1 日時
平成26年7月8日(火) 午前9時30分~11時30分
2 場所
公立学校共済組合鳥取宿泊所 白兎会館 「ちどり」の間
3 出席者
審議会委員(17名)、教育長、関係課長
4 概要
議題
(1)鳥取県教育審議会運営規程の一部改正について
報告事項
(1)特別支援教育部会における審議状況の報告
<委員意見>
-
福祉と教育が充分に情報共有していくことが大切。
- 幼稚園、保育園、小学校、中学校、高等学校の連携、一貫した支援が大切。
- 1歳半、3歳児、5歳児健診などをしっかりすることで、早い段階で、その子どもへの支援の方法、入学の仕方などの話し合いが、園、小学校、保健師等関係者の間ででき、支援へと繋がる。
- 普通学級で過ごす支援の必要な子どももいる。学校現場において、共生という理念のもとでどういう教育がなされているかを、もっと県民が理解するべき。子どもたちが、特別支援教育、いじめ等について、自分たちで一生懸命考えながら自主的な活動を行うが、社会の出口のところで、非常にギャップが大きい。
- 集団を構成している周りが変わるということ、その体制をいかに作っていくかというのが重要な課題。
(2)今後の県立学校の在り方について
<委員意見>
- 私立学校と県立学校の役割分担の役割分担が、今後大きなテーマになるのでは。
- 簡単に高校を辞めてしまう子どもが多くなっている気がする。「可能性を最大限に伸ばす」という観点から、なんとか食い止める、支えていくことも必要。
- 普通校ばかりでなく、定時制高校にも支援に必要な子どもはおり、発達の目をもった教員がほしいと感じている。そういう職員が多くいれば、いろいろな支援チームができる。専門により視点も変わる。今職員がどんどん削減されているが、先生たちの子どもに関わっていく人員をもう少し何とかしていただきたい。
(3)鳥取県立博物館の現状及び課題検討について
<委員意見>
- 全国的な傾向として、高齢者が収集していたものの寄贈が増えているようで、どの博物館も収蔵品に困ってるようだ。寄付でも、受け入れるもの、受け入れないもの、価値の高いものの公開、ダブっているもののオークション等、将来構想をしていただきたい。
(4)鳥取県子どもの読書活動推進ビジョン(第3次計画)の策定について
<委員意見>
- 今は娯楽が多く、なかなか読書に繋がらない。大きくなってから「本を読みなさい」といっても難しいので、赤ちゃんのときから、保護者が本に親しむような環境を作り、本が楽しいつ思える子どもに育つことが大切。
- 智頭図書館、智頭小学校図書館では、連携した取り組みを行っており、少しずつ実績があがっていると思う。本を紹介し、子どもたちが読みたい本に投票、それを順番に借りられるというもの。子どもたちは、本を楽しむ力を持っているし、ちゃんと出会えば、読む力も高くなる。
- 読書から、読む力を育んでいくことも大切。
(5)その他、委員からの意見はなかったが、以下の報告事項を行った
- 平成25年度体力・運動能力調査結果について
- 子どものスポーツ活動ガイドラインの策定について
- 平成25年度教育行政の点検及び評価(案)について
- 教育振興協約の締結について
- 教育委員会制度改革について