平成30年度も「占領期の鳥取を学ぶ会」を実施します

平成30年度「占領期の鳥取を学ぶ会」の実施について

 これまで資料が少なく不明な部分の多かった占領期の鳥取県内の様子について明らかにするため、昨年度月1回の連続講座として実施した「占領期の鳥取を学ぶ会」では、GHQ鳥取軍政部活動報告の英文解読を通じて、本県が直面した占領期の諸課題とその対策、進駐軍と県民との関係の変化等が明らかになってきました。
 また、この会で実施した県民参加による英文解読活動や進駐軍接収住宅の見学会、幼少期に占領期を体験した有識者による鼎談、学芸員や翻訳者等による研究報告等により、占領期に対する県民の関心も高まり、さまざまな情報が寄せられています。
 ついては、平成30年度もこの会を継続実施し、軍政部活動報告の解読を中心に、県民との協働の取り組みとして戦後史の調査研究を進めていきます。
 

1 平成30年度の開催予定
日時:毎月第2土曜日 午後2時から4時まで
     ※第1回は5月12日(土)
会場:鳥取市歴史博物館やまびこ館(鳥取市上町88)地下1階研修室
内容:軍政部活動報告の英文解読と解説 
   ※聞き取り・フィールドワークも予定
人数:毎回10名程度(随時参加可能)
主催:鳥取県立公文書館県史編さん室、鳥取市歴史博物館
共催:鳥取県社会福祉協議会・とっとりいきいきシニアバンク「生涯現役」

2 平成29年度の活動概要
開催状況:7月 1日 占領期の鳥取を学ぶ会立ち上げ〔120名参加〕
7月29日~ 鳥取軍政部活動報告の英部解読と解説(6回)〔延67名参加〕
10月14日 樗谿グランドアパート見学会〔18名参加〕
11月14日 鼎談 鳥取に進駐軍がいた頃〔74名参加〕

3 英文解読によりこれまでに判明した主な内容
・活動報告書は本文及び附属書類(政治行政・福祉・公衆衛生・経済の各分野)からなり、1報告あたり平均20頁程度。当時の感染症対策、労働組合の活動、朝鮮人帰還、賠償指定工場の保全管理、新聞の発刊、歩行者の右/左側通行規則、境港から朝鮮・沖縄への連合軍用住宅資材の積み出しなどの状況について記されている。

・昭和22年4月の県知事選・市町村議員選では、ノーラン軍政隊長率いる選挙監視班が結成され、選挙管理委員会の指導と選挙監視を行った。二十世紀梨の生育状況調査(S21.9)、鳥取農業専門学校の視察(S21.9)、畜産試験場の視察(S22.3)など本県農業への関心が高い。

・進駐軍と県民の関係は良好に推移。一方で進駐軍兵士による事故や犯罪もたびたび発生している。

お問合せ先

鳥取県立公文書館 県史編さん室 担当:西村

  • 住所  〒680-0017 鳥取市尚徳町101
  • 電話  0857-22-4620
  • ファクシミリ  0857-22-3977
  

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