2026年5月29日
5月16日(土)午後1時30分から4時過ぎまで、鳥取市歴史博物館で令和8年度2回目の5月例会を開催しました。


(写真1)当日は、やまびこ館で土器パズルを組み立てるイベントが行われていました
今回は新たに2名の方が参加されました。まず、前回質問があったことの調査結果の説明がありました。

(写真2)前回の宿題の解説
日本への引揚げが昭和24年になっても行われていたことの説明として、公文書館の石田主幹から「シベリヤ曠野(こうや)に咲く花」の紹介がありました。
舞鶴に着いたシベリヤ抑留者の帰国直後の手記をまとめて関係各所に配布したガリ版刷りの冊子です。植物学者の清末忠人先生が昭和30年頃古紙回収に出されているのを植物学の文献と思って手に取ったことがきっかけで保存されることになったというエピソードがあるそうです。鳥取県立博物館の平成14年の紀要に全文が載せられているので、興味のある方はご覧ください。
軍政部活動報告書は、引き続き昭和24年4月分を解読しました。「造林」「漁業」「食糧配給」「価格統制及び闇市」などの項目に取り組みました。

(写真3)当時の資料の映写
解読の中で「物価監視委員会」が出てきた時に、何に基づくものかが話題になり、公文書館の西村館長が、とっとりデジタルコレクションから該当する県公報をその場で探し出して映写する一幕がありました。とっとりデジタルコレクション、便利ですのでみなさんもぜひ使ってみてください。

(写真4)とっとりデジタルコレクションの資料を見る様子
今回の解読範囲で話題になったのは、学校林です。
今回初めて参加された学校の教員の方のお話では、学校林とは演習林ではなく、かつて木造校舎の時代に火事で焼けた場合に備えて各学校が所有管理していたものということでした。初めて聞く話に、まだまだ知らないことや聞いてみないとわからないことがあると驚かされた次第です。
占領期の鳥取を学ぶ会ではみなさまの参加をお待ちしています。みなさまとの何気ない会話の中に重要な情報が含まれていることもあります。興味を持たれた方はぜひお越しください。
公文書館 2026/05/29
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