防災・危機管理情報


平成25年10月19日(土)・20日(日)に開催された「鳥取・兵庫両県往来氷ノ山交流登山ツアー(兵庫県側登山コース)」の行程をまとめました。

【鳥取・兵庫両県往来氷ノ山交流登山ツアーとは?】

鳥取・兵庫両県境に広がる中国地方第二の山、「氷ノ山」。
標高1510メートルのこの山を、県境をまたいで往来するツアーです。
山を越えて反対側の県へ下りるという通常では味わえない登山ルートで、紅葉シーズンの氷ノ山をまるごと満喫することができます。
当ツアーには「兵庫県側登山コース」と「鳥取県側登山コース」があり、氷ノ山の山頂では両コースの参加者のみなさまが交流会を行いました。

○鳥取県側登山コース
 1日目:兵庫県を出発→鳥取県東部観光(鳥取砂丘や若桜町のSL見学など)
 2日目:鳥取県側から登山→兵庫県側に下山
○兵庫県側登山コース
 1日目:鳥取県を出発→兵庫県但馬観光(別宮の大カツラやハチ高原など)
 2日目:兵庫県側から登山→鳥取県側に下山
  

1日目

午後1時、鳥取県庁をバスで出発します。

バスで出発!

国道9号線をまっすぐ進み、兵庫県の但馬観光に向かいます。

道中に長ーいトンネルがあり、
バスガイドさんが童謡「だいこくさま」をぴったり3番まで歌ってくださいました。

県庁を出発してから1時間後、兵庫県の「道の駅 村岡ファームガーデン」へ到着。
短い休憩を取ります。

村岡ファームガーデン

この駅のゆるキャラ「よしばぁちゃん」が至る所にあり、
訪れた人々をお出迎えしてくれます。

村岡ファームガーデンを出発してから1時間後、「道の駅 ようか但馬蔵」に到着。
お土産を買ったり、休憩したりして過ごします。

ようか但馬蔵

山の方へとバスを走らせ、ようか但馬蔵を出発してから1時間後、
養父市別宮の「別宮の大カツラ」(兵庫県指定天然記念物)に到着。

別宮の大カツラ

大きい!

すぐ近くでわき出ている水は飲むことができますよ。

更に30分後、ハチ高原へ到着。

鉢伏高原

冬になれば雪が積もります。

秋の高原

再びバスに乗り込みます。

今回のツアーでお世話になる宿、「朝日屋」へ到着。

2階の風景

夕食は鉢伏の名物料理、鉢伏鍋(はちぶせなべ)でした。

お肉(イノブタ、鴨)の上に乗っているのは、
鶏と鴨の肉だんご。
卵と混ぜて、スプーンですくってお鍋の中に入れます。
 
いのししといのぶたの鍋

おいしそう!

煮えた鍋の写真

鍋のお供は養父市名物「蛇紋岩米」!
養父市の蛇紋岩地帯で作った珍しいお米です。
 
新米の味を堪能しました。

蛇紋岩米

〆はうどんで。

〆のうどん

雑炊にしてもおいしかったです!

夕食の最中に交流会が行われ、
皆さまの氷ノ山登山にかける想いを聴かせていただきました。

翌日の登山への決意を新たに、就寝。


2日目

 

朝、窓の外を見ると、辺りは霧が立ちこめ、雨が降っていました。

あいにくの天気になりましたが、霧雨だったため登山を決行!

朝食をしっかり取ります。

朝日屋さんの朝食

登山の準備を整えて、玄関に集合。

出発式の後、宿を出発します。

出発式の風景

 そのころ鳥取県側コースでは・・・

こちらは一足早く三ノ丸コースから登山を開始!
わかさ氷ノ山スキー場のゲレンデを登っていきます。
ゲレンデを出発! 

宿から30分ほど歩くと登山道入り口へ。

ここから登山開始!

氷ノ山越えコースから登山を開始!
 
