令和6年3月29日(金)までの会期で、企画展示「鳥取県の前方後方墳」を開催しています。
鳥取県の前方後方墳は、大まかな規模が知られているのみで、多くは墳丘測量図がないか、古い墳丘測量図しかありませんでした。しかし、近年、新鳥取県史編さん事業に伴う航空レーザ測量により、前方後方墳が2基測量されて詳細な墳丘測量図が作成・公表されるとともに、農林水産部林政企画課が実施している、山間地を中心とした航空レーザ測量による地形図の作成により、古墳の形や規模を検討できる情報が得られるようになってきました。
そこで、この展示では、県内最大の前方後方墳(古海36号墳)が築造された千代川左岸の古墳の変遷を物語る方墳や前方後円墳とともに、謎の多い県内の前方後方墳を紹介しています。
皆様のご来場をお待ちしております。
展示室入口
【終了しました】
令和5年12月8日(金)から令和6年1月12日(金)までの会期で、企画展示「東伯耆の中世城館」を開催しています。
当センターでは、令和元年度から中世城館の再調査事業を行っており、令和2年度からは「東伯耆」の中世城館を対象に、当時の有力者のものと推定されている集落や居城が色濃く残る倉吉市小鴨地域をフィールドとして調査を行っています。
今回の展示では、令和3~5年度に実施した市場城跡の発掘調査成果とともに、小鴨氏に関係するといわれている遺跡を図や写真、出土品などで紹介しています。
また、12月16日(土)に開催する第5回鳥取まいぶん講座では、「東伯耆の中世城館」と題して、鳥取県立むきばんだ史跡公園文化財主事の大川泰広氏が講演します。
皆様の御来場をお待ちしております。
展示室入り口
展示状況
【終了しました】
令和5年11月30日(木)までの会期で、企画展示「こうしてわかった!!古代山陰道」を開催しています。
鳥取県埋蔵文化財センターは、平成30年度から鳥取県東部を対象として、古代山陰道のルートや構造を解明することを目的に古代山陰道の調査研究事業に着手しました。この展示では、青谷地域で調査を始めた理由、発掘調査に着手する前の作業、調査によって明らかになったこと、残る課題等について、出土品や写真資料で紹介しています。
また会場では、調査担当者が青谷東丘陵の養郷宮之脇(ようごうみやのわき)遺跡を踏査する様子の動画も御視聴いただけます。
皆様の御来場をお持ちしております。
【終了しました】
令和5年8月18日(金)にイオン鳥取北店の1階エスカレータ近くに、第2回因伯山城写真コンクール入賞作品11作品の内、最優秀賞・優秀賞・審査員特別賞の6作品を展示しました。
山城の魅力や迫力が表現されている作品ですので、是非一度ご覧になってください。
展示は、令和5年8月20日(日)までです。
【終了しました】
鳥取市鹿野往来交流館童里夢(鳥取市鹿野町鹿野1353)で「因伯山城写真コンクール巡回展」(同館との共催)が始まりました。この巡回展は年3回の開催を予定しており、第1回は西部の米子市山陰歴史館で開催し、第2回の今回は東部での開催となります。開催期間は令和5年8月8日(火)から8月20日(日)までです。
この巡回展は、県内に残る中世城館(山城など)の魅力を広く知っていただくため当センターが令和4年度に行った「因伯山城写真コンクール」の入賞作品11点を展示しています。
入賞作品には町内にある市史跡鹿野城跡、狗尸那城跡ほか、国史跡米子城跡、国史跡若桜鬼ヶ城跡など、全国的にもよく知られた城があります。どの作品からも身近にある山城の新たな魅力が伝わることでしょう。この機会にぜひご覧ください。
第3回の巡回展は令和5年12月27日(水)から令和6年1月21日(日)まで倉吉博物館で開催します。
〇鳥取市鹿野往来交流館童里夢ホームページについては、こちらをクリックしてください。
展示見学の様子
【終了しました】
