防災・危機管理情報


  

第5回医工ぜ!とりだいStartupシンポジウムを開催します! New!

 令和7年度とっとりメディカルバレー推進事業の取組として、医療機器開発の最前線の“リアル”が学べる「第5回医工ぜ!とりだいStartupシンポジウム」を開催します。ぜひご参加ください。

 

開催日時

令和8年2月13日(金) 9時30分~19時30分

場所

鳥取大学医学部附属病院 第二中央診療棟 2階「会議室2」(米子市西町36-1

内容

【第1部】09:40〜11:20 医療機器イノベーションを成功に導くプロトタイピング戦略

 アカデミア・試作企業・海外企業が登壇し、医療機器プロトタイピングの「失敗しない進め方」を議論します。「仕様をどこまで固めるか?」「コストとスピードのバランスは?」「量産を見据えた設計は?」など、開発現場の生の声から実践的ノウハウを学びます。
〔パネリスト〕

  ・澤井 健二 氏(医療機器イノベーション企画)

  ・Michael Groosman 氏(Rev.1 Engineering, Inc Director of Sales / オンライン)

  ・田中 宙 氏(有限会社安久工機 代表取締役)

  ・才木 直史(鳥取大学医学部附属病院 助教)

 〔モデレーター〕

  松田 理沙(鳥取大学医学部附属病院 助教)

【第2部】11:40〜12:35 鳥取県×鳥取大学の医工連携取り組み紹介

 診療支援技術部×工学部×センターが結集。鳥取大学が築く医工連携エコシステムの全貌と、具体的な相談・共同研究につなげるための「窓口」と「強み」を紹介します。

  ・鳥取大学医学部附属病院 鳥取大学ロボット手術研修・医療機器イノベーションセンター

  ・鳥取大学医学部附属病院 診療支援技術部

  ・鳥取大学工学部(松永 忠雄 氏 / 録画出演)

  ・鳥取県

【第3部】13:00〜14:20 3Dプリンタが拓く自助具の未来

 作業療法士とファブラボ(メイカースペース)が語る、3Dプリンタ活用事例のセッションです。
「既製品では届かないニーズ」にどう応えるか、現場の課題から生まれたリアルな実例と可能性を探ります。

 〔パネリスト〕

  林 園子 氏(品川ファブラボ ディレクター)

  ・射塲 靖弘 氏(鳥取大学医学部附属病院 作業療法士)

 〔モデレーター

  ・今出 和史 氏(百エデュケーション 代表)

【第4部】14:35〜16:00 ブレイクスルーを生み出す医工連携のあり方

 〜未来の医療を変える最短ルートは、君の「行動力」にある~医学生・大学院生×スタートアップ経営者による本音トークセッション。学生が医療機器分野に関わる入口やキャリアパス、産学連携プロジェクトへの参画について、等身大の言葉で語ります。

 〔パネリスト〕

  ・夏井 淳一 氏(バーズ・ビュー株式会社 代表取締役)

  ・木村 珠都 氏(鳥取大学 大学院持続性社会創生科学研究科)

  ・望月 栞里 氏(鳥取大学 医学部医学科)

 〔モデレーター

  ・鏡山 虹介(鳥取大学 革新的未来医療創造コース)

【第5部】16:20〜17:45 医療機器スタートアップセッション

 投資家の本音が聞ける貴重な機会。VC(ベンチャーキャピタル)と医療機器スタートアップが、資金調達の裏側や評価ポイント、地方発ベンチャーの課題と強みを包み隠さず語ります。

 〔パネリスト〕

  ・妙中 義之 氏(国立研究開発法人国立循環器病研究センター 名誉所員、

   一般社団法人日本の技術をいのちのために委員会 理事長、他)

  ・具島 三佳 氏(QBキャピタル合同会社 シニアアソシエイト)

 〔モデレーター〕

  ・林 敬人(鳥取大学 鳥取ネクストイノベーションイニシアティブ)

【第6部】18:00〜19:25 心地よさとテクノロジー ~ユカイ工学のプロダクト開発と医療へのヒント~(仮)

「Qoobo」などのロボットで知られるユカイ工学が登壇。プロダクト開発におけるユーザー観察や、「心地よさ・感性」を医療・ヘルスケア領域にどう実装するか、そのヒントを探ります。

〔講師〕

  ・冨永 翼 氏(ユカイ工学株式会社 取締役 CMO マーケティング統括)

参加費・申込

参加費・申込とも不要

HP・チラシ

HPはコチラ

チラシはコチラ

  

「SaMD&non-SaMD開発のススメ座談会」を開催しました! New!

