令和元年度は、県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校の先生、県内博物館学芸員も含めて計55名の先生方に参加いただきました。その様子をご紹介します。
●当日の関係資料はこちら >>> 開催要項（PDF：121KB）、チラシ（PDF：3869KB）
講演会
「対話で広げる学びの世界―朝鑑賞でカリキュラムマネジメント」と題して、埼玉県所沢市立三ヶ島中学校の沼田芳行校長、佐藤彩弥研修主任のお二人に、「三ヶ島アートプロジェクト」という美術作品の「朝鑑賞」（対話型鑑賞）実践の様子などを紹介していただきました。
写真左：沼田校長先生の講演風景 写真右：佐藤教諭のワークショップ風景
展示みどころ紹介
■企画展「手塚治虫からのメッセージ～人と動物、共に生きるために」
マンガの神様・手塚治虫の作品には、一貫して生命の尊厳が謳われており、人と動物の関係を描いた作品には傑作が多くあります。本展では、人との関わりの中で消えていった動物や、今まさに引き起こされている問題を、手塚治虫のマンガとともに紹介し、これからの人と動物のあり方を考えます。《※企画展は終了しました。》
企画展会場では、川上主幹学芸員の案内のもと、各自で自然との共生について考えました。
写真：企画展「手塚治虫からのメッセージ」展示案内風景
学芸員とのフリートーク
午前の講演会の趣旨である「対話で広げる学びの世界」の則って、自然・人文・美術の学芸員と参加者でフリートークを行いました。
博物館の常設展示や保管している各種資料・美術作品などを材料に、資料の使い方や学芸員派遣など新学習指導要領に向けた授業づくりにつなげていくヒントを探りました。
写真：美術テーマ展示での学芸員とのフリートーク風景