令和2年11月26日に、土木・砂防ボランティアの皆様の協力をいただき、鳥取県土整備事務所管内の急傾斜施設の現場点検を行いました。

令和2年6月15日に、土砂災害が発生する恐れのある危険箇所や土砂災害防止施設など計14か所の安全点検を、鳥取市、岩美町との合同で実施しました。
今後も引き続き、土砂災害危険箇所等の点検を適宜行い、災害発生の未然防止に取り組んでいきます。

鳥取市青谷町小畑地区での急傾斜地崩壊対策工事、ならびに鳥取市河原町釜口(六日市)地区での砂防堰堤整備工事が完了しました。
鳥取市青谷町小畑地区 急傾斜地崩壊対策工事の概要はこちら
鳥取市河原町釜口(六日市)地区 砂防堰堤整備工事の概要はこちら
千代川の東側を流れる山白川では、下流域での宅地化の進行などを受け、大雨時の内水被害を軽減するための整備を進めているところです。また、農業用水としても重要な役割を果たしている川です。
例年、大口堰土地改良区では小学生を対象とした山白川の施設見学会を実施されていますが、今年は美保小学校5年の児童が平成29年に完成した山白川排水機場の施設見学に訪れました。
はじめに「排水機場の仕組み」や「排水機場の排水能力」などについて県から説明を行い、排水機場の重要性について学びました。
児童の皆さんは、普段見られない排水機場内部のポンプ施設や操作室を興味津々に見学していました。
日時 令和元年11月1日(金) 午前10時00分~午前10時15分
午後 2時30分~午後2時45分
場所 山白川排水機場(鳥取市宮長)
参加者 美保小学校5年生126名、先生6名、大口堰土地改良区
説明者 河川砂防課 田中係長、二宮技師、岡田技師、安木技師
開催状況


例年、中ノ郷小学校では3年生を対象にした防災教育を行っていますが、今年度は5年生を対象に「森林のはたらき」をメインテーマにした防災教育も行いました。5年生では理科の授業で、雨が降った時の森林の洪水抑制効果を学んでいるようで、森林のはたらきについて興味深く学習してもらいました。
教頭先生をはじめ多くの先生も参加され、小学校としての防災に対する意識の高さを感じました。写真は3年生の学習の様子。

【5年生の学習概要】
日時:令和元年7月10日(水)10時30分~11時10分
場所:中ノ郷小学校 Go・郷ルーム(ゴーゴールーム)
講師:河川砂防課 前田係長、村松技師
相手:中ノ郷小学校の5年生43名
内容:パワーポイントによる森林のはたらきと土砂災害のお話し
【3年生の学習概要】
日時:令和元年9月3日(火)13時55分~14時40分
場所:中ノ郷小学校 Go・郷ルーム(ゴーゴールーム)
講師:河川砂防課 前田係長、徳田技師、寺岡技師
相手:中ノ郷小学校の3年生33名
内容:パワーポイントによる土砂災害のお話し、模型実験
日時:令和元年6月12日(水)10時30分~12時
場所:郡家東小学校5年生教室、学校周辺の裏山(土砂災害危険箇所)
講師:鳥取大学 藤村名誉教授
河川砂防課 山本補佐、前田係長、徳田技師
治山砂防課 日笠補佐、吉竹係長、原係長
相手:郡家東小学校の5年生30名
内容:パワーポイントによる土砂災害のお話し、模型実験、
鳥取大学藤村名誉教授による裏山観察、ドローンによる上空からの学校周辺の観察

土砂災害の種類やその恐ろしさ、特徴、災害に対する備えなどについて、スライドや実際の災害写真や動画、模型を使って学習してもらいました。鳥取大学藤村名誉教授の特別講義では、「どれくらいの雨が降ったら災害が起こりそうなのか、若い時に”感覚”を磨いてほしい。」とのアドバイス、教授手作りの簡易雨量計のプレゼントがありました。
学習の後半は、屋外にてドローンによる上空からの学校周辺の観察、教授による学校周辺の裏山観察が行われました。今回の学習を通じて、土砂災害に対する認識をもっと深めてほしいと思います。
鳥取県土整備事務所では、鳥取県土木防災・砂防ボランティアの協力を得て、鳥取市、岩美町との合同により、土砂災害が発生する恐れのある危険箇所や、土砂災害防止施設など、計14箇所の安全点検を令和元年6月11日に実施しました。
今後も引き続き、土砂災害危険箇所等の点検を適宜行い、災害発生の未然防止に取り組んでいきます。

鳥取市中砂見地区での急傾斜地崩壊対策工事、ならびに鳥取市用瀬町安蔵(鹿の子)地区での砂防堰堤整備工事が完了しました。
鳥取市中砂見地区_急傾斜地崩壊対策工事の概要はこちら
鳥取市用瀬町安蔵(鹿の子)地区_砂防堰堤整備工事の概要はこちら