11月6日(水)、観賞用ラッキョウの開発について報道公開を行いました。
鳥取県特産のラッキョウは、カビが原因となる乾腐病という病気に弱く、たびたび大きな被害を受けてきました。
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報道機関に説明する、
開発を担当した森本主任研究員
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そこで園芸試験場ではこの乾腐病に強いラッキョウ新品種の開発に取り組んできました。食用のラッキョウ栽培種と乾腐病に強い野生種を交配し、生物工学的手法を用いて雑種個体の獲得を図り、その中から病気に強い系統の選抜を行いました。
この取り組みの中で偶然、花がきれいで鑑賞価値の高い系統がいくつか得られました。その中でも特に鑑賞価値の優れる3系統について品種登録出願しました。これらについては今後、鳥取県らしい新たな花き品目として普及を進めていきたいと考えています。
報道公開の様子は、当日のNHKニュースで紹介されました。
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今回新たに公開した
‘プリティピンク’ ‘プリティパール’
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すでに品種登録された
‘プリティルビー’
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品種ごとの特性について、詳しくはこちら ⇒
特徴比較表(PDF/109KB)
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観賞用ラッキョウ開発の流れ |