メンテナンスのため、9月23日(木・祝) AM3時55分~8時(予定)の間、閲覧できない状態が発生します。詳細は、お知らせをご覧ください。

展示室

展示資料の充実化を立体化で図りました!

 以前からご指摘をいただいていた展示ケース不足に対応し、展示の立体化を行いました。

 写真をご覧になればお分かりいただけるとおり、変更前は資料をケース内に平置きした展示でした。

変更前の展示

 この展示スタイルはどうしても展示出土品数に限りができてしまいます。その問題を解決したのが下の立体化展示です。

立体化した展示

 ご覧のとおり、今まで以上に出土品を展示することが可能となりました。今後はこの立体展示を増やしていき、より多くの出土品を皆様にご覧いただけるよう努めてまいります。

 新年度も多くの皆様のご来場をお待ちしておりますので、今年度同様よろしくお願いいたします。

桜が満開時の埋蔵文化財センター


来館者の声

 コロナ禍が続き、講演会は密を避けるため館外施設での開催となる中で、館内への来館者は減少していましたが、2月になってから「クシナ城」のジオラマ効果や新刊の刊行などで少しずつ来館者が戻ってきたように思います。
 当埋蔵文化財センターでは、皆様の声をいただき、施設改善や運営改善に努めてきましたが、今期は特に改善を要するようなご意見はありませんでした。ただ、以前よりご指摘されていた展示ケース不足に対応するため、展示の立体化に取り組む予定です。
 なお、今期は次のようなご感想をいただいております。

〇皆様からのご感想
 ・コンパクトながら分かりやすい解説の展示
 ・「クシナ城」のドローン上映はとても良い展示
 ・マイナーな古城を解説していてすばらしい
 ・「遺跡MAP」が面白かった         など

 とてもありがたいご感想をいただき、職員一堂の今後の励みとなりました。

 当埋蔵文化財センターでは、皆様からのご意見をセンター運営に反映させていただき、より皆様にご利用していただきやすいセンターを目指していきます。
 来年度も皆様のご来場をお待ちしております。

展示の説明を修正しました

 これまで、来館いただきました皆様からの声の中に、「展示遺跡の場所が分からない。」、「遺跡名等の漢字が読めない。」とのご意見がありました。
 これらのご意見をもとに、展示の説明に遺跡の位置図を入れ、遺跡名や専門用語のフリガナを付けました。

〔展示説明の修正例〕

旧石器展示

修正パネル

 長瀬高浜遺跡展示

修正パネル

 当埋蔵文化財センターでは、皆様からのご意見をセンター運営に反映させていただき、より皆様にご利用していただきやすい埋蔵文化財センターを目指していきますので、皆様のご来場をお待ちしております。


「遺跡MAPの情報、充実しました。」

 展示室の大型モニターで見ることができる、「遺跡王国 鳥取県遺跡MAP」の情報を充実しました。

 全国でも指折りの遺跡数18,000箇所超を誇る県内の遺跡から、特に重要な遺跡を厳選し簡単な解説と写真で紹介しています。時代ごとの画面上で知りたい遺跡をタッチするだけで、その遺跡の情報を知ることができるようになっています。このほど新たな情報と画像を追加し、現在主な115遺跡の情報が御覧いただけるようになっています。

 情報を追加した遺跡は、完形に復元された3体の盾持人埴輪や鹿形埴輪、水鳥形埴輪など、特徴的な形象埴輪が見つかった井手挟(いでばさみ)3号墳(米子市)や、古代山陰道に関わる重要な遺跡と考えられる石脇第3遺跡(いしわきだいさんいせき:湯梨浜町)など、鳥取県の歴史を語る上で欠かせない遺跡ばかりです。

 今後も順次情報を追加していく予定ですので、どうぞ御期待ください。

追加した情報の例(井手挟3号墳)

 ◎「遺跡MAP」の特長

 1 旧石器時代から奈良・平安時代までの7時代に分けています。

 2 旧市町村単位で、主な遺跡を収録しています。

 3 遺跡が機能していた各時代の地形を推定復元し、その図上に遺跡をマッピングしています。

 

  

 ○展示室

主な展示資料をご紹介します

縄文土器
 土器の発明により煮炊きすることが可能となり、利用できる食料の種類が増えたと考えられています。縄文土器はおよそ12,000年前からあり、現在、世界で最古の土器といわれています。
 展示してある縄文土器は、鳥取市の桂見(かつらみ)遺跡で出土した縄文時代後・晩期(今から約4,000~2,300年前)のものです。
 

弥生土器
 
今から約2,300年前に、大陸や朝鮮半島から伝わった水稲稲作が日本列島で本格的にはじまりました。土器も新しい形のものができ、特に貯蔵に用いる壺が多用されるようになりました。
 そのほかにも高坏(たかつき)や器台(きだい)といった形の土器も出てきます。

前期の土器
 鳥取市の桂見遺跡で出土した土器を展示しています。土器はいずれも大型の壺と甕です。甕は煮炊き用の土器で、今の鍋にあたるものです。これらの土器は、今から約2,300年前のものです。 (写真左)

 
中期の土器
  琴浦町の南原千軒遺跡の穴の中からまとまって出土した中期の初め頃(約2,200年前)の土器です。(写真右)
弥生土器の写真01 弥生土器の写真02
 その他の県内各地の中期の土器(今から約2,100~2,000年前)を展示しています。いろいろな形の土器があることが分かると思います。

後期の土器
  約1,800年前の土器で、甕と器台を展示しています。
弥生時代の各時期の甕の口部分を見比べてみると、その形が変化していることが分かります。
特にこの弥生時代の終わり頃の甕の口の形は山陰地方特有のものです。

 
 
古墳時代の土器
土師器(はじき)
 湯梨浜町の長瀬高浜(ながせたかはま)遺跡から出土した土師器を展示しています。長瀬高浜遺跡は、古墳時代前期(約1,700年前)の大集落跡で、中部地域の拠点であったと考えられる遺跡です。特に目立つのは大型の土器である甑形土器(こしきがたどき)です。米を蒸す道具である甑に形が似ているため、そのように呼ばれますが、実際に何に使用したものかは分かっていません。
  

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センター紹介

県の中心部は、室町時代の後期には湖山池ほとりの天神山に守護所が移り、江戸時代の前からは久松山(麓)に城が置かれるようになり、明治時代から現在まで県庁が置かれています。県庁から4キロほど離れた国府町に奈良時代の国史跡となっている因幡国庁や因幡守護所がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里に埋蔵文化財センターはあります。


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