令和5年11月20日、第7回となる「イクボス・ファミボス宣言優良企業表彰式」を実施し、イクボス・ファミボス宣言企業の中から仕事と家庭の両立支援などの取組が特に優れている企業6社を表彰しました。

231120集合写真

令和5年11月20日、亀井副知事から表彰状を交付しました。

 ※前列左から、岡田電工(株)、亀井副知事、(株)Mao

 ※後列左から、グリコマニュファクチャリングジャパン(株)鳥取工場、(株)さんれいフーズ、鳥取県森林組合連合会、(株)山陰合同銀行鳥取営業本部

  

令和5年度の受賞企業とその取組

企業名 主な取組内容

岡田電工株式会社

(米子市/建設業)

 介護休業の分割回数の拡充やプレミアムフライデーの実施、企業全体での年休一斉付与によるワーク・ライフ・バランスの推進のほか、入社3年目までの社員とその家族を招いた社内懇親会や面談によるキャリア意向確認・助言により、家庭との両立や能力開発などの職場風土づくりに取り組んでいる。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○始業終業時刻の繰上げ・繰下げ、配偶者出産休暇

(1日・有給)

○介護休業の分割回数の拡充(上限4回)※法定:3回

○誕生日休暇(有給1日)、プレミアムフライデーの実施(毎月末の金曜)

○休業者への社内報による情報提供、復帰後の勤務部署・形態等への配慮

 

【職場風土づくりの取組】

○会社全体の年休の一斉付与(年間5日)

○入社3年目までの社員とその家族を招いた社内懇親会の実施

○半年ごとの上司との面談による従業員へのキャリア意向確認・助言
株式会社Mao

(境港市/医療・福祉)

 家庭と仕事との両立の実践に向け、育児・介護制度の拡充や相談窓口・相談箱の設置のほか、全従業員との面談を通じた身上状況等の把握など家庭との両立しやすい職場風土づくりに取り組んでいる。また、従業員への資格取得・スキルアップへの働きかけや資格取得経費の助成等により、従業員の人材育成を推進している。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○始業終業時刻の繰上げ・繰下げ、配偶者出産休暇

(本人が希望する日数・有給)

○育児短時間勤務・所定外労働免除は子が小学校就学始期に達するまで利用可能

※法定:3歳まで

○介護休業の分割回数の拡充(回数制限なし)※法定:3回

○育児・介護と仕事の両立に関する相談窓口・相談箱の設置

○月1度の代表者によるすべての社員との面談

 

【職場風土づくりの取組】

○自己評価結果等に基づく従業員への資格取得やスキルアップへの働きかけ

○資格取得のための社内勉強会の実施、資格取得経費の助成(教材費等)
グリコマニュファクチャリングジャパン株式会社鳥取工場

(南部町/製造業)

 育児休業期間の拡充や独自の育児休暇制度(Co育てMONTH)の導入による子育て支援のほか、フレックスタイム制度やリフレッシュ休暇により、従業員のワーク・ライフ・バランスを推進している。また、全従業員と工場長との面談や多能工化による業務体制整備を通じて家庭との両立ができる職場風土と体制づくりに取り組んでいる。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○育児休業期間の拡充(1歳2ヵ月に達するまで)

 ※法定:1歳に達するまで

○配偶者出産休暇(3日・有給)

○「Co育てMONTH」:自社独自の法定休暇とは別の育児に利用できる特別休暇(1ヵ月・有給)

○フレックスタイム制度、リフレッシュ休暇(勤続10年:2日・有給)

○自社独自の「Ⅾ& Week」開催

「Ⅾ&I Week」とは・・・

各従業員がD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)を学び、実践するため2021年から開始した自社独自のセミナー。

 

【職場風土づくりの取組】

○工場長による全従業員と面談

○多能工化による業務体制整備

○従業員のキャリア形成等を目的とした自社独自のワークショップ開催

○資格取得のための社内勉強会の実施、資格取得経費の助成(教材費等)
株式会社さんれいフーズ

(米子市/卸・小売業)

 アニバーサリー休暇制度の導入やリモートワークの導入、復帰後の勤務形態等の配慮など家庭との両立を推進している。また、管理職の地域活動等の発信や外部人材を活用した組織風土改革プロジェクト、業務改善・効率化を行い、従業員のワーク・ライフ・バランスの実践に取り組んでいる。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○始業終業時刻の繰上げ・繰下げ、配偶者出産休暇(2日・有給)

○アニバーサリー休暇(1日・有給)

○リモートワークの導入

○休業者への社内報による情報提供、復帰後の勤務部署・形態等への配慮

○外部機関が実施するセミナーへの積極参加

(厚労省イクメンプロジェクトセミナー等)

 

【職場風土づくりの取組】

○管理職のワーク・ライフ・バランスの取組(スポーツ活動等)の社内報での紹介

○外部人材を活用した役員・管理職向け組織風土改革プロジェクトの実施

○外部人材を活用した従業員向け業務改善・業務効率化の助言指導等
鳥取県森林組合連合会

(鳥取市/サービス業)

 勤務間インターバル制度の導入や介護休業の分割回数の拡充による家庭との両立支援、職場復帰支援プラン作成による円滑な職場復帰のほか、定期的な経営者の考えの発信やボランティア等の地域活動を通じた従業員間の相互理解を図り、両立支援制度が活用しやすい職場風土づくりに取り組んでいる。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○勤務間インターバル制度、ボランティア休暇(3日・有給)

○育児短時間勤務・所定外労働免除は子が小学校就学始期に達するまで利用可能 ※法定:3歳まで

○育児時間の有給化

○介護休業の分割回数の拡充(上限4回)※法定:3回

○上司・人事労務担当者を交えた面談及び職場復帰支援プラン作成による円滑な職場復帰支援

 

【職場風土づくりの取組】

○月1度の全体会議による全従業員に向けた経営者の考えの発信

○従業員とその家族が参加する地域活動を通じた従業員間の家庭状況等の相互理解

○上司との面談による資格取得意向確認及び取得計画の作成
株式会社山陰合同銀行鳥取営業本部

(鳥取市/金融業・保険業)

 有給の積立制度の導入、育児休業期間の拡充、企業主導型保育を活用した職場復帰支援など家庭との両立及びワーク・ライフ・バランスの推進に取り組むほか、従業員の業務スキルの可視化に基づく上司との定期的な面談の実施や資格取得助成など従業員のキャリア開発や組織力向上に取り組んでいる。

 

【仕事と家庭の両立支援の取組】

○育児休業期間の拡充(3歳に達するまで)

 ※法定1歳に達するまで

○育児休業期間の有給化(開始月の当初1週間分)

○積立特別休暇(※)、フレックスタイム制度、ボランティア休暇(12日・有給)

(※)失効する有給休暇を積み立て、子の看護、介護等の休暇として利用

○企業主導型保育を活用した職場復帰支援

○復帰前における育休者の交流会・意見交換会の実施

 

【職場風土づくりの取組】

○3ヵ月毎のスキルチェックによる従業員の能力・課題を可視化、可視化結果に基づく上司との定期的な面談を実施

○資格取得のための社内勉強会の実施、資格取得経費の助成(資格・試験代等)
  

最後に本ページの担当課    鳥取県 地域社会振興部 人権尊重社会推進局 女性応援課
    住所  〒680-8570
             鳥取県鳥取市東町1丁目220
    電話  0857-26-70750857-26-7075    
    ファクシミリ  0857-26-8196
    E-mail  jyosei-ouen@pref.tottori.lg.jp

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000