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展示案内 


 

鳥取県立博物館再スタート記念企画 

とっとりの藩と城 歴史・自然史・美術工芸 

会期・会場

展示品会期

令和7年5月1日(木)~6月29日(日)

休館日:

5月7日(水)・12日(月)・19日(月)・26日(月)

6月9日(月)・16日(月)・23日(月)

開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)

※開館延長はありません。

 

会場

鳥取県立博物館 1階 展示活動室 三ノ蔵

 

画像:牡丹獅子文金唐革包腰取二枚胴具足(11代藩主池田慶栄所用)
※2025年度、新しく鳥取県保護文化財に指定

主催

鳥取県立博物館

観覧料

通常展入館料(一般180円・20名様以上の団体は150円)

※大学生以下の方、70歳以上の方、学校教育活動での引率者、障がいのある方・難病患者の方・要介護者等及びその介護者は無料

※前売り券販売はありません。

  

女乗物 令和7年(2025)3月、美術部門が分離独立、倉吉市に鳥取県立美術館として開館し、同年5月、鳥取県立博物館は自然史、歴史、民俗、美術工芸の総合博物館として新たな歩みをはじめることになりました。
 新たなスタートを切る当館では、旧美術展示室を模様替えし、新たに鳥取の歴史・自然を象徴し、当施設が立地する国史跡「鳥取城跡」とその城山である「久松山」を核とした、歴史・自然史・美術工芸の総合的な企画展示「とっとりの藩と城」を開催します。
 展示では、鳥取県の発展の礎となった鳥取藩や鳥取城の歴史や文化、またその背景について、国内屈指の大名家文書である “鳥取藩政資料”や旧藩主池田家ゆかりの大名道具、絵画、やきものなど多彩な美術工芸品を用いてわかりやすく紹介するとともに、久松山の地質や生物相を事例に、鳥取県の自然史についても紹介します。
 なお、本展終了後、第3展示活動室「とっとりの藩と城」として常設化し、年5回展示資料の入れ替えを行います。

画像:涅槃図(洪基作、清時代・康熙61年(1722))鳥取市栗谷・興禅寺蔵(当館寄託)

  

◀展示スケジュール

「とっとりの藩と城」は今後常設展示として次の通り展示替えします。

令和7年度 

第1期/5月1日(木)~6月29日(日)◀今回の展示
第2期/7月9日(水)~8月31日(日)
第3期/9月10日(水)~11月3日(月・祝)
第4期/11月13日(木)~令和8年1月4日(日)
第5期/1月14日(水)~3月8日(日)

令和8年度 

第1期/3月18日(水)~ 5月10日(日)

 

展示リスト

一覧バナー

企画展の展示品をPDFデータ(pdf:229KB) でご覧いただけます。

 

第1期 展示資料について

初代藩主 池田光仲肖像 

展示品

元禄6年(1693年)、池田光仲は鳥取城内で数え64歳で死去しました。本品は、光仲死の直後、その死に顔をもとに藩絵師橋本冝彩によって描かれました。

  

 

鳥取新府久松金城(江戸時代)宝永・正徳年間(1704 ~ 1716)

展示品

元禄5年(1692)に雷火によって焼失した鳥取城の天守と城内御殿の様子を具体的にうかがい知ることができる唯一の絵巻物。
のち享保5年(1720)の石黒大火により、ここに描かれた鳥取城は全焼してしまいます。

(28 cm ×341 cm 展示は部分)

 

梅唐草蝶文蒔絵女乗物 江戸時代

うめからくさちょうもんまきえおんなのりもの

展示品

梅唐草蝶文による金蒔絵や繊細な彫金による真鍮金具を用いた、豪華な装飾が揃いの意匠を施されていることから、江戸時代後期に、池田家の姫君の婚礼調度品として整えられたと考えられます。

池田家の婚礼道具は、 大正時代の売却による 散逸や、戦災による焼失 によって多くが失われて いるため、32万石鳥取藩の格式の高さを示すものとして貴重な資料です。

 

ヒサマツミドリシジミ(乾燥標本) 

展示品

ヒサマツミドリシジミは、オスの羽が緑色にかがやく美しいチョウで、鳥取県立博物館のうらに
ある久松山で初めて発見されました。発見地である山の「久松」を訓読みの「ヒサマツ」に変えて名付けられました。 

 

太刀 銘 安綱(やすつな) 平安後期 

展示品

国宝“童子切” を作刀した安綱の太刀(刃長77.5 cm 反り3.3 cm)

美しい反りがある日本刀は、平安時代末期以降に完成されました。安綱はこの創成期に伯耆国で
活躍した刀工で、本作は鳥取藩の家老鵜殿家に伝来した一振りです。 

 

色絵丸に揚羽蝶紋付松竹梅菊皿(御菩薩池焼・鳥取藩旧蔵)

展示品

17世紀後半の京都で焼かれた初期京焼のひとつ御菩薩池焼(みぞろがいけやき)の菊皿。

藩士鷲見家が藩主から拝領したもの。藩主池田家の家紋である丸に揚羽蝶と松竹梅を古清水(こきよみず)様式で描いた贅沢な特注品です。 

  

チラシ

チラシ表 チラシ裏面  

チラシ画像をクリックすると、PDF画像で拡大してご覧いただけます。(PDF:表面489kb,裏面1299kb)

企画展担当

鳥取県立博物館 学芸課 歴史・民俗担当

お問い合わせ

鳥取県立博物館
〒680-0011鳥取県鳥取市東町二丁目124 TEL.0857-26-8042 FAX.0857-26-8041 

(学芸課歴史担当 TEL.0857-26-8044)

  

最後の鳥取藩主池田慶徳(よしのり)の長男・新次郎の初節句のために制作されたと考えられる武者幟(むしゃのぼり)の複製をエントランスホールでご覧いただけます。

のぼり設置の様子本品は複製ですが、実物はタテ7m×ヨコ4mという巨大なもので、30cm程度の紙をいくつもつなぎ合わせ作られています。これは鳥取城内に立てられたと考えられています。

画題は、鎌倉時代末の実在の武将・村上義光(よしてる)が、主人・護良(もりよし)親王(後醍醐(ごだいご)天皇の皇子)の錦旗を敵から奪還するという、軍記物『太平記』に登場する勇壮な名場面を描いています。

武者絵大幟(村上義光錦旗奪還図)複製
(根本幽峨 安政6年(1859)頃作成か) 


最後に本ページの担当課    鳥取県立博物館
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