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2019年07月18日
大阪で「鳥取いにしえの木の文化」を情報発信!

 

さる5月16日に大阪駅前第3ビル内で開催された、大阪鳥取県人会と鳥取県関西本部が共催する第33期鳥取学出前講座で、「鳥取いにしえ木の文化~出土木製品が語る人々の暮らし~」と題した講演を行いました。

大阪鳥取県人会会員の約40名の皆さんに聴講いただきました。

 

5月12日に全線開通した鳥取西道路の建設工事に伴い、約10年間に及ぶ発掘調査が行われた結果、6万点以上の木製品が出土しました。

今回の講演ではその中でも、縄文時代から中世まで選りすぐりの優品を紹介し、今でも私たちが身近で使っている道具のルーツや、今では使われなくなった道具の使い方、素材となる木材の樹種の特性、当時の工人の高い加工技術などを解説しました。

 

 

また、現在の鳥取県の豊かな森林資源と、それを活用する県の取り組み、県内各地の木工について触れ、鳥取県の木の文化がいにしえの時代から脈々と受け継がれていることをお話ししました。

 

 

聴講者はいずれも鳥取県とゆかりのある方々ということもあり、興味深く熱心にお話を聞いてくださいました。今後も調査研究に一層取り組み、新たな情報をお届けしますのでご期待ください。

 

当日の資料 → 鳥取いにしえ木の文化.pdf(4679KB)

 

鳥取学講座「鳥取いにしえの木の文化」のようす

 
  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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