【学芸課 自然史担当】 学芸員（地学担当：博士（理学））
【担 当】
地学（地形・地質・岩石・化石・鉱物）の調査・研究、標本管理、展示、教育普及活動（学習支援活動）
【専 門】
古生物学（特に古脊椎動物学）。大学院生の頃から「アフリカ齧歯類の系統分類と古生物地理」を研究しています。また現在は、鳥取県の「動植物相と古環境の復元」と「地形・地質の成り立ちと人間との関係」の解明も進めています。
【ひとこと】
博物館がみなさんにとって身近で大切な空間であってほしいと考えています。みなさんとお話できることを楽しみにしていますので、地学関係のことはお気軽にご相談ください！
【展覧会】
2018 企画展「とっとりの化石EXPO！2018」//展示風景 (pdf:749KB) チラシ (pdf:1321KB)
2022 企画展「ティラノサウルス展 ～T. rex 驚異の肉食恐竜～」//チラシ(pdf:2019KB)
【過去主な業績】
・Tsubamoto, T., Kunimatsu, Y., Sakai, T., Saneyoshi, M., Shimizu, D., Morimoto, N., Nakaya, H., Handa, N., Tanabe, Y., Manthi, F. K., and Nakatsukasa, M. (2020) A new species of Nyanzachoerus (Mammalia, Artiodactyla, Suidae, Tetraconodontinae) from the upper Miocene Nakali Formation, Kenya. Paleontological Research, 24 (1): 41-63.
・Tanabe, Y., Onodera, M., Nakatsukasa, M., Kunimatsu, Y., and Nakaya, H. (2020) A new cane rat (Rodentia, Thryonomyidae) from the Upper Miocene Nakali Formation, northern Kenya. The Journal of the Geological Society of Japan, 126 (4): 167-181.
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/126/4/126_2020.0002/_article/-char/en
・田邉佳紀・清水道代（2022）鳥取県立博物館に所蔵されている鳥取市佐治町の辰巳峠産植物化石コレクション目録．鳥取県立博物館研究報告 59: 17–36．
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1279127/59_Article03.pdf
・羽地俊樹・菅森義晃・田邉佳紀（2022）鳥取県の石「中新世魚類化石群」の層準の年代の再検討：山陰東部の中新世末の海進史．地質学雑誌 128(1): 295–306．
https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosoc/128/1/128_2022.0029/_pdf/-char/ja
【その他の刊行物】
●鳥取県立博物館ニュース
・コラム『鳥取県多里地域の「クロム鉄鉱」-我が国最古のクロム鉱山-』2016 No.22, p.5
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1071369/10548.pdf
・企画展「とっとりの化石EXPO！2018」2018 No.25, p.3
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1071369/NO25.pdf
・コラム「鉱物の"硬さ"を探る -モース硬度-」2020 No.30, p.6
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1071369/news30-2.pdf
・企画展「ティラノサウルス展 ～T. rex 驚異の肉食恐竜～」2020 No.33, p.4
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1071369/2022-3.pdf
・コラム「印象化石ー化石本体がなくなった「跡」ー」2024 No.37, p.4
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1071369/news37.pdf
●日本海新聞『みみちゃんプレス「何でも発見 たのしい観察」』
毎週日曜日に掲載される子ども新聞。鳥取県の地学記事を中心に2ケ月に１回程度掲載していただいています。
●「博物館だより」（日本海新聞／不定期）。そのほか、ご依頼のあった記事やコラムなどを執筆しています。
【所属学会】
日本古生物学会，Society of Vertebrate Paleontology，鳥取地学会