「とろける旨さ」に自信あり!【とろはた】

9月~5月に沖合底びき網で捕れるハタハタは、年間1,200~3,000トンと水揚げ量は全国でもトップクラス。
鳥取県産のハタハタは朝鮮半島付近で生まれ、山陰沖を回遊するところを漁獲するため、卵がないかわりに、しっかりと脂がのっているのが特徴です。
大きくなるほど脂ののりが高くなる傾向があり、全長20cm以上のハタハタには平均10%以上の脂質含有量があり鳥取県オリジナルのブランド商品
「とろはた」という名称で売り出し中です。
「とろける旨さ」に自信を持った一押し商品です。
出荷箱に「とろはたシール」を付け、全国へ向けて発送しています。
【下左】沖合底びき網漁船、【下右】「とろはた」出荷箱 (写真提供:鳥取県水産試験場)
「脂のノリ」の鳥取県産、「子持ち」の秋田県産
秋田県産は11月-12月が漁期で、お腹が卵(ブリコ)でたっぷりふくらんでます。これと野菜、豆腐、ハタハタで造った魚醤が入った「しょっつる鍋」が有名です。
一方、鳥取県産は9月-5月が漁期で、卵がないかわりに
脂がのっているのが特徴。干物や炙りなどでジューシーさを楽しむのがおススメ!
ぜひ、それぞれのおいしさを活かした食べ方を楽しんでみてください。
「とろはた」 脂がのった身がジューシーでプリプリの食感です!
鳥取県水産試験場では、美味しさの解明のため脂ののりを調査しました。その結果時期や漁場に関係なく、脂質含有量の平均は多くの人が美味しいと感じられる約10%で、東北産よりも多いことが判りました。特に大型のハタハタほど高い傾向があり多い魚で20%近くありました。
大きいことは旨い証拠!
「とろはた」干物に最適・・・築地市場で県産干物は1/3の取扱量!

脂ののった「とろはた」は干物に最適です。
東京築地市場での県産ハタハタの干物の取扱量は約1/3を占めるなど、首都圏でも高い評価を受けています。
県内ではハタハタの干物加工場が多くあり、直売所や量販店で販売されてます。
干物商品はお土産に一押しの商品です。