地域と連携した簡易量水標設置の取組み

簡易量水標設置・第3弾(八頭町下門尾)

 第3弾となる簡易量水標設置の取組みを八頭町下門尾集会所及び私都川に架かる門尾橋下流左岸にて、児童とその保護者約30名を対象に「防災学習会及び簡易量水標設置イベント」を開催しました!

日時:令和元年11月9日(土) 10時~11時30分
場所:八頭町下門尾集会所及び私都川に架かる門尾橋下流左岸
講師:高浜課長、やず・防災つたえ隊(大西副隊長、山口隊員、山根隊員)、鳥大防災Lab.(木下真旺、朝倉幸太郎、春山神紀)

★☆★ 実施内容 ★☆★
防災学習1(やず・防災つたえ隊)
 (1)近年の豪雨災害とその特徴
 (2)防災気象情報と避難判断水位
 (3)設置する簡易量水標の役割
防災学習2(鳥大防災Lab.)
 (1)災害によってできなくなること
 (2)災害時の食べ物クイズ
 (3)非常食・防災グッズについて
避難準備及び避難開始の参考となるラインの塗装体験

下門尾地区の取組み状況

 今回の出前講座でも、鳥大防災Lab.から参加者の方々へ防災グッズと非常食のプレゼントがあり、子供たちが大変喜び、保護者に自慢する姿がとても印象的でした。終始和やかな雰囲気で講座ができてとても有意義であったと思います。
 また、簡易量水標設置塗装体験では、児童の皆さんに簡易量水標の避難開始の参考となるラインの色塗りを河川護岸にしてもらいました。親子一緒になって色塗りされている方々もおられ、皆さん集中して取り組んでいました。
 今回のイベントで、防災意識の向上や、皆さんの手で色塗りした簡易量水標に関心を持って頂き、大雨の際の河川水位についてより関心を持ってもらえるキッカケになればと思います。

簡易量水標設置・第2弾(智頭町智頭)

 簡易量水標設置の取組みの第2弾として、智頭町総合センター及び千代川に架かる京橋下流右岸にて、児童とその保護者約20名を対象に防災教育を実施しました!!

日時:令和元年11月4日(月) 11時~14時
場所:智頭町総合センター及び千代川に架かる京橋下流右岸
講師:高浜課長、やず・防災つたえ隊(林隊長、大西隊員、山口隊員、津村隊員)

   鳥大防災Lab.(木下真旺、朝倉幸太郎、春山神紀)
★☆★ 実施内容 ★☆★
防災学習1(やず・防災つたえ隊)
 (1)近年の豪雨災害とその特徴
 (2)防災気象情報と避難判断水位
 (3)設置する簡易量水標の役割
防災学習2(鳥大防災Lab.)
 (1)災害によってできなくなること
 (2)災害時の食べ物クイズ
 (3)避難袋を作ってみよう
 (4)非常食を食べてみよう
避難準備及び避難開始の参考となるラインの塗装体験

智頭町での取組み状況

 今回の出前講座では、鳥大防災Lab.から参加者の方々へ防災グッズと非常食のプレゼントがあり、昼食に非常食を食べてみました。「おいしくて3杯分食べた」という児童もいて、参加者の皆さんに好評でした!ちなみに私はドライカレーを食べましたが、ボリュームもたっぷりで予想以上に美味しくてビックリしました!
 また、簡易量水標設置の塗装体験では、児童の皆さんに簡易量水標の避難開始の参考となるラインの色塗りを河川護岸にしてもらいました。皆さんが集中して真剣に黙々と色塗りをしていました!
 今回のイベントが、家族で「避難袋には何を入れておこう?災害時はどこにどう避難しよう?」と話し合う等、皆様の防災意識向上に繋がればと思います。

簡易量水標設置・第1弾(若桜町岩屋堂)

 若桜町岩屋堂公民館にて岩屋堂地区の住民の方を対象に地区内の八東川へ設置する簡易量水標の説明会及び防災学習会を開催しました。この簡易量水標は、若桜町の防災カメラから洪水時に河川監視できるように地元からの要望も踏まえ、第一弾として設置したものです!
 また、今回は鳥取大学の学生サークル「鳥大防災Lab.」にも応援に来ていただき、災害時の避難行動や日頃の備えについてお話をしていただきました。

日時:令和元年10月26日(土) 14時~15時
場所:若桜町岩屋堂公民館
講師:やず・防災つたえ隊(林隊長、山口隊員)、鳥大防災Lab.(木下真旺、朝倉幸太郎)
内容:防災学習1(やず・防災つたえ隊)
    (1)近年の豪雨災害とその特徴
    (2)防災気象情報と避難判断水位
    (3)設置する簡易量水標の役割
   防災学習2(鳥大防災Lab.)
    (1)近年の災害の状況
    (2)自助・共助・公助
    (3)非常食の準備とその食べ方
    (4)非常持出袋と防災グッズ

若桜町岩屋堂の様子

 やず・防災つたえ隊からは、まず近年の豪雨災害の特徴について知っていただき、実際に豪雨災害から身を守るためには事前に必要な情報を入手することが重要であるとお話しました。その後、簡易量水標の見方(黄色で避難準備、赤で避難開始)や若桜町防災カメラで量水標を確認できることをお伝えし、今後の避難行動の参考としてぜひ活用いただきたいとお話しました。
 鳥大防災Lab.からは、災害時の備えとして非常食の食べ方や非常持出袋とその中に詰める防災グッズの説明がありました。非常持出袋については、実際に鳥大防災Lab.から住民の方々へ色々な防災グッズと合わせてプレゼントがあり、住民のみなさんは「これで非常時の備えができる」と大変喜ばれていました。
 今回の防災学習が、「地域の防災力向上」と「自身の避難行動や日頃の備え」について見直すキッカケになったのではないかと思います。

  

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