2021年5月17日

春イカ漁場形成調査を実施しました

4月下旬に 春イカの漁場形成調査を実施しました。

この調査は、本県沖合で春季に漁獲されるスルメイカ(春イカ)の分布密度や個体の大きさ等を調査し、漁場の形成状況について漁業者に情報提供することにより、操業の効率化(燃油の使用量削減)を目的として行っています。

今回は鳥取県中部の北条沖を調査しました。

当日は潮流が速く、イカ釣りの仕掛けがとても絡みやすい状況でしたので、いつも以上に注意しながら

操業を行いました。

イカ釣り風景

▲イカ釣りの様子です。

イカを集める集魚灯は凝視できないほど明るく海を照らし、イカをおびき寄せます。

陸上からは綺麗な漁火(いさりび)として見ることができます。

イカが測定台に運ばれていく様子

▲釣れたイカはイカ釣り機のそばにあるトヨを流れ、測定台に集められます。

測定台に到着したイカはパンチングという測定方法により外套(がいとう)を測り、標識をイカの耳に付け

再び海に放流されます。

白いか

▲釣れたイカの一部は水産試験場に持ち帰り、詳しく測定されます。

この辺りで『ダイケン』と呼ばれる外套長40センチを超える大型の白イカもいくつか確認されました。

 

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