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2019年07月18日
むきばんだ史跡公園で「鳥取いにしえ木の文化」の出前講座を開催!

6月29日に県立むきばんだ史跡公園で開催されたむきばんだ遺跡土曜講座で、「出土木製品で語る古の暮らし~鳥取いにしえ木の文化~」と題した講演を行いました。むきばんだ史跡公園のボランティアガイドさんのほか、一般のお客様も含めて24名の皆さんが聴講されました。

 

講演の内容は、5月16日に大阪で行った鳥取学出前講座とほぼ同じものでしたが、聴講者の皆さんはいずれも弥生時代を中心とする古代史に詳しい方ばかりでしたので、こちら側も緊張感を持ち、それでも明るく、楽しく、わかりやすくお話しするよう心掛けました。

鳥取西道路の発掘調査で出土した、縄文時代から中世までという長い時間幅の中での木製品の話は、新鮮に受け止めていただけたことと思います。

 

 

現在、埋蔵文化財センターで進めている、6万点以上に及ぶ木製品の調査研究の取り組みをお話しする中で、木製品の保管状況の写真をスライドでお見せしたところ、あまりの量のおびただしさに対して、ため息が聞こえてきました。

 

 

講演で紹介した木製品は出土品の中のほんの一部ですが、これから調査研究と保存処理を進めて、もっと多くの木製品を皆さんにご紹介していきたいと思います。

 

当日の資料はこちらから → 鳥取いにしえの木の文化.pdf(4654KB)

 

 

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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