平成24年7月16日(月)、新鳥取県史編さん専門部会(民俗)では、倉吉市大谷にある四王寺の「しほっつぁん」と呼ばれた祭りの調査しました。
かつて 「しほっつぁん」は、春祭りとして旧暦2月5日、夏祭りとして旧暦6月5日の2回行われました。
現在、農始めの春祭りは旧暦2月5日に近い日、平成24年は2月24日(金)に行い、それについては3月2日の活動日誌で報告しました。
今回は、田植えも終わって一段落した時期の夏祭りの報告です。現在、夏祭りは子どもたちが参加できるよう祝日である海の日に行われています。子どもたちの神輿渡御(みこしとぎょ)や、四王寺での僧侶による読経、参加者の様子を観察調査しました。
今回の調査に御協力いただいた大谷地区の皆様に感謝申し上げます。
午前8時、神輿の出発前に、大谷地区自治公民館前での読経する僧侶と参列する子どもたち。
式典後、子ともたちは僧侶にケガをしないように、また頭が良くなるように一人一人教典で頭と肩をたたいていただきます。
公民館前を出発する神輿。今年は小学生9名で、特に高学年男子が少ないため、神輿はトラックで運ぶことになりました。
大谷地区を巡幸する神輿の様子。
午前10時、神輿の大谷地区内の巡幸が終わり子ども神輿が四王寺境内に到着しました。
本堂前で神輿渡御に参加した小学生に幼児が加わって記念写真を撮影しました。
神輿が到着すると四王寺本堂で式典がはじまります。
教典で参列者の肩をたたく僧侶。 これが終わると参列者に四王寺のお札が配布されて祭りは終了します。
配布される四王寺のお札。
大谷地区の人たちが四王寺境内に設営した出店。境内の式典終了後、参加者全員で楽しみます。
当日は天候に恵まれて四王寺境内の展望台からは日本海と島根半島も見えました。
県史編さん室