平成23年11月25日(金)、平成23年度の「記録資料を読む会」第2回が終了しました。今回は、「鳥取大震災関係の公文書綴りを読む」と題し、当館の伊藤総括専門員が講師を務めました。昭和18(1943)年9月10日に発生し、鳥取県東部を襲った地震について、『鳥取地方震災被害報告書』(舞鶴海軍施設部作成)など資料を用いて説明しました。
なお、記録資料を読む会の第3回を12月17日(土)13時30分から行います。内容は第1回「戦時下の鳥取県公報を読む」の続きです。昭和13年の学力テスト「壮丁学力調査」を解いてみたり、県が推進した満蒙開拓移民送出の様子を「事変特報」から読み解きます。

(写真1)公文書について説明する伊藤総括専門員

(写真2)会場の様子
公文書担当
平成23年11月18日(金)、平成23年度の「記録資料を読む会」第1回を公文書館会議室で開催しました。
第1回は、本文書館の西村副主幹が「戦時下の鳥取県公報を読む」と題して説明し、9名の方に出席していただきました。なお、来週25日(金)に開催する第2回は伊藤総括専門員による「鳥取大震災関係の公文書を読む」です。
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(写真1)講師を務めた西村副主幹

(写真2)会場の様子
公文書担当
第5回公文書館巡回講座を、平成23年9月10日(土)、11日(日)の両日、日野町山村開発センターにて開催しました。のべ127名の方にご聴講いただきました。ご協力を賜りました、伯耆国たたら顕彰会、たたら魅力情報発信委員会、日野総合事務所、日野町、日南町、江府町にはこの場を借りてお礼申し上げます。

(写真1)葛西講師を紹介する足田館長

(写真2)近藤家文書を公文書館が預かるまでの経緯や、
県内(三朝、倉吉、若桜)から見た日野郡のたたらの意義について紹介しました(講師:伊藤)

(写真3)近藤家文書を整理・調査している立場から、
近藤家文書の構造や価値について紹介しました(講師:山内)

(写真4)近藤家文書を長年研究している葛西講師
近藤家のたたら経営について綿密なデータを紹介されました

(写真5)自宅周辺にあるたたら遺構の調査や操業実験の様子などを紹介された池本講師
共同研究される息子さんとのコラボも抜群でした

(写真6)2日目の聴講者(57名)
公文書担当