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2018年03月27日
下坂本清合遺跡出土の埋蔵銭レプリカが完成!

「鳥取西道路」改築事業に伴って発掘調査を行った下坂本清合遺跡(鳥取市気高町)で、平成27年6月22日に表土を機械掘削中に発見された、備前焼の四耳壺に詰められた室町時代後期(1500年頃)の埋蔵銭。

その後、どのような銭が入っていたのか調べるために壺の中の銭をすべて取り出したので、出土時の壺に銭がいっぱい詰まっていたようすを再現できなくなっていました。
ちなみに、銭の枚数は約16000枚。
その全てといっていい枚数が、中国大陸から流通してきた北宋銭、明銭の精銭でした。

そこで、今年度、出土時のようすを再現するレプリカを作成していましたが、このほど完成しました。
4月から当センターの展示コーナーで、壺や中に入っていた銭とともに展示の予定です。再現された埋蔵銭をぜひご覧ください。
下坂本晴合遺跡(鳥取市気高町)で出土したときの埋蔵銭。下坂本晴合遺跡(鳥取市気高町)で出土した時の埋蔵銭。
埋蔵銭のレブリカ。埋蔵銭のレプリカ。


 

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 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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