上野東照宮境内の銅燈籠

 東照宮とは、徳川家康を祀った神社。鳥取市内にも、日光東照宮の分霊を勧請した、樗谿(おおちだに)神社(古くは因幡東照宮と言った)があります。
 東照宮社殿唐門前と参道には、50基もの銅燈籠が並んでいます。燈籠は神事・法会を執行するときの浄化を目的とするもので、照明用具ではありません。これら銅燈籠は、諸国の大名が東照大権現霊前に奉納したもので、竿の部分には大名の姓名と官職名・奉納年月日等が刻字されています。
 社殿向かって左側の参道の最前列には、「慶安四 正月十七日 因幡国主従四位下侍従源朝臣光仲」と刻まれた銅燈籠があり、鳥取池田家と徳川家との親密な関係をしのばせます。
  

上野東照宮

上野東照宮写真

銅燈籠

銅燈籠写真1 銅燈籠写真2
  

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