防災・危機管理情報


 近年、気候変動により激甚化・頻発化する水災害に対応するため、流域内のあらゆる関係者(行政、住民、企業等)が協働して対策に取り組む「流域治水」の推進が必要です。

 <流域治水の詳細はこちら(国土交通省HP)

 <県内の取組みはこちら(河川課HP)

 本県では、流域治水の取組みを推進するとともに、令和5年7月豪雨などで浸水被害が多く発生している塩見川流域について、より実効性を高めた新たな治水対策に取り組むため、塩見川及びその支川を「特定都市河川」に指定することを目指しています。

 <特定都市河川の詳細はこちら(国土交通省HP)

 そして、塩見川流域の中でも河川整備が遅れている江川流域については、先行して特定都市河川に指定することを検討しているところです。

 今後、江川流域における特定都市河川の取組みについてはこちらで随時お知らせしていきます。

チラシ (pdf:342KB)

<メリット1>河川整備の促進

 下記の現状を踏まえ、江川流域を特定都市河川に指定することで、次の効果が期待されています。

  1. 国予算の重点配分
  2. 江川下流部の河川整備の早期着手
  3. 遊水池整備等の新たな浸水対策の推進

 

<江川の現状>

・塩見川流域では、県が定める河川整備計画に基づき、塩見川本川から順次河川整備を進めているため、支川である江川の着手は早くても令和20年度以降の見通しとなっています。

・現計画では海士地内までの下流部しか河川整備計画に含まれていないため、浸水被害が生じている湯山地区周辺で事業を行う目途が立たない状況となっています。 

 

<塩見川流域の河川整備状況>

河川整備状況

<江川流域図>

江川流域図

<メリット2>土地の雨水貯留機能の保全

 下記の手続きにより現状の土地が持っている水を貯める機能を維持することができ、流域治水に基づく水害に強いまちづくりを推進することができます。

 

<必要な手続き>

・指定された流域内で1,000m2以上の雨水浸透阻害行為(土地からの流出雨水量を増加させる怒れのある行為)を行う場合、鳥取県知事(鳥取市においては鳥取市長)の許可が必要となり、雨水浸透阻害行為による流出量の増加を抑制する対策工事(雨水浸透貯留施設の設置)が義務付けられます。

 

<江川流域の範囲>

江川流域全体図 (pdf:4079KB) 

※流域の細部については今後変更する可能性がありますのでご了承ください。

 

<対策工事の事例>

対策工事の事例

※内容によってはその他法令に基づく許可が必要な場合があります。

  

問い合わせ先

塩見川流域における特定都市河川指定に向けた取組みについて

 鳥取県土整備事務所計画調査課河川計画担当

  電話:0857-20-3558

  メール:tottori_kendoseibi@pref.tottori.lg.jp

特定都市河川制度全般に関する内容について

 県土整備部河川港湾局河川課改良担当

  電話:0857-26-7379

  メール:kasen@pref.tottori.lg.jp

  

最後に本ページの担当課    鳥取県 鳥取県土整備事務所
    住所 〒680-0061 鳥取県鳥取市立川町6-176
    電話 「窓口・連絡先」をご覧ください。
    ファクシミリ 0857-20-3598
    E-mail tottori_kendoseibi@pref.tottori.lg.jp

    佐治川ダム
    住所 〒689-1324 鳥取県鳥取市佐治町尾際1211-3
    電話 0858-88-02300858-88-0230  ファクシミリ 0858-88-0130

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