12月企画展「因幡伯耆の中世城館(後期)」開催中です。

好評につき企画展「因幡の中世城館」期間を延長します

 12月6日からはじめた企画展。地元の話題、人気の山城がテーマとあって、平日も日々見学される方があり、21日のまいぶん講座の日には大入り御礼となりました。

     

武田高信の居城、鵯尾城のパネルを真剣に見学  職員のパネル解説を聞く受講者の方々

     

ディープな展示解説に見入る様子(1)       ディープな展示解説に見入る様子(2)

     

鷲峯村絵図を見学いただいている様子      山城パネルを見学いただいている様子

 今回の企画展は、来館者になんとか分かってもらえるよう、考古学の分野に限定せず、文献や絵図史料も駆使し、とことん深掘りして、思い切って内容的にも踏み込んだパネル展示をしています。

 来館者の方からも、「今回の展示では、これまで取り上げることのなかった地元因幡の国人、武田高信や尼子再興戦も紹介されており、大変意欲的な展示だ。」といった感想をいただきました

 もちろん、展示は因伯境目の城の縄張図や写真、古地図などが半分を占め、初めてセンターを来館された高校生から「授業と違う深い歴史がわかる展示だった」との感想もいただいています。

城館の歴史に耳を傾ける高校生

 当初は年末の28日(土)までとしていましたが、好評につき新年1月6日(月)からも当面、継続展示することとしました。

 年末年始の機会に帰省された方も含め、多くの方の来館をお待ちしています。

  

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


埋蔵文化財センターについて


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