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2018年12月13日
江戸東京博物館で開催された「玉 -古代を彩る至宝-」展でミニ講座を開催しました。

本県を含む全国の14県で構成する「古代歴史文化協議会」等が主催して10月23日から12月9日まで、都立江戸東京博物館で開催された「玉 -古代を彩る至宝-」展。

この企画展では、毎週末、各県が持ち回りでミニ講座を開催したのですが、最終日の前日、12月8日(土)は、本県の担当者による「古墳時代の玉作の源流」と題する講座を開催しました。

本県では、全国でも最古段階となる弥生時代前期(約2500年前)から緑色凝灰岩という石材を用いた管玉づくりが行われていました。
そこで、企画展でも青谷上寺地遺跡(鳥取市)や笠見第3遺跡(東伯郡琴浦町)で出土した管玉の製作工程がわかる一括資料などを展示。
中でも、笠見第3遺跡で見つかった、管玉に穴をあける道具だった石針や鉄針が、折れて未完成品の中に取り残された珍しい出土品は、来場のお客さまも興味深く観覧しておられました。

ミニ講座では、スライドを用いて解説した、本県の弥生時代の管玉づくりの技法上の変遷や特徴などを80名近い方が熱心に聴講いただきました。ありがとうございました。

江戸東京博物館企画展示会場のようす
会場の江戸東京博物館         企画展示会場のようす
ミニ講座のようす
ミニ講座のようす
 

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 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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