第5回万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会

 令和5年11月4日、鳥取市のとりぎん文化会館において、第5回万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会を開催しました。

 チーム部門では、全国から応募があった22チーム(17校)のうち、予選を通過した4チームが自ら創作した短歌を披露し、競いました。

 各対戦では、作者による短歌の発表に続き、審査員との質疑応答を行い、3人の審査員が札を上げて勝者を判定しました。

 また、個人部門には、462首の応募があり、審査員5名に1首ずつ選定いただいた特別賞の表彰を行いました。

会場写真 集合写真

  

チーム部門 結果

優勝

チーム名:名古屋高校文学部(名古屋高等学校:愛知県)

先鋒 古本の匂いを差し上げましょうかお久しぶりですn回目の冬 福田 匠翔
中堅 馴染めない宴会の姿造りの魚の頭が立たされていた 服部 亮汰
大将  縁の無い地域の波浪警報を聞きつつ正露丸を飲み込む 加納 輝一 

準優勝

チーム名:光合成朝ごはん(宮城県気仙沼高等学校:宮城県)

敢闘賞

チーム名:立教池袋Aチーム(立教池袋高等学校:東京都)

     海月LIFE(高田高等学校:三重県)

個人部門 特別賞

大辻隆弘審査員選

木枯らしを食べて元気になりましたあなたの息は数倍甘い

 滋賀県立膳所高等学校 2年 池田 玲亜

穂村弘審査員選

音読をあてられキミは目を覚ます風にながれる塩素の匂い

鳥取県立鳥取東高等学校 2年 中島 幹太

江戸雪審査員選

三学期テストに励む君の背を見て考えるトリュフは好きかな

鳥取県立鳥取東高等学校 2年 土居 美佳

大森静佳審査員選

クロールの推進力が欲しいから水彩絵の具の青を手に取る

神奈川県立光陵高等学校 1年 猪野田 涼奈

小島なお審査員選

朝起きて学校行って夜に寝る狭い世界で泣かないでくれ

東京家政学院高等学校 1年 武富 愛音

入選作品

チーム部門・個人部門それぞれにおいて、全ての応募作品から入選作品を選考し、チーム部門11首、個人部門34首が選ばれました。(審査員:大森静佳氏・小島なお氏)

入選作品 (pdf:152KB)

  

当日資料

当日資料 (pdf:870KB)

当日会場でお配りした資料です。

(次第/審査員/出場チーム自己紹介/準決勝作品/個人部門特別賞/入選)

審査員

チーム部門:本選大会、個人部門:特別賞

大辻隆弘 氏(歌人、「未来」編集発行人・選者、現代歌人協会会員、現代歌人集会理事)

穂村 弘 氏(歌人、歌誌「かばん」所属、日経新聞歌壇選者)

江戸 雪 氏(歌人、「西瓜」同人、中之島歌会、2022年度「NHK短歌」選者)

チーム部門:予選・入選、個人部門:特別賞・入選

大森静佳 氏(歌人、「塔」短歌会編集委員)

小島なお 氏(歌人、「コスモス短歌会」所属、2020年度「NHK短歌」選者)

主催・後援

主催

鳥取県

後援

鳥取県教育委員会 鳥取県高等学校文化連盟 鳥取県歌人会 朝日新聞鳥取総局 共同通信社鳥取支局 山陰中央新報社 産経新聞社 新日本海新聞社 時事通信社鳥取支局 中国新聞鳥取支局 毎日新聞鳥取支局 読売新聞鳥取支局 NHK鳥取放送局 TSKさんいん中央テレビ テレビ朝日鳥取支局 日本海テレビ BSS山陰放送 いなばぴょんぴょんネット 中海テレビ放送 日本海ケーブルネットワーク 鳥取中央有線放送株式会社(順不同)

参考資料

出場チーム募集の際の募集要項です。(第5回大会出場チームの募集は終了しています。)

第5回万葉の郷とっとりけん全国高校生短歌大会募集要項 (pdf:261KB)

 

  

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