石の上に「登山」の文字

出発してしばらくすると、布滝が見えてきます。

布滝

白いきれいな滝です。

お次はのぞきノ滝。

のぞきノ滝

現在は木が生い茂っていて見づらくなっていますが、以前はよく見えていたそうです。

 そのころ鳥取県側コースでは・・・

ゲレンデを登り切ると、こんな風景が広がっていました。
すばらしい眺めです 

 
さらに進むと、5種類の木が絡みあっている「連樹」が見えてきました。

連樹

看板の説明を見ると、

「マツブサ、タカノツメ、リョウブ、ナナカマド、ネジキ、ミズメ、ホオノキ」

と書かれています。
どの木がどの種類かわかりますか?

登山口を出発してから1時間ほど登り続け、
1回目の休憩所、地蔵堂に到着しました。

地蔵堂の看板写真

お地蔵様に登山の無事を祈願します。

お地蔵様

休憩後、出発!

進んでいくと、はしごのかかった場所がありました。
土砂崩れで山道がごっそりなくなってしまったそうです。

はしごを上っている写真

はしごを登り、先へ進みます。

 

 そのころ鳥取県側コースでは・・・

標高1464メートルの三ノ丸に到着。
休憩です 

 
地蔵堂を出てから1時間後、2回目の休憩所、氷ノ山越避難小屋へ。

氷ノ山越避難小屋

 

 そのころ鳥取県側コースでは・・・

頂上の避難小屋が見えています。
この後、鳥取県側コースの方々は一足早く頂上へ到着されました。
 左端に見えているのが頂上の避難小屋です

避難小屋を出発し、頂上を目指します。
しばらくすると頂上の避難小屋が見えてきました。

山頂の避難小屋

次第に頂上が近づいてきます。

山頂が近づいてきます

あともう一息で山頂です。
ひたすら階段を登っていくと・・・

頂上はあともうすぐ!

2回目の休憩から1時間後、山頂に無事到着!

山頂です

先に到着していた鳥取県側登山コースのみなさんが温かく出迎えてくださいました。



ハイタッチ!


ほどなくして交流会が開かれました。

山頂は風が強く、寒かったですが、皆さん笑顔です。

交流会

鳥取県側登山コースの皆さまから記念品をいただきました。

兵庫県養父市の記念品(缶バッチ)

記念撮影を終えた後、
朝日屋さんが用意してくださっていたお弁当をいただきました。

下山のために力を蓄えます。

出発前の頂上からはきれいな雲海が見えました。

雲海

充分な休憩を取った後、
今度は兵庫県側へ下山される鳥取県側登山コースの皆さんをお見送り。

一緒に登山したガイドの方々とはここでお別れです。

鳥取県側のガイドの方々とともに、三ノ丸コースから下山します。

下山開始!

二の丸を通り過ぎ、ほどなく三ノ丸へ。
少しの休憩を取ります。

三ノ丸

木々の間をくぐり抜け、氷ノ山スキー場のリフトに到着。

この先の道に備え、いったん休憩を取ります。

リフトで休憩

ここから下は、雨で滑りやすい+35度の傾斜がある階段。

慎重に降りていきます。

慎重に進みます


階段を下りると、スキー場のゲレンデが目の前に広がります。

さらに下り、登山道入り口へ。

この日はちょうど、
「2013わかさ氷ノ山オータムフェスタ」が開催されていました。

が、
会場(スノーピアゲレンデ)に到着するも、
イベントは終わったばかりのようでした・・・残念!

ゲレンデを下りていきます

レストランスノーピアで休憩後、バスで鳥取県庁へ戻り、
到着後解散しました。


まとめ

2日目の朝、雨が降っていたので登山催行について心配しましたが、
無事に下山できてよかったです。

鳥取・兵庫両県にまたがる氷ノ山。
参加された皆さまと共有した時間。
氷ノ山も喜んでくれたかな。

やっぷー


  

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