2013年8月19日
平成25年8月19日(月)、米子出身モデルERIKO氏が再び来館されました。
前回訪問時は「ラテンアメリカ縦断プロジェクト」のため鳥取県とラテンアメリカの歴史の情報収集をされましたが、今回はこのプロジェクトの報告に御来館されました。積極的に各国をまわり、いろいろな人と話し、各地の新聞記事に活動を取り上げられた様子を聞き、足田館長も驚きを隠せない様子です。ERIKO氏のこれからの活躍がますます楽しみです。これからも鳥取を、世界を元気にしてほしいものです。

(写真1)歓談中のERIKO氏(左)と、驚きを隠せない足田館長(右)

(写真2)楽しく華やかな歓談の終わりにみんなで記念撮影です
公文書館 2013/08/19
in 会議など,公文書担当
2013年7月2日
平成25年6月25日(火)から28日(金)までの四日間、鳥取市立北中学校2年生の池成一磨(いけなりかずま)くんが職場体験学習に取り組みました。
初日はカウンター業務と展示パネルの作成等を行いました。2日目は古文書の撮影と展示物の解説文を作成しました。上手に仕上げることができました。
3日目、県史編さん室にて午前中は、考古部会の仕事を体験してもらいました。作業は縄文時代の石器を石の種類ごとに分けていくもので、黒曜石、安山岩、チャートなどいろいろな種類があるため、色の違いや質の違いを注意深く観察することが必要です。午後は、江戸時代に作成された『因幡国神社御改帳』を使って、古文書の解読に挑戦しました。くずし字を見るのは初めてでしたが、時間が経つにつれて少しずつ読めるようになりました。
4日目は、初日の続きとまとめでした。「どれもよい経験になりましたが、一番印象に残ったのは本物の古文書に触れられたことです。」という池成君の感想でした。公文書館の職員にとっても現役中学生と働く貴重な経験となりました。

(写真1)マイクロフィルムを専用の機械で紙に印刷しています

(写真2)池成くん作成の解説文

(写真3)デジカメを使って古文書を撮影

(写真4)悪戦苦闘する池成くん

(写真5)初めての古文書解読に挑戦する池成くん
公文書館 2013/07/02
in 館見学,県史編さん室,公文書担当
2013年6月5日
平成25年6月4日(火)、日本経済新聞編集局文化部記者の松岡資明氏が鳥取県立図書館の取材に合わせて来館されました。
松岡氏は、新聞記者の立場から図書館やアーカイブズの重要性を訴えてこられた方です。『日本の公文書 開かれたアーカイブスが社会システムを支える』(2010年)、『アーカイブズが社会を変える 公文書管理法と情報革命』(2011年)の著作もあります。2007年1月には、当館主催の公文書等資料保存研究会で「日本のアーカイブズとその未来」と題する講演をしていただきました。講演録は『鳥取県立公文書館研究紀要』第5号(2009年)に掲載されています。

鳥取県公文書管理条例の施行状況や全国の動向について、当館長と情報交換されました
公文書館 2013/06/05
in 館見学,公文書担当
2013年5月29日
平成25年5月29日(水)、民主党の若手有志で構成する政策研究グループ6名(滋賀県議、兵庫県議、奈良県議、香川県議、さいたま市議)の皆さんが、公文書館を視察されました。

(写真1)当館の全体概要を説明

(写真2)現在開催中の企画展「昭和40年の全国植樹祭」や常設展を解説

(写真3)地下書庫で歴史公文書等の収蔵状況を説明
公文書館 2013/05/29
in 館見学,公文書担当
2013年4月30日
平成25年4月24日(水)、米子市立山陰歴史館で写真資料の調査を行いました。
鳥取県立公文書館には「観光写真」という資料(公文書扱いの写真帖)があります。これは県の広報課が写真家の遠澤利寛(えんざわとしひろ)氏(故人)に委託して作成したものです。遠澤氏の同様の写真が米子市立山陰歴史館に所蔵されていることから、調査を行いました。
今回の調査で米子市立山陰歴史館に遠澤氏の写真類が多数所蔵されていることがわかりました。ちなみに、撮影場所(鳥取・島根・但馬地方といった山陰地方)、年代(昭和20年代後半~昭和40年代)が記録されており、資料的価値は高いと判断されます。今回の調査に御協力くださった米子市立山陰歴史館のみなさま、元館長の杉本良巳氏にお礼を申し上げます。

(写真1)調査中の様子

(写真2)写真資料の整理棚
公文書担当
公文書館 2013/04/30
in 公文書担当,調査
2012年12月17日
公文書を初めとする大量の紙資料を保存する当館ですが、これらの資料には紙の破れや汚れ、酸性化による劣化など、様々な問題があります。劣化の著しいものを専門業者に委託して補修を行ってきましたが、簡易なものについては、職員で補修するように準備を進めてきました。
技術の習得のために、資料修復家・秦博志(はたひろし)さんの工房(南部町阿賀)で、資料修復の技術について学びました(2012年7月2日付ブログ参照)。作業用の道具も入手し、このほど作業を開始しました。
撮影した当日(12月14日)は、秦さんにご来館頂き、再度ご指導をいただきました。今後は、専門業者に委託する修復と職員による簡易修復によって、当館が所蔵する大切な資料を後世に伝えていきたいと思います。

(写真1)破れ等のある紙資料を和紙で繕い、欠損部の「補紙」を行います

(写真2)利用した専用糊を乾かすために、最後にアイロンを当てます
公文書担当
公文書館 2012/12/17
in 県史編さん室,公文書担当
2012年11月28日
知事部局で現用利用されている公文書の簿冊名一覧である「平成24年度簿冊管理簿」(鳥取県公文書等の管理に関する条例第7条)を当館閲覧室にも排架しました。

平成24年度簿冊管理簿
公文書担当
公文書館 2012/11/28
in 公文書担当
2012年11月22日
三朝町古文書を読む会の皆さんが来館されました。
今月の1点として展示中の「東伯郡の合併による倉吉市市制施行関係綴」の内容に興味を示されました。三朝町の地元からも北海道への移住者があったとの声があがっていました。

(写真1)「東伯郡の合併による倉吉市市制施行関係綴」を見る様子

(写真2)北海道移住者の展示を見る様子
公文書担当
公文書館 2012/11/22
in 館見学,公文書担当
2012年11月22日
平成24年11月12日、鳥取市中ノ郷地区公民館の皆さんが来館されました。鳥取県の県域の移り変わりを興味深く聞いておられました。

(写真1)説明を聞く鳥取市中ノ郷地区公民館の皆さんの様子

(写真2)子供たちも熱心に話を聞いています
公文書担当
公文書館 2012/11/22
in 館見学,公文書担当
2012年10月23日
平成24年10月19日から23日までの3日間、県内3会場で、県庁など行政機関の文書管理主任を対象とした研修会が開催されました。総務部政策法務課の説明につづき、当館担当職員が歴史資料として重要な公文書の取扱いについて、説明しました。
特に公文書管理条例の施行により変更となった公文書の引継の流れ、簿冊作成時の注意点、公文書館での利用提供のしくみを説明し、また公文書簿冊の利用手続きや県公報の公開ページなど特に行政ニーズの高いサービスについて紹介しました。

東部地区(23日県庁講堂)で歴史公文書の引継の流れについて説明する当館職員
公文書館 2012/10/23
in 会議など,公文書担当