第3回鳥取まいぶん講座「奈良時代の娯楽と遊戯」に関連した企画展を開いています。会期は令和5年9月29日(金)までです。
この展示では、主に奈良時代から平安時代に人々の間で遊ばれた囲碁・双六(すごろく)・樗蒲(かりうち)などのボードゲームや独楽(こま)・木とんぼなどの遊戯具(ゆうぎぐ)について、出土品や写真資料で紹介しています。
また、独楽・木とんぼの遊び方について、動画で紹介しています。⇒動画リンク
皆様の御来場をお持ちしております。
展示室入口
展示の様子
独楽と木とんぼの遊び方動画
【終了しました】
令和5年6月2日(金)から7月28日(金)まで、当センターの展示室で企画展「大桷遺跡の木製祭祀具」を開催しています。鳥取西道路建設に伴う発掘調査により大桷遺跡では、質・量ともに非常に充実した古代の木製祭祀具が出土しました。
この企画展では、その中でも特に人形(ひとがた)という、薄い木の板を人の形に象(かたど)って作られた、水辺の祭祀に用いられた祭祀具を展示しています。様々な表情の人形を多数展示していますので、ぜひ古代人の芸術センスを感じてください。皆様のご来場をお待ちしています。
また、ロビーでも大桷遺跡から出土した墨書土器(ぼくしょどき)や古銭(こせん)などの逸品を展示していますので、併せてご観覧ください。
展示室入口
人形(ひとがた)の展示
ロビー展示の様子
【終了しました】
令和5年5月13日(土)から米子市立山陰歴史館第2展示室(米子市中町20)で「因伯山城写真コンクール巡回展」(同館との共催)が始まります。
この巡回展では、当センターが令和4年度に行った「因伯山城写真コンクール」の入賞作品11点を展示します。
展示作品の中には、山陰歴史館の近くにある国史跡「米子城跡」を被写体にした写真もあります。
どの写真も魅力いっぱいで、私たちの身近にある山城について、新たな感動や発見が見つかることでしょう。山陰歴史館での開催は令和5年6月19日(月)までです。この機会にぜひご覧ください。
なお、この巡回展は令和5年8月には鳥取市鹿野往来交流館、令和5年12月から令和6年1月にかけて倉吉博物館でも順次開催します。
【最優秀賞】題名:冠雪した米子城の朝(米子城跡)・撮影者 kuro さん
展示の様子
【終了しました】
令和5年4月10日(月)から、当センターの展示室で「企画展・曲物の世界」を開催しています(5月26日(金)まで)。曲物とはその名の通り、薄い木の板を曲げて筒状にし、合わせ目をサクラの皮製のひもでとじて作られる容器です。その歴史は古く、弥生時代までさかのぼります。
曲物が遺跡から良好な状態で出土することはまれですが、近年行われた鳥取西道路建設に伴う発掘調査では、青谷横木(あおやよこぎ)遺跡をはじめとする多くの遺跡から、たくさんの曲物が出土しました。
この企画展ではその中でも特にすぐれたものを集め、曲物の歴史や作り方、使い方などについてご紹介します。たくさんの皆様のご来場をお待ちしています。
展示室入口
水桶
令和5年3月25日(土)に古代のボードゲーム「かりうち」の体験会を開催しました。
3グループの方に体験していただき、古代のボードゲームを体験し、楽しんでいただきました。
参加された方は、大人が3名で小学生が4名でした。
ルールが簡単なことから、すぐにゲームの方法を覚えていただき、試合開始となりました。対戦するうちに戦略の奥深さに気づいていただき、2階の会場から離れた玄関ホールまでゲームに興じる声が聞こえるほどの大盛り上がりとなりました。
実力は小学生の方が大人より少し上だったみたいです。
再度、体験会を開き、皆様にシンプルで奥深いこのボードゲームの魅力を伝えたいと思います。
ルール説明の様子(ルールは簡単です。)
大人と小学生の対戦(小学生が勝ったみたい。)
小学生と小学生の対戦(ゲーム展開がとても早かったです。)