令和7年5月26日(月)に「とっとり都市木造推進協議会」の谷野会長等3名が
県庁を訪れ、同協議会の設立について知事に報告をされました。
この協議会は、中大規模木造・都市木造に特化した、鳥取県産木製品の特徴を生かした木工法の開発を行い、鳥取県内外の多様な関係者が集まり、鳥取県産木製品を鳥取県内に限らず「地産都消」へ普及啓発、パッケージ提案することを目的とし、発足されたものです。
この取り組みについて知事より、
・報告のあったパッケージ開発等の取組が上手く進めば、森林資源の循環も進んで
いくだろう。
・川上(山側)でも皆伐再造林が進みつつある中、材の安定供給と販路拡大を両輪で
進めていくことが重要である。
・川中・川下からこのような取組を打ち出すことで、需要も増え、よい木材の流れ、
チャンスになることを期待している。
と、期待を込めた、激励がありました。

▶とっとり都市木造推進協議会の概要
(1)設立
令和7年4月18日(金)
(2)設立の趣旨・背景
〇鳥取県内における中大規模木造建築の推進は、森林資源の有効活用や地域活性化
に大きく貢献する可能性を秘めているため、県内の木材関連事業者(川上の事業者
、合板・LVL・CLTメーカー、製材所、プレカット工場など)が連携し、産学官
及び専門家を巻き込む形で「とっとり都市木造推進協議会」を立ち上げた。
〇「地産地消」、「地産都消」「地産外消」を目標に、中大規模木造(特に3から
5階程度)に適した構法(鳥取モデル)の開発と実装を加速させることを目的に
設立された。
(3)主な構成
木材加工や建築資材の販売など手がける16社(賛助会員含む)と県や高専など
4団体で構成