥取大学医学部認知症予防学講座(寄附講座)浦上克哉教授
鳥取県は2022年9月から公式LINE『脳とからだの健康LINE』を開始し、定期的に情報提供を行っています。このLINEに登録すると、脳の健康リスクがわかる「脳の健康リスクチェック」をいつでも行うことができます。
2026年3月27日時点で、友だち登録をしてくれた方は1,822人いました。そのうち「脳の健康リスクチェック」を過去に一度でも実施した方は1,037人(ブロックした人を除く)おり、集計結果は下記のとおりでした。

また、4年間の「脳の健康リスクチェック」結果の推移グラフを示します。

2024年度は「危険」と判定された人はいませんでしたが、2025年度は14%に増え、「かなり心配」も増えています。その分、「良い」「少し心配」の割合が減ってしまいました。このチェックを受けて、かなり心配~危険という自覚を持った方は、2026年度は気持ちを切り替えて、認知症とフレイル予防に取り組んでください。「脳とからだの健康LINE」はそのための情報提供とサポートをしていきます。
「認知症になりやすい要因」は14ある
現在のところ科学的に「これに当てはまると認知症のリスクが高まると考えてよい」とされている要因は14あります。これらのリスクを減らすことが認知症の予防につながります。

例えば、脂質異常症や糖尿病、高血圧をしっかり治療すること、禁煙すること、運動をして、積極的に人々とコミュニケーションするなどです。これらの因子それぞれに詳しく解説した記事をご用意していますので、生活習慣改善の参考にしてください。
○気分の落ち込み(抑うつ)が長引くと、認知症のリスクが高まる
○高齢者の大きな認知症のリスク「社会的孤立」
○「知的好奇心」を持って新しいチャレンジをすることが、認知症予防になる
○五感のうち「聞く」「見る」「嗅ぐ」の衰えは認知症リスクを高める
○認知症予防のために、立ち上がり、外出して、頭を使った運動をしましょう
○生活習慣病(高LDL-コレステロール血症、糖尿病、高血圧、肥満)は認知症の発症リスクを高める
○頭部外傷(頭のケガ)は認知症のリスク因子なので、予防しましょう!
○喫煙者は認知症になりやすい ~たばこや大気汚染が認知症の発症リスクに~
2026年度も引き続き、脳とからだの健康づくりに取り組みましょう!
『脳とからだの健康LINE』では、2024年度から認知症予防およびフレイル予防について、よりわかりやすく工夫して情報を発信しています。鳥取県内で行われるイベント情報も随時お知らせします。
また、「脳の健康リスクチェック」で明らかになった課題を改善するサポートとして、定期的な目標立案と見直しを促すお声かけもさせていただきます。認知症やフレイルに関する質問も受け付けています。目標や質問の一部については、鳥取大学医学部認知症予防学講座の浦上克哉先生による講評・回答を公開する予定です。
鳥取県公式LINE『脳とからだの健康LINE』は下記から友だち登録できます。登録後に「脳の健康リスクチェック」もできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!