令和7年度とっとりメディカルバレー推進事業の取組として、現在急速に注目されている「SaMD」とヘルスケアアプリの開発のススメ座談会を開催しました。

 

 <開催日時等>
第1回 第2回
日時

令和7年11月28日(金) 

午後3時~5時

令和7年12月12日(金)

午後3時~5時

ゲスト

DeepEyeVision(株)

 エンジニア 柘植泰希 氏

(株)スマートエコー

 代表取締役会長 高多直晴 氏

場所 鳥取大学医学部附属病院 第二中央診療棟 2階 会議室5

<内容>

○第1回 DeepEyeVision(株) 柘植 氏

 DeepEyeVision(株)は、AI(ディープラーニング)を用いた眼科向け医療機器プログラムを開発する、自治医科大学眼科学講座発のスタートアップ企業です。高齢化の進展に伴い今後増加すると想定される眼科患者に、正確な診断支援サービスを提供することを目的に研究開発に取り組んでおられ、SaMD開発への参入に向けた課題(価格が見合うのか、技術的には面白い物でも現場での価値があるのかなど)について共有いただきました。

 

○第2回 (株)スマートエコー 高多 氏

 (株)スマートエコーは、non-SaMDとして、スマートフォンを活用した超音波エコーにより気軽に家にいながらおなかの中の赤ちゃんを見ることのできるサブスク事業を展開している鳥取県のスタートアップ企業です。non-SaMD事業を展開するにあたっての気を付ける点やメリット、鳥取県でのスタートアップのポイントなど分かりやすく教えていただきました。

 

<参考>※チラシ

  
  

医療用ロボット開発のススメ座談会を開催しました!

 令和7年度とっとりメディカルバレー推進事業の取組として、医療用ロボットの開発や医療機器関連分野に携わっておられる方をゲストにお招きし、具体的な事例を共有いただきながら座談会を開催しました。

 

<開催概要>

   第1回  第2回
日時 

令和7年10月24日(金)

午後3時~5時

令和7年11月14日(金)

午後3時~5時

 ゲスト

東京女子医科大学 

先端生命医科学研究所

副所長 正宗 賢氏

株式会社モデック 

 代表取締役 山口 友宏 氏

 本部長         山田 隆久 氏

 参加者数 約13名(オンライン参加含)  約10名(オンライン参加含)
 場所  鳥取大学医学部附属病院 第二中央診療棟 2階

<内容>

○第1回 東京女子医科大学 正宗氏

 正宗氏は何十年も前から手術支援ロボット等、医療機器ロボットの研究に携わっておられる方で、今まで携わってこられた医療機器開発の研究の紹介や、医療機器開発の難しさ、医工連携の進め方等について、自身の経験を交えながらお話をいただきました。

 研究開発等の最終的な目標は、「患者のサポートを行うため」であり、そのことを念頭に、医療従事者・研究開発者の価値観をすり合わせて行くことが大切とのこと。人間が存在する限り、医療は進歩していく!!

 

○第2回 (株)モデック 山口氏×山田氏

 (株)モデック(本社:大阪府豊中市)は、樹脂及び金属切削部品加工を行っている会社で、医療機器関連部品として某社が製造する機械に使用される樹脂部品の提供等を行っています。山口社長、山田部長より、同社の取組や医療機器関連分野への参入の秘訣等についてお話をいただきました。

 合言葉は、「何かお困りごとはないですか」。「短納期!でしっかりしたものを提供する」ことをモットーとされています。難しい案件でも、相手方の意見をくみ取り、ビジュアル化を行うとともに、コスト削減等も踏まえた提案を行いながら各方面の取引先と信頼関係を築いていることなど、様々な秘訣を教えていただきました。

<参考>チラシ (pdf:533KB)

  

メディカル・ハッカソン「Medi Go とりだい!」を開催しました!

