本書は、1945(昭和20)年から1999(平成11)年までの本県の政治・行政に関わる基礎的かつ重要な資料を収録しました。
終戦直後の混乱期、連合軍による占領期、復興期を経て、高度経済成長のなかで「後進性の打破」を標榜した開発行政の時代、続く低成長期の県民福祉や国際化施策、県のシンボルなど、現代の鳥取県が歩んできた道筋をたどる資料をテーマごとに219点を収録しています。
なお、本書は、当館のほか県庁県民参画協働課・各総合事務所地域振興局で一般向け頒布も行います。
収録内容
<第1章 敗戦と占領下の鳥取県>
第1節 戦直後の鳥取県、第2節 食糧増産と供出、第3節 復員と引揚げ、第4節 朝鮮人の送還、第5節 聯合軍の進駐、第6節 戦災復興、第7節 ララ物資
<第2章 戦後改革と民主化>
第1節 新憲法の制定、第2節 公職追放、第3節 天皇の人間宣言と地方巡幸、第4節 選挙制度改革と民選知事、第5節 地方制度と財政の改革
<第3章 戦後体制の変容>
第1節 初期の町村合併、第2節 鳥取大火、第3節 西尾愛治知事のリコール、第4節 遠藤県政の展開
<第4章 後進性の打破と開発行政>
第1節 知事の所信表明、第2節 大山地域総合開発計画、第3節 中国地方開発計画、第4節 鳥取県総合開発計画、第5節 国土利用計画と都市計画、第6節 中海干拓事業、第7節 県政顧問
<第5章 郷土の「発見」と国際化>
第1節 ジゲおこし、第2節 全県公園化と公園都市鳥取県、第3節 日本海国土軸、第4節環日本海交流
<第6章 県のシンボルと県民の日>
体裁
A5判上製本(布クロス装、函入) 820ページ
本文の内容をPDF形式で収録したCD-ROM付き
頒布価格
5,000円
頒布窓口
次の各窓口で頒布します。
- 鳥取県立公文書館(鳥取市尚徳町101)
- 鳥取県庁県民参画協働課(鳥取市東町1丁目220 本庁舎1階)
- 八頭県土整備事務所建設総務課(八頭郡八頭町郡家100)
- 中部総合事務所県民福祉局(倉吉市東巌城町2)
- 西部総合事務所県民福祉局(米子市糀町1丁目160)
- 日野振興センター日野振興局(日野郡日野町根雨140-1)
県外の方、そのほか窓口で直接購入することが困難な方については、配送による頒布もお受けします。詳しくは、鳥取県史一覧のページをご覧ください。