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2019年07月11日
鳥取の中世土器について出前講座を行いました

日本の中世はおおむね鎌倉から室町までの時代ですが、当時の人々はどのような器を使用していたのでしょうか?

 

平安時代の終わり頃から陶磁器を中国から輸入し、その他では漆器も使われるようになります。そして、中世を通して使われた素焼きの土器を「かわらけ」と呼んでいます。

 

6月22日、鳥取県教育文化財団調査室で鳥取県内の中世の土器についてお話しする機会がありました。

 

「かわらけ」は、日常の器というよりも儀式や饗宴で使われるもので、使い終わるとそのまま捨てられました。

 

鳥取で出土する「かわらけ」はロクロ台で作られるものが多いのですが、京都と同じ「手づくね」で作られるものもあり、どれだけ似ているかにより、都との結びつきの強さを知る手がかりになります。また口径が大きくて深い坏(つき)と、小さくて浅い小皿(こざら)がセットになるほか、小皿を載せる柱状高台(ちゅうじょうこうだい)も出土します。

 

参加していただいたのは関西や山陰両県の土器について詳しい方々ばかり。形のほかにも作り方、材料となる粘土の質や焼き方の違いなどについて熱心に討論がかわされました。簡素な土器ではありますが、簡単には結論の出ない出前講演となりました。

 

当日の資料→ 0622 chuuseidoki.pdf(1740KB)

 

 

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 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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