 令和7年度とっとりメディカルバレー推進事業の第一弾の取組として、参加メンバーがチームを組んで、3日間で医療現場の課題解決に向けたソフトウェアを開発し成果を競う、メディカル・ハッカソン「Medi Go とりだい!」を開催しました。

 年度内に手術支援・リハビリ・看護支援など多岐にわたるロボット活用事例や、プログラム医療機器(SaMD)とヘルスケアアプリ(Non-SaMD)の違い・勘所を学ぶ座談会等の開催も予定しています。

 

<Medi Go とりだい! 開催概要>

●日時

 令和7年9月20日(土)午後1時~午後5時、21日(日)・23日(火・祝) 午前10時~午後5時

●場所

 鳥取大学医学部 総合教育棟323会議室(米子市西町86番地)

●参加者

 18名(社会人14名(うち企業6名、医療従事者5名、公設試2名、支援機関2名)、

    学生4名(鳥大医学部生、米子高専生、専門学校生、高校生各1名))

●内容

1日目 

 ハッカソンに先立ち、医療系ソフトウェア開発の最前線や、起業・事業化の際の支援制度などを学ぶ特別講演を実施するとともに、チーム編成と開発テーマ・開発目標を決定。

(1)「眼科医が起業した想い、医療DXなど」

  InnoJin株式会社(※) 代表取締役 猪俣 武範(いのまた たけのり)氏(オンライン) 

(2)「総務省が進めるスタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」

  中国総合通信局 情報通信部情報通信連携推進課長 畠山 弘之(はたやま ひろゆき)氏

2日目 ハッカソン

3日目 ハッカソン、成果発表・表彰(終了後には交流会も開催)

 

●実施状況

 鳥大病院の5名の若手医師が医療現場の課題を開発テーマとして提供し、テーマ別に5チームを編成し、課題解決に向けた開発を実施。

チーム別の開発テーマ

結果

心臓CT画像から大動脈弁のサイズ計測の自動化による心臓手術計画の効率化・精度向上

機械学習により3次元データから大動脈弁を自動で切り出すシステムを構築し、短時間でほぼ正確な出力をさせることができた。

肺癌手術患者の術後のQOL向上に向け、高齢者が簡単で継続して利用できる呼吸リハビリアプリ

呼吸リハビリ用器具として、吹き戻しのおもちゃを使い、息を吹き込む様子をカメラで検知し、水中を泳ぐ魚(のどぐろ)に空気が行き渡るアニメーションを製作し、楽しくリハビリできるシステムを構築。

最優秀賞「Medi Go! とりだい賞」受賞

粉砕・顆粒化された薬剤の配薬ミス防止や海外での偽薬判別を行う簡易でリアルタイムな成分分析

まずは薬かどうかを判別するところに焦点をあて、薬の周囲を覆う基材の4つの波長絞って光の反射率を機械学習させた上で、光学センサを作成し分析するプロトタイプを構築。

前立腺癌の術前術後の長期間にわたるアンケートの電子化(高齢の患者が利用しやすいもの)

膨大な量の紙のアンケートをエクセルへ転記する作業負担や文書管理などの課題を解決するアプリを作成。大きな文字やイラストの利用、中断機能実装など、高齢者に使いやすいシステムを構築。

完治が難しい間質性肺炎肺をCT画像により早期発見・予防・進行管理する画像認識システム

CT画像を画像処理技術により特徴量をマッピングし、間質性肺炎肺を判別するシステムを開発。あわせて、診断情報をかかりつけ医と専門医の間を円滑に橋渡しするシステムを開発。

  

最後に本ページの担当課   鳥取県商工労働部産業未来創造課
 住所 〒680-8570
     鳥取県鳥取市東町1丁目220
 電話 0857-26-7246  ファクシミリ 0857-26-8117
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