防災・危機管理情報


  

2025年7月7日

占領期の鳥取を学ぶ会 令和7年度(6月)例会を開催しました。 New!

  6月21日(土)午後1時30分から4時過ぎまで、鳥取市歴史博物館で、令和7年度3回目の6月例会を開催しました。
 最初に、新しく着任した長本次郎館長からあいさつがありました。

占領期6月例会写真1
(写真1)鳥取市歴史博物館の長本次郎新館長の就任挨拶


 続いて、会員のみなさんから執筆した書籍や論文の紹介がありました。占領期の調査研究以外にも、みなさんさまざまなテーマで研究を続けておられて、頭が下がります。

 軍政部活動報告書の解読では、昭和24年3月分の後半に進み、「鉱業」「作物供出」「漁業」「輸出入」などの項目を解読しました。

 澤田調査委員からは、この月からは貿易に関する新聞記事が急に増えることと、オオサンショウウオやヘチマなどが貿易品の候補にあげられていること、鉄道の冷蔵車の歴史などが説明されました。会員からは、蒸気機関車の黒い車列に1輌だけ白い冷蔵車が混じっていたのを実際に見たという興味深い思い出話がありました。


占領期6月例会写真2
(写真2)澤田調査委員の説明の様子


 鳥取市歴史博物館の横山学芸員からは、短期間だけ採掘が行われた浦富炭鉱を探索にいった時の様子が画像で紹介されました。このように、英文の解読だけでなく、報告書に登場する現地を調べに行ったり、当時を知る人から話を聞いたりするのも、占領期の鳥取を学ぶ会の重要な活動内容です。

占領期6月例会写真3
(写真3)解読の様子

占領期6月例会写真4
(写真4)新聞解説の様子

公文書館 2025/07/07 in 県史活用担当,講座などのイベント

Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000