防災・危機管理情報

  

2016年9月12日

近世部会が愛媛県大洲市立図書館で資料調査を行いました。

 近世部会では、9月6・7日の両日、大洲市立図書館(愛媛県大洲市東若宮)で資料調査を行いました。 
 大洲は伊予の小京都と呼ばれる城下町で、大洲藩加藤家の初代貞泰(さだやす)は、入封前の慶長15年から元和3年(1610~1617)まで米子を治めていました。大洲への転封に伴い多くの家臣団も移住したため、米子と大洲の方言は似通っていると言われています。  
 また、米子・大洲ともに、江戸時代の著名な学者中江藤樹(なかえとうじゅ)が過ごした地であるなど、意外な共通点があります。  
 今回の調査では、米子時代の加藤貞泰と所縁の深い清洞寺(せいとうじ)という寺院に関する資料の写真撮影を行いました。  
 今後は、平成30年度刊行予定の『新鳥取県史資料編 近世7 編纂物(仮)』への掲載に向けて、解読・検討を進めていきたいと思います。御協力いただいた皆様にあつく御礼申し上げます。

大洲市立図書館の写真
大洲市立図書館

県史編さん室

公文書館 2016/09/12 in 県史編さん室,調査

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