平成26年12月13日(土)、鳥取ガスショールームサルーテ古民家ゾーン(鳥取市片原5丁目503)にて、平成26年度新鳥取県史巡回講座(連携)とっとり・民話を語る会講演会「鳥取県の妖怪」(主催:とっとり・民話を語る会、鳥取県立公文書館)を開催しました。
 今回は、鳥取県史ブックレット第13巻『鳥取県の妖怪-お化けの視点再考-』の著者である小林光一郎氏(神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員)を講師にお招きし、とっとり・民話を語る会から語り部として、桝田美穂子さん、田中多津子さん、植木瑞穂さん、山田馨さん、小林龍雄さん、吉岡郁恵さんに参加いただきました。また、最後に酒井董美先生(元島根大学教授・山陰民俗学会長)のコメントをいただきました。
 当日は、約25 名のご参加をいただきました。「解説付きの語りでとてもよくわかった」、「語りと解説の内容が良かった。」「鳥取のお化けに興味をもった」「昔話の継承活動が歴史資料の保存・発展につながることに興味をもった」など感想をいただき、参加者の皆様には楽しく学んでいただけたようです。
 講師の皆様、参加者の皆様、開催に御協力いただいたとっとり・民話を語る会の皆様ありがとうございました。
 

(写真1)講演中の小林光一郎氏
 

(写真2)「大江の河童」を語る桝田美穂子さん
 

(写真3)「アマンジャクの落とし物」を語る田中多津子さん
 

(写真4)「しょろしょろ狐」を語る植木瑞穂さん
 

(写真5)「徳尾の大坊主」を語る山田馨さん
 

(写真6)「桂蔵坊狐と焼き鼠」を語る小林龍雄さん(とっとり・民話の会会長)
 

(写真7)「喰わず女房」を語る吉岡郁恵さん
 

(写真8)鳥取県、山陰地方の民話について解説する酒井董美先生
 
            
            
            県史編さん室
           
          
            
            
 平成26年1月18日(土)、北栄町図書館「郷土史入門講座」に講師として県史編さん室の樫村専門員を派遣しました。
 この講座では、「北栄町の民具資料について」というテーマで講演しました。その内容は、北栄町の砂丘畑ではそれに対応した民具(農具)が使用されてきたことと、今後も砂丘地帯、黒ボク土地帯のような特徴的な自然環境での暮らしの資料を収集・保存、そして活用していくことが重要であるということです。この講座には14名の方々が出席されました。

(写真1)講演をする樫村専門員

(写真2)講演会場の様子
 
            
            
            県史編さん室
           
          
            
            

(写真1)会場の様子

(写真2)講演をする福田アジオ氏(元神奈川大学教授)
 
            
            
            県史編さん室
           
          
            
            
 平成25年10月19日(土)、鳥取県・龍谷大学連携講座「まるごと鳥取県!~とっとりの歴史探訪~」(龍谷大学大阪梅田キャンパス)に講師として県史編さん室の岡村吉彦室長を派遣しました。
 この講座では、「鳥取城をめぐる織田vs毛利の戦い」というテーマで講演しました。その概要は、戦国末期の鳥取城は織田信長と毛利輝元の対立の狭間に置かれ「日本二ッ之御弓矢境」と呼ばれていましたが、その同時代の確実な史料に基づく新たな視点での鳥取をめぐる織田と毛利の攻防戦の全体像についてです。この講座には約30名の方々が出席されました。

(写真1)講演をする岡村吉彦室長

(写真2)講演会場の様子
 
            
            
            県史編さん室
           
          
            
            
 平成25年10月12日、13日、京都産業大学で行われた2013年度日本史研究会大会で県史関係の書籍展示販売を行いました。
 今回はじめての参加でしたが、会場では「はじめて鳥取県史を知った」という方もおられる一方、「鳥取県史がんばってるね。注目してるよ」、と励ましてくださる方もおられました。
 2日間で完売となるブックレットもいくつかあり、全国の研究者のみなさまに新鳥取県史編さん事業のPRをすることもできました。
 

鳥取県史の活動を知り、ブックレットを購入してくださった甲賀市史編さん室の方(左)と販売中の職員(右)です。
 
            
            
            
           
          
            
            
 平成25年10月5日(土)、鳥取市佐治町において「さじ谷ばなしフォーラム2013」が開催され、県史編さん室の樫村専門員がシンポジウムのパネリストとして参加しました。
 このフォーラムの趣旨は、さじ谷ばなしをはじめとして郷土の民話をとおして、地域文化への認識を深め、保存・継承を促進するものです。

(写真1)オープニングとして披露された佐治町福園(ふくぞの)の神楽獅子舞

(写真2)石井正己氏(東京学芸大学教授)による基調講演の様子

(写真3)岩崎京子氏(児童文学作家)による記念講演の様子

(写真4)石井教授と中島嘉吉氏(前さじ民話会会長)の対談の様子。
語り部だった祖父の思い出、さじ谷ばなし収集の苦労について話されました。

(写真5)シンポジウムの様子。「昔話が伝えるもの」をテーマに意見が交わされました。

(写真6)パネリストの酒井董美氏(山陰民俗学会会長)

(写真7)パネリストの樫村賢二専門員

(写真8)パネリストの岡村絹江氏(さじ民話会会長)

(写真9)移築古民家である佐治歴史民俗資料館の囲炉裏端で夜語りが行われました。

(写真10)祭壇を設けてまつられた庚申様と猿田彦の掛け軸
 
 本来、夜語りは庚申の日 に、これらの掛け軸をまつり、夜を徹して語り合っていたことから名が付いたと言われます。
 この日は、庚申の日ではありませんでしたが、夜語りらしく掛け軸をまつっておこなわれました。
            
            
            県史編さん室
           
          
            
            

(写真1)開会の挨拶をする当館館長足田晃【6月30日鳥取会場】

(写真2)解説を行う岸本覚氏【6月30日鳥取会場】

(写真3)解説を行う錦織勤氏【6月30日鳥取会場】

(写真4)鳥取県立博物館講堂の様子【6月30日鳥取会場】

(写真5)開会の挨拶をする伯耆文化研究会長國田俊雄氏【7月14日米子会場】

(写真6)解説を行う岸本覚氏【7月14日米子会場】

(写真7)解説を行う錦織勤氏【7月14日米子会場】

(写真8)米子コンベンションセンター会議室の様子【7月14日米子会場】

(写真9)民俗に関する講演の様子【7月14日米子会場】 

(写真10)民俗に関する講演を行う樫村専門員【7月14日米子会場】
 
            
            
            県史編さん室