高病原性鳥インフルエンザ


 トリもA型インフルエンザウイルスの感染を受けますが、トリのウイルスはヒトのインフルエンザウイルスとは異なるものです。鳥類のインフルエンザは「鳥インフルエンザ」と呼ばれ、このうちウイルスの感染を受けた鳥類が死亡し、全身症状などの特に強い病原性を示すものを「高病原性鳥インフルエンザ」と呼びます。
 高病原性鳥インフルエンザの人への感染については、 これまでのところ、香港などのように店頭での生きたニワトリの小売りが一般的な地域において発生した感染事例や、防疫業務に携わった人の感染事例など、まれにトリからヒトへの感染は見られた(数十例ほど)ものの、ヒトからヒトへの感染についてはオランダで疑われるとの報告がわずかにあるのみです。

  人が高病原性鳥インフルエンザの感染を受けるのは、発病した鳥と近距離で接触した場合、または発病した鳥の糞等を大量に吸引した場合等が考えられています。現段階では、一般の方が通常の生活の中で鳥インフルエンザに関する特別な予防を行う必要はありません。

  食品としての鳥類(鶏肉や鶏卵)を食べることによってヒトが感染をした例はありません。なお、WHOによると、ウイルスは適切な加熱により死滅するとされており、一般的な方法として、食品の中心温度を70℃に達するよう加熱することを推奨しています。

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人の健康についての相談感染症ホットライン 福祉保健局 健康支援課 医薬・感染症対策担当
電話 0859-31-9317
家きん(鳥等)についての相談 鳥取県西部家畜保健衛生所
電話 0859-62-0140・0141
  

お問い合わせ先

 米子保健所 医薬・感染症対策課 難病・感染症対策担当 

 0859-31-9317